【関東平野】筑波山【つくば科学万博】

2016年06月17日(金) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 7.2km
• 登り: 239m
• 下り: 118m

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

感想

86v

・秋葉原駅で販売されてる「筑波山きっぷ」。電車、バス、ケーブルカー、ロープウェー、この一枚の切符で筑波山観光がすべて事足りる便利でお得なチケットを購入しました。観光ルートをスムーズに移動できます。

・かっ飛び路線のつくばエクスプレスでつくば駅へGO。とても速くて快適。乗り心地も素晴らしい。車窓風景も良い。そして沿線の街が新しい。住民の平均年齢が若い。

・バスに乗り換えて筑波山に向かう。学園都市を突っ切って北上。だだっ広い平野の中にドーンと構える筑波山。胸が高鳴る光景。とても美しい。なんだか見ただけでもうお腹いっぱい。

・筑波神社入口でバスを降り、人の流れに任せて歩けばすんなりケーブルカー乗り場に到着できる。

・ケーブルカーで登った先には賑わってる山頂広場があった。

・広場で風景を眺めていたら、近い距離に懐古趣味な登山ルックのお爺さんグループがおった。話し声が聞こえてくるが、なんと悪口の連発。ちょっと先のベンチで日焼け止めを塗ってるタンクトップ着た薄着の一人で来ている色白の女性に対して「山の風紀が乱れる」だの「破廉恥」だの、かなり辛辣な言葉を並べ立てている。若者グループが騒いでいたり遠足児童が走り回っているこんな場所で何を言うのか。晴天の下でただ単に一輪の花が咲いているだけだろう。少々大胆だと思うけど、マナー悪いわけでもないのに一体何なのだろう。山を愛する登山家なら、美しい山ガールを歓迎すべきなのに。

・男体山へ。混んでなかった。まあ普通。

・山頂広場に戻って展望台へ。眺望を楽しんだ後、女体山へ向かう。

・女体山に着くが少々混み合っている。先端に立つと断崖絶壁。眺望は良さそうだったが、空気が霞んで遠くまで（東京のビル群）はよく見えなかった。

・バスが発車するつつじが丘に下るためにロープウェーに乗る。中国人はロープウェーが好きなのかな？なんか知らんけど中国人だらけ。でかい駐車場があるから団体客か。

・バス時刻までの時間を潰す為、つつじが丘をふらつく。お土産屋さんの脇の階段を登ると閑散とした老朽化激しい遊戯コーナーがあった。思いっきり昭和な感じが良かったけど、ただ、あとから身なりの良いシュッとした若い中国人カップルが現れ写真撮影し始めると微妙な気持ちに…。いかにも日本だというレトロな施設に巡り会えて観光に来た価値あったと喜んでいるのか、それとも古臭い施設を見て斜陽する日本を小馬鹿にして笑っているのか、中国語で喋っているから全然分からない。

・バスに乗って筑波駅に向かう。途中、筑波神社入口でバスが停まると乗り込む人が。あの薄着の女性だ！姿勢よくこちら方向に歩いてくる。左右両方とも女体山、双耳峰をボヨンボヨンと揺らしながら…。みんなの視線は釘付け。何処に座るのかと思いきや自分の前の席に座った。髪型ポニーテールだったから艶めかしいうなじが目の前に…。なんか色々と参りました。ノックアウトされクラクラ心乱れる。あの爺さん達の気持ちの極一部、1ミリぐらいならば、共感するべきかも。断崖絶壁の登山道で突然こんな人が現れたら足を踏み外して滑落死してしまう（笑）。しかしまあ、疑問も残る。彼女は日本人女性だったのかと。姿勢の良さ、色白な肌、他人の目線を物怖じしない芯の強さ、恐縮感を醸し出す日本人特有の性質が感じられなかった所、など。もしも、あの爺さん達が外国人だと知ってて人に聞こえるように悪口言ってたのならサイテーだな。水商売の女性だと勝手に決めつけて、あえて言ってやろ的な悪口だったとしても爺さん達サイテー。

・終点のつくば駅で降り、駅前をブラブラしていたら電動立ち乗り二輪車の「セグウェイ」がスイスイーっと通過。セグウェイ初めて見た。

・次に訪問するのは、つくばエキスポセンター。懐かしい思いで見学。しかし「科学技術立国日本」とは何だったのか。昔のような存在感が失われた「つくば」で急速に衰退する日本のことを憂う。

・次、つくばエクスプレスの万博記念公園駅で降り、科学万博記念公園へ。ガチョウもいる綺麗な公園だったけど、あの当時の子供たちが見たら「儚い夢の跡」に映るでしょう。

・関東最後の山行に選んだ筑波山。「西の富士、東の筑波」と称されるように、山の存在そのものが、ただただ美しい。広大な関東平野に凛とそびえ立つ、関東地方の象徴と呼ぶにふさわしい秀麗な山を締めくくりに登れて感無量です。ありがとう筑波山。そして、さらば坂東、さようなら関東。


満足度：★★★★★