剣尾山 21世紀の森〜横尾山〜剣尾山・行者山(能勢町)

2018年08月18日(土) [日帰り]

• GPS: 04:19
• 距離: 8.6km
• 登り: 660m
• 下り: 663m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:15

距離 8.6km 登り 663m 下り 680m

10:05 能勢温泉
11:48 横尾山
12:15 13:10 剣尾山
13:46 行者山
14:02 行者山登山口
14:20 ゴール地点

天候

はれ　

最寄のアメダス観測点『能勢』の当日の気温
朝の最低気温 　14.3℃ (05:43)
日中の最高気温 29.5℃ (13:26)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

能勢温泉手前の無料駐車場利用。
※利用時間は9:00〜16:30。時間外は施錠されるようです。
※温泉施設最寄りの駐車スペースは登山者お断りと掲示されています

※行者山登山口付近は、路肩等の駐車を禁ずる看板等が設置されていました。新たに登山口付近に漁協(アマゴ釣り施設用)の駐車場が整備されており、登山者も利用可能です。料金は1日100円。

コース状況／危険箇所等

能勢温泉側の『21世紀の森』エリアは、道標の設置された遊歩道として整備されたものの、近年は整備されておらず、主稜線(おにやんまの道)より西側については、あまり歩かれることもない様子でした。
その他については、コース全般、よく歩かれており危険個所はありません。行者山側の登山口より剣尾山へは、大阪環状自然歩道として整備された道標が設置されています。その他の区間も踏み跡は明瞭、手入れもされているようです。

■駐車地点〜21世紀の森
登山口を探った結果、『21世紀の森』の芝生広場より入山。つつじの丘よりカブトムシの道へと辿りましたが、足元は明瞭な踏み後ながら藪、酷い蜘蛛の巣でした。
わんぱく岩より、さらにカブトムシの道を経て西より主稜線を目指すも、路肩の崩落や薮化した状況につき断念。主稜線(おにやんまの道)方面へは比較的歩きやすい路面状況ながら、最近の大きな崩落地を横切る必要があります。注意して進める程度でしたが、遊歩道なら間違いなく通行止レベルの崩落でした。
見晴らし峠より東、おにやんまの道方面は遊歩道レベルの歩きやすい山道でした。

■21世紀の森〜横尾山〜剣尾山
『21世紀の森』エリアより横尾山へは、一部に岩場や急坂区間がありますが、特に危険個所はありません。岩場では踏み跡が判りにくいものの、基本尾根筋に続く判りやすいルートです。但し、道標類は整備されておらず、初めて歩く方は事前の情報収集がお勧めです。
横尾山〜剣尾山へは、足元が滑りやすい所や、降雨後は泥濘となる区間も一部にみられますが、比較的明瞭な山道が続く歩きやすいルートです。道標類は散見される程度ですが、特に迷う心配はないでしょう。

■剣尾山〜行者山〜駐車地点
行者山の登山口へは遊歩道として整備された歩きやすいルート、大阪環状自然歩道の道標も整備されています。概ね歩き易い路面状況ですが、一部に大雨の影響で傷んだ箇所もあるようです。


【主な過去の記録】
■横尾山〜剣尾山(能勢町)　2017年11月01日(水)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1298872.html
■城山〜剣尾山〜横尾山　(能勢町)　2015年12月04日(金)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-774017.html
■横尾山〜剣尾山・土ヶ畑ルート（能勢・亀岡）2014年05月28日(水)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-455755.html

写真

8/18 10:06

駐車場より、まずは能勢温泉方面へ。
能勢温泉敷地内は、登山者駐車禁止です！

8/18 10:10

辺りを散策するも…

8/18 10:10

登山口らしき表記もなく。。

8/18 10:13

とうとう、登山者通行止め！
看板が古く、正規ルートは判読できず;;

8/18 10:13

罰金もあるようで。。
取り急ぎ引き返す。

8/18 10:17

ここか。。

8/18 10:18

こっちか？
…結局、先のルートを選択。

8/18 10:20

ここも登山口のようですが、
藪っぽいのでスルー。

8/18 10:22

21世紀の森、施設は只今休業中？

8/18 10:25

案内図には、能勢の郷と一緒に整備されたとの解説があるものの、今は別物のようです。

8/18 10:27

土石流の跡！？

8/18 10:28

芝生広場の先に登山口らしき。。

8/18 10:30

まずはつつじの丘へ登ってみることに。。

8/18 10:32

一歩踏み入れれば、実質的に藪、そして酷い蜘蛛の巣。。

8/18 10:34

倒木も当然放置、微かに左に巻ける踏み跡？

8/18 10:35

見晴らし台？
子供にとっては秘密基地のような施設だった筈ですが？
今や滅多に人が訪れないような本物の秘密基地か！？

8/18 10:38

しっかりした道標＆地図。

8/18 10:39

かぶとむしの道を選択するも。。

8/18 10:40

気を遣うレベルの崩落地をクリアするも。。

8/18 10:41

シダ＆藪に行く手を阻まれる><;
多分？この夏歩いた人がいないような雰囲気。。

8/18 10:42

景色はいい感じながら、無難に退散。。
正面左が三草山。

8/18 10:44

気を取り直して、冒険の道を辿る。

8/18 10:47

結構な規模の崩落地！
コースは崩落地の右岸？を巻くように登る。

8/18 10:51

崩落ヵ所のかなり上流にてコースは崩壊しており、この地を横断。

8/18 10:52

谷底のように岩盤が覗く崩落ヵ所。

8/18 10:54

程なく見晴らし峠。

8/18 10:57

コースは比較的安定。

8/18 11:00

小鳥のテラス、主稜線に合流。

8/18 11:00

現在位置。

8/18 11:10

歩きやすい山道を登り、

8/18 11:16

頂上広場着。

8/18 11:16

現在位置。

8/18 11:27

播磨中央線��174鉄塔より。

8/18 11:32

いい感じの橋が設置されていました☆

8/18 11:45

登り詰めて。。

8/18 11:48

横尾山へ続く稜線。
木陰は涼しい位でした♪

8/18 11:49

横尾山山頂、二等三角点『土ヶ畑』784.8m。

8/18 11:50

遠くに多紀連山。

8/18 11:54

国境碑、その1。

8/18 11:54

目指す剣尾山。

8/18 12:03

少々、ススキ？が邪魔ですが、路面状況は良好でした。

8/18 12:08

国境碑、その2。

8/18 12:16

山頂手前の岩場、そして木陰。。

8/18 12:17

山頂着。
横尾山付近より数組の方々とすれ違いましたが、到着時は無人。

8/18 12:21

今日のランチは、
氷ノ山で食べ損ねたカレー＆ソーセージ♪
今日は使用頻度の少ないガスコンロ使用。

8/18 12:30

東側に眺望の広がる岩場の特等席を確保。
手前中央が半国山。その右奥が愛宕山。最奥に比良山系が見えるようです。

8/18 12:30

場所を移動して西側。

8/18 12:42

東側の足元。
冒険の森 in のせ、旧大阪府立総合野外活動センター。

8/18 12:49

相変わらず？
見栄えの悪い山カレー完成☆　味は想像通りの無難な美味しさです♪

8/18 13:15

下山は平和な遊歩道が続く。

8/18 13:19

大雨の影響か？
路面が少々荒れてました。

8/18 13:27

相変わらずいい雰囲気の道、個人的には下りがお勧めです^^;;

8/18 13:35

荒れてましたが、特に危険ヵ所はナシ。

8/18 13:52

行者山のお堂。

8/18 13:58

階段は健在でした。。

8/18 14:04

登山口周辺の路駐対策は効果的なようで。。

8/18 14:04

行者山側登山口。
路上駐車はナシ☆

8/18 14:12

キャンプ施設。
夏休み期間の週末、盛況でした☆

8/18 14:20

駐車場着、出発時と入れ替わりがあるものの、他2台の利用者有。

撮影機器：

COOLPIX AW110 NIKON

感想

inakabus

藪の濃い夏場でも、剣尾山エリアなら特に問題もないだろうと、未踏の『21世紀の森』エリアよりのアプローチを試してみましたが、ひどい荒れ模様。。帽子が蜘蛛の巣まみれになるのは何年振り？
『21世紀の森』、メインルートについてはよく歩かれているようですが、枝道については酷い状況、試すなら落葉期がお勧めです。

剣尾山を含め能勢町の北部エリア、先月の大雨被害で通行止めとなった道もありましたが、るり渓方面へのルートは一部通行止め解除となっていました。山中もメインルートについては特に大きな影響はなかったようで、一安心です。

『21世紀の森』と『能勢温泉』、今まで同じ施設かと思っていましたが、管理は全く別のようで、前者は休業中扱い。故に遊歩道の未整備も致し方ない所ですが、剣尾山→横尾山と縦走する際の下山地点として登山者の利用が多いであろう区間については、明瞭な山道レベルが維持できている様子。
その登山者、『能勢温泉』としてはあまり好ましい存在とは思われていないようで、キャンプ場エリアについては、頑なに通り抜けを拒絶！…過去に色々問題があったのだろうと思いつつ、登山者としてこの地を訪れた者にとっては、心地のいいものではありません。
下山ルートを見誤り、キャンプ場に迷い込まないよう、要注意です^^;;