【初秋の奥秩父・ひっそり原生林】 大弛峠〜国師ヶ岳〜両門の頭

2010年09月18日(土) [日帰り]

• GPS: 10:32
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,051m
• 下り: 1,051m

コースタイム

◎[往路] 大弛峠(6:08) → 前国師ヶ岳(6:45) → 国師ヶ岳(7:00=7:25) → 天狗尾根分岐(7:35) → 2,295m(8:36)
　→ 国師ノタル(9:10) → 2,224m(9:36) → 東梓(10:10) → 両門の頭(10:55)

◎[復路] 両門の頭(11:32) → 東梓(12:38) → 2,224m(13:02) → 国師ノタル(13:25) → 2,295m(14:10)
→ 天狗尾根分岐(15:34) → 国師ヶ岳(15:46=15:51) → 前国師ヶ岳(16:03) → 大弛峠(16:40)
　　　　　 　　　　　-- ☆★ 所要時間:10時間32分 ★☆ --

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仕事が終わって、そのまま秩父の国道140号 〜 川上牧丘林道を「大弛峠」へ。

コース状況／危険箇所等

　大弛峠〜前国師ヶ岳の"木段"は、かっては登山道自体が素晴らしい「夢の庭園」でした。
　その後登山者の増加などで登山道の荒廃が進み、素晴らしい庭園風の登山道を保護するために「夢の庭園」を
一部別ルートとし、現在のような木段登山道になったのですが、少し段差が大き過ぎて疲れますね。

写真

9/19 9:13

奥秩父の最高峰
北奥仙丈ヶ岳を見る

9/19 9:09

国師ヶ岳への木段を行く

9/19 9:14

国師ヶ岳へ向かう

9/19 8:54

国師ヶ岳山頂

9/19 8:54

鬱蒼とした
原生林を行く

9/19 9:20

原生林を行く

3/2 14:50

東梓

9/18 11:03

両門の頭より
国師ヶ岳(雲の中)、
朝日岳、金峰山を見る

両門の頭にて

9/18 12:06

原生林を戻る

9/19 9:38

原生林を戻る

撮影機器：

FinePix6900Z FUJIFILM

感想

fuya0123

　仕事が終わってからの、"通勤帰り登山”。
　一気に大弛峠では夜中に寒いので、しばし国道140号の「雁坂料金所」脇の駐車場で休憩。
　夜中に鹿が2頭現れたかと思ったら、また2,3頭が・・・。こんな駐車場に、日常的に現れるのです。

すっかりポピュラーな「ハイキングコース」となってしまった"奥秩父"の この山域。大弛峠を早出して復路、
大勢の登ってくる登山者に出会うと正直うんざりします。
　しかし、大弛峠から東へ伸びる甲武信岳の間は、歩く距離が長いためにあまり登山者が来ません。
　ですから、休日でも「東梓」,「両門の頭」などは静かです。

　「両門の頭」岩峰はやや狭いですが、素晴らしいです。登山者が居ない分独り占めできます。
　この「両門の頭」を含む、国師ヶ岳〜甲武信岳及び、雁坂峠〜笠取山あたりが、奥秩父の"真髄"だろうと思います。
　国師ノタル〜両門の頭は、コメツガなどの素晴らしい針葉樹林の中を行きます。
　大きく張り出した根っこや苔むした倒木が、"奥秩父"らしさを演出しています。

　両門ノタルからの「富士山」は、朝日岳、金峰山から眺めるのとはまた一味違いますが、雲が多く、残念ながら
良くみえませんでした。

　復路、2,295mを過ぎたあたりから、両膝が痛み出し、立ち止まって休むことが多くなりました。
　国師ヶ岳へのきつい登りが堪える・・・。長いなあ。
　お陰で最高峰の「北奥仙丈岳」は、寄ることが出来ませんでした。
　この「国師ノタル」からの登り返しは、堪えます。
　最後の"木段"の下り、歩幅が大きくなるので疲れが増幅します。