【感動】丹沢表尾根〜大倉尾根【膝痛】
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:35
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
・金時山を登頂成功し結構な手応えを掴めた。登山は楽しい。味を占めて次行く山を探す。ネット情報で、丹沢が神奈川県の山では一番人気だと云うことを知る。ヤビツ峠から登るのが定番みたいだ。
・早起きし、小田急線に乗って、ヤビツ峠行きのバスが出発する秦野駅に降りてバス停に向かうと、登山ルックの人達の長い行列が目に入る…。こんな大人数ギュウギュウ詰めにしてもバス車内に全員入り切れないよ。一体どうするんだろう。そんな心配は杞憂だった、バス2台体制て出発する。丹沢登山って本当に人気なんですね。
・つづら折りの急坂を神奈中バスがグングン登る。まさか登山する為にこのヤビツ峠(神奈川のバイク民にとっての聖地)に来るとは…。
・終点のヤビツ峠のバス停の側には、大山行きの登山道が伸びていた。ここで登山客は二手に分かれる。大山を目指す人の方が多い。
・バス停からアスファルトの道を少し歩くと、塔ノ岳行きの登山道入り口に到着。ここにあるトイレを利用するが、手洗いの水が全然出てこない…。うーん。
・気を取り直していよいよ山登りがスタート。ロングコースに挑むので緊張する。いきなり急登。金時山の経験を活かして、がむしゃらにならないよう気持ちを落ち着かせて登る。いい感じのペースを保てたかな。そんなに苦しくなかった。
・高度を上げると稜線に出る。ここからが丹沢の表尾根と呼ばれる人気の区間だ。
・自分の目線と平行に遠くまで尾根筋が伸びるのがよく見える。初めて見る光景。圧倒される。西へと歩き始めるが興奮が止まらない。人気の理由がよく解った。
・こんな雄大な風景を望める場所が神奈川県にあったなんて長い間神奈川住みだったけど全然知らなかった。県民に知らしめる為に神奈川テレビで連日放送すればいいのにな。
・登山の醍醐味、高い山の稜線歩きを初めて味わう。大自然に囲まれた長く伸びる一本道を闊歩。素晴らしき尾根歩き。病みつきになりそう。
・危険ポイントと云われる鎖場は難なく通過。初めての鎖場だったけど別に問題ない。
・途中、何に使われるか分からない建物を発見。あと他にも喫茶店みたいな小屋も。こんな所で営業して採算取れるのかな。
・恵まれた天気の中、夢中になって歩いていたら塔ノ岳まではあっという間。ただ、山頂までもう間もなくって所で天気は曇り空に。同時に風が吹くようになってきた。
・塔ノ岳山頂に着くがビュービュー凄い風。天候の変化が激しい。富士山なんて絶対見えない。これが山の天気と呼ばれるヤツか。
・山荘みたいな建物を発見。好奇心湧くが中には入れなかった。
・しばらく山頂に滞在。寒くなってきたので下山開始。バカ尾根と呼ばれる大倉尾根を下る。
・長い長い下りの階段、ここからが地獄だった。強烈な膝痛に見舞われる。ゆっくりゆっくり降りるも膝痛は増すばかり。もしもトレッキングポール無かったらどうなっていただろうか。自力では降りれなかったかも。
・下山中、追い抜いたのは足取りの覚束ない高齢のおじいさん一人だけ、抜かれた人数は数十人、もしくは3桁。
・高い山を登り降りすると自分の身体がどういう反応を示すのか明白となった。酷使すると虚弱な膝が悲鳴を上げると露呈。登山って厳しいなっと…、落ち込みながら大倉バス停まで歩いた。
・大倉のバス停になんとか帰還。総合公園に架かっていた観光客がいる大きな橋を渡る。さっきまで痛かった膝も下り坂でなければなんとかなるっぽい。日常生活には支障なさそうで一安心。
・終わってみれば素晴らしい山岳風景を満喫できたけど膝の痛みは本当に苦しかった。心身ともにズタボロ…。表尾根通過中に良い趣味見つけたぞ!と心躍りした途端、この苦痛。金時山で培った自信も木っ端微塵。
・バス車内ではアルプス登山の肩慣らし目的で来た人の会話が聞こえてくる。こんなところで身体の限界突破した自分には登山やる資格はないな…っと。富士山に登りたかったけど「短い春だった」、そんな思いで帰宅。
満足度:★★★★★ ★★
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