雪彦山・鉾立山 鹿ケ壺〜三ケ谷 (兵庫百山)兵庫県姫路市

2011年12月07日(水) [日帰り]

• GPS: 05:20
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,005m
• 下り: 993m

コースタイム

9:40鹿ケ壺山荘⇒　10:45千畳平⇒　11:35雪彦山⇒　11:55鉾立山12:25⇒　13:25大天井岳⇒　14:10千畳平⇒　14:35三ケ谷の滝⇒　15:00鹿ケ壺山荘

■歩行距離　10.9Km　　●所要時間　5時間20分　　▲総上昇量　1013m

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

➊乗用車
　・R29の安富町安志南SGを東に入り、400mほど先の安志東SGから県道430を10Kmほど北上し、鹿ケ壺山荘を目指す。
★駐車場
　・山荘前に広い無料駐車場(数十台)があります。

コース状況／危険箇所等

【索引】
　・ふるさと兵庫百山の雪彦山(せっぴこさん)を鹿ケ壺(しかがつぼ)から歩く。

【コース状況】
9:40【鹿ケ壺山荘】
　仲間2人と鹿ケ壺山荘前から鹿ケ壺甌穴に向かう。
　新しい橋を渡り、新築中のロッジの前を進む。
　古びたキャンプ場の標識から名勝「鹿ケ壺」の遊歩道に入る。
　天然記念物「鹿ケ壺甌穴」の石碑から甌穴の遊歩道が始まる。
　次々と現れる甌穴を見ながら急な階段を登ると、最上部に鹿の寝姿に似た「鹿ケ壺」の甌穴に出る。
　ここから分岐を確認しながら山道を辿る。
10:45【千畳平】
　作業道を抜けると「千畳平」の広大なテントサイトに出る。
　ここの舗装道路を100mほど下ると案内標識があり、水害で荒れた緩やかな作業道に入る。
11:20【尾根分岐】
　急な山腹の杉林を登るとコース分岐の尾根に出る。
11:35【雪彦山の三角点峰】
　尾根を北へ辿り、雪彦山の三角点峰に到着するが、植林に囲まれて展望は無い。
11:55【鉾立山】
　さらに縦走尾根を辿り、展望が開けると鉾立山の山名標識に着く。
　気温5℃で少し寒いが、山頂の丸太に並んで座り、お待ちかねのランチタイムにする。
12:25【南下開始】
　曇天で視程が伸びないが、しばし山座同定を試みて大天井岳へ向かう。
13:25【大天井岳】
　尾根分岐を直進し、あっけなく大天井岳に到着。
　山頂には、役の行者が祀られ、雪彦山の山名標識が建つ。
　岩場からは、眼下に坂根集落が小さく見え、南には播磨灘の島々も見える。
13:35【下山】
　山頂を辞し、北の分岐へ戻る。
14:10【千畳平】
　往路の作業道で千畳平へ降り、標識に従って「三ケ谷ハイキングコース」を下る。
　やがて標識を見つけて静かに流れ落ちる「千畳の滝」に立ち寄る。
14:35【三ケ谷の滝】
　迫力のある三ケ谷の滝(落差20m)の上部に出て、急な斜面を慎重に下る。
15:00【鹿ケ壺山荘】
　林道を下り、人形に迎えられて鹿ケ壺山荘に戻る。


【地元情報・トピックス】
　・やすとみグリーンステーション鹿ケ壺の周辺には、地元に実家のある宝塚在住の男性が制作した等身大の人形が随所に置かれており、思わず村人と間違えてしまいます。
　当日は、NHKの神戸放送局が、この人形のTV取材に来ていました。
　・現在、鹿ケ壺山荘の新ロッジ群が建設中です。

【歴史遺産】
　・水尾神社
　・千年家
　・安富ダム

【近隣お勧めスポット】
　・やすとみグリーンステーション鹿ケ壺

【トイレ・水場】
　・鹿ケ壺山荘
　・千畳平のキャンプ場にもあります。

【入浴施設】
　・鹿ケ壺山荘　￥400(要予約)

写真

山行ルート詳細図(クリック毎に拡大)

12/7 9:41

やすとみグリーンステーション「鹿ケ壺山荘」

12/7 9:44

橋を渡り、建設中のコテージから鹿ケ壺へ向かいます。

12/7 9:51

古びたキャンプ場の標識から名勝「鹿ケ壺」の遊歩道に入る。

12/7 9:52

鹿ケ壺の案内図

12/7 9:52

天然記念物「鹿ケ壺甌穴」の石碑

12/8 15:05

急な登りもあります。

12/7 9:57

こんな急な登りが続きます。

12/7 10:00

季節外れの「亀甲白熊」キッコウハグマ

12/7 10:01

最上部の鹿の寝姿に似た「鹿ケ壺」

12/7 10:38

作業道を抜けると「千畳平」のテントサイトに出る。

12/7 10:49

千畳平から舗装道路を100mほど下ると案内標識がある。

12/7 11:15

植林の山腹を頑張る。

12/7 11:34

雪彦山の三等三角点峰

12/8 15:11

鉾立山(仮称)に到着すると大展望が待っていた。

12/7 11:56

鉾立山の国有林標石

12/7 12:54

鉾立山から分岐へ下り、大天井岳へ向かう。

12/7 13:09

途中の天狗岩

12/7 13:13

雪彦山の説明

12/7 13:14

大天井岳(雪彦山の標示)の山頂

12/8 16:02

播磨灘の家島を遠望

12/7 13:19

坂根集落を俯瞰

12/7 14:20

千畳平から三ケ谷(みかだに)へ下る。

12/7 14:26

千畳の滝

12/7 14:37

コース分岐の標識

12/7 14:38

分岐の周辺では、登山道の復旧作業が徐々に行われています

12/7 14:45

三ケ谷の滝(落差20m)

12/7 14:46

下部から見た「三ケ谷の滝」

12/7 15:00

山荘に戻ってくると、人形が出迎えてくれました。

12/7 15:00

鹿ケ壺山荘にも人形が・・

12/7 15:01

仲間がリアルな人形と戯れています。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

yamaya

【感想・コメント】
　・このコースは、夢前町坂根からの険しい登路よりも、はるかに楽に登れて見所も多く、お勧めです。

【見所】
　・鹿ケ壺甌穴群:県指定名勝
　・三ケ谷(みかだに)の滝(落差20m)
　・千畳平の紅葉
　・大天井岳からの眺望

【ルートの特徴】
　�〇柿颪�らすぐの甌穴群を横に見ながら急な遊歩道を上がり、最上部から分岐の多い山道を辿ると千畳平の登山口に出る。
　��登山口から荒れた地道を進み、急な山腹に取付き縦走路に乗れば山頂に至る。
　�２嫉海榔�路を下り、千畳平から荒れ果てた三ケ谷コースを周回する。

【植生・動物】
　・千畳平付近には、多くの鹿が生息していますが、冬季は、「ヤマビル」が出ないので安心です。