皇海山クラシックルート及びfenix5X plusの感想
- GPS
- 13:38
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 3,280m
- 下り
- 3,271m
コースタイム
- 山行
- 11:58
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 13:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
古くは修験道として登られている由緒正しき道、庚申山信仰の猿田彦神社を拠点として皇海山山頂の謎の青銅の剣は庚申山信仰の奥の院であることの証らしい。 真夏でしたが虫はトンボがいたぐらいで全く問題なし。 一部笹を掴んで降りていく所もあるため、軍手やグローブは絶対に必要。 ■銀山平〜一の鳥居 往路、復路問題なし真夜中でも歩けました ■一の鳥居〜庚申山荘 往路は真夜中でも歩けるレベル(但しGPS所有) 復路は意外とルートを見逃しがち、夕闇が迫っている場合注意 ■庚申山荘〜庚申山 往路、復路共にルートが複数あったり微妙にわかり辛い、夜通るのはまず難しい。 特に復路は誤って沢沿い迷い込む可能性もあるため注意が必要 ■庚申山〜白山 往路は笹薮がいくつかあったが思ったより踏み跡及び刈込みがされていたため割と歩きやすかった。 復路は笹薮の踏み跡が微妙にわかりにくくなる、誤って獣道に入ってしまうとあっという間に猛烈な笹薮になるので刈込がされていなかったらルートミスしてると思って間違いない。 ■白山〜鋸山 岩場、このルートのハイライト。鎖、ロープ、はしごと整備されていて問題なしで安全に通れました。復路の方が下降が長いため若干難しいかも、特に復路の岩場最終ピーク熊野岳は30〜40mは下降するため下が見えません。万が一下から登ってくる人がいると大変危険なため、必ず降りる宣言をしましょう。 詳しくは後述しますが整備されたルート以外は急激に岩場がもろくなります。それこそまるでお弁当箱のようにぱかっと取れた岩もありました。恐らくルート上の脆い岩は全て落としているので、逆に脆い岩が増えたらルートミスしていると思ってください。 ■鋸山〜皇海山 鋸山直下はロープの急斜面を降る、ここからは登山者が急激に増えるため落石しないように十分注意しましょう。皇海山の登りは地味に辛い。全てが地味 |
写真
感想
中々お山に行く機会に恵まれず、夏も終盤。面白い山はないかと国土地理院を拡大、縮小していると庚申山を発見、奇岩が多くて面白そう。皇海山から繋げると藪有り、岩有りで更に面白そうと即決でここを目的地に決断。
冷静になって後で色々なレポートを見ると12〜14時間はかかるロングルートであることが判明。本来は二泊三日想定らしい。
まとめると六林班峠経由は笹薮及び沢の横断が無数にある、かなり危険なルートであること、往復で最大14時間はかかる可能性を見た方がいいこと。
よって庚申山、鋸山経由ピストンで皇海山を目指し、余裕をもって深夜の2時半に登山開始することにしました。(ここまで気合の入った登山はいまだかつてない)
鎖場も笹薮も危険すぎない感じで大変楽しめた。ルーファイミスは除く
そのおかげで12時半には庚申山に戻れたのは大変良かった。
2時半はやりすぎかもしれないが、少なくとも日の出の1時間前には登山開始をした方がいいように思う。
庚申山からの下山は薬師岳で引き返したおじさんと仲良くなり、栃木や群馬の山について話しながら楽しく下山しました。大清水〜尾瀬沼〜燧ケ岳ルートがお勧めらしい、メモメモ
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Garmin のfenix5X plusの購入を検討した時に情報サイト系のインプレッションしかなかったのでレビューしてみます。
Garmin のfenix5X plusを購入してしょっぱなから皇海山ロングルートに使いました。真夜中をスムーズに歩けたこと、庚申山〜薬師岳の笹薮をほとんど迷わずに行けたのはこちらのGPSのおかげです。やはり現在地がすぐに確認できるのはいい。携帯だとバッテリーの問題もあるし。
バッテリーは30時間と十分長い、前モデルのfenix5Xでは18時間だったためかなりよくなった。音楽機能とかPAYMENT機能とか全く必要ないがこれはでかい。
実際2時半〜16時まで使ってバッテリーが57%しか減っていなかったのが驚き。
ルートはヤマレコの計画でコースを作成してgarminのアプリから取り込みました。わりかし簡単、というかヤマレコのコース作成機能めっちゃ便利
地図の視認性もよく暗い場合には時計を見る動作をすると自然にライトが付くのもいい。地図の縮小拡大とか移動は正直言ってやりづらいので、引きの画面でルート確認したい場合には素直にスマホのGPSを使うのがよい。
ただ使ってみてGPSウォッチの悪いことはルーファイを怠り、GPSが示すルートをそのまま頼ってしまうことがあることです。写真にて伝えた岩場の取り付きを間違えたのはそれが原因。示したルートはあくまでも目安10mぐらいの誤差は、あってしかるべきと考えるべし。
良いことは現在位置を把握しながら動けること、猛烈な笹薮に迷い込んだときでも奥深くまでいかずに最小限に抑えて正規ルートに戻れたのは間違いなくGPSウォッチのおかげです。まだ最小限の機能しか使ってませんがもう少し使いこんでからまた報告しようかな
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