十二ヶ岳〜節刀ヶ岳〜鬼ヶ岳
- GPS
- 06:39
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,015m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:39
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰り)魚眠荘前駐車場⇒河口湖IC 駐車場は魚眠荘前のトイレ付無料駐車場で20台以上駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
十二ヶ岳への登りは始め急勾配から緩斜面に移り、頂上に近づくにつれ急斜面から最後は岩場になる。昭文社地図では十二ヶ岳〜金山は点線表示だが、道ははっきりしていて迷うことはない。しかし頂上近くにロープ付き7〜8m程の切り立った岩場がある。その他稜線上に痩せた所とハシゴ箇所がある。 雪頭ヶ岳からは800mほど下るが、坦々としていてそれほど急ではない。 当日は数日前の雪が稜線のほぼ全域で残っていて、凍結や雪解けのぬかるみなどで滑りやすい箇所があった。 |
写真
感想
‘長い稜線に時折難所が待ち、日帰りながら本格的なコース’との本コースの謳い文句を目にし、前回に続き冨士を巡る山旅に出かけた。
駐車場に車を置き、湖畔での富士の眺めを楽しんだ後、乗合バスで十二ヶ岳登山口へ。いきなりの急登だが段差がなく意外と歩き易い。登るにつれ雪が多くなるが順調だ。岩場を越えて頂上に達すると目の前に大きな富士と西湖が。やはり富士はどこから見ても魅了される。頂上には二つの祠があり、どちらも富士に面している。
十二ヶ岳を後にして次に向かう。すぐに切り立った岩場がある。雪が岩に張り付いており、多少の不安を抱きロープを頼りに慎重に降り、無事でほっとする。これが今回のハイライトの声も。
登り返して笹の道を行き、T字路分岐の金山から節刀ヶ岳へ。ここで昼食。山頂からは富士山のほか奥秩父から八ヶ岳、南アルプスが望める。昼食をはさんでゆっくり展望を楽しむ。
その後、金山に戻り鬼ヶ岳へ。標識が貧弱だが、ここが本日の最高点。頂上の大きな石の上に上ると360度の大展望、本日最高の大パノラマが広がる。南アルプスがとても近く、甲斐駒から北岳を経て聖までの峰々の白の輝きが美しい。北側では奥秩父の長い稜線が伸びている。どれがどの山か充てるのに苦労する。一方、山頂の端にある鬼の角の石が楽しい。
鬼ヶ岳からアルミのハシゴを降りて雪頭ヶ岳に達する。ピークの南側がお花畑(夏に見てみたい)で大きく開けており、冨士山が何も遮るものがなく正面に聳えている。今日一日中見てきた素晴らしい富士を十分見納めてからようやく下山した。
最後まで雲ひとつない快晴に恵まれ、大展望と‘本格的なコース’を味わえ満足のいく山旅だった。途中、誰一人として出会わなかったのが不思議なくらいだ。
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