戸隠山 真っ白でも怖い

2018年09月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.8km
• 登り: 741m
• 下り: 730m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:10

11:40 どんぐりハウス
11:40 鏡池
11:50 天命稲荷神社
12:00 随神門
12:10 戸隠神社奥社
12:40 12:50 百間長屋
13:00 胸突岩
13:05 蟻の塔渡・剣の刃渡
13:10 八方睨
13:20 13:25 戸隠山
13:30 八方睨
13:35 蟻の塔渡・剣の刃渡
13:45 胸突岩
14:00 百間長屋
14:20 14:25 戸隠神社奥社
14:30 随神門
14:40 天命稲荷神社
14:45 14:50 鏡池
14:50 どんぐりハウス

15:40 むれ温泉 天狗の館
19:15 地元に帰還

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口になる鏡池の駐車場には上信越道の長野ICから1時間程で到着します。今回は草津温泉から下道で向かったのですが3時間かかりました。。
駐車場は30台以上は置けそうな規模で、今回天気が悪かったこともあると思いますがAM11:30に到着した時点では自分の他に1台しか車は停まっていませんでした。駐車場にはトイレと、すぐそばに鏡池どんぐりハウスがあります。
なお、戸隠神社の参道入口にも登山者用の駐車場はあります。今回は参拝客で混み合う気がしたのと鏡池を見てみたかったのでこちらへ来た次第でした。

コース状況／危険箇所等

特に異常は無いと思いますが、そもそもが全体的に危険なコースになると思います。
蟻の塔渡り、剣の刃渡りは有名と思いますが、今回岩が湿っている箇所も多くあり、何気に道中の鎖場がかなり厳しかったです。足の置き場がどうにも滑ってしまうので、どうしても腕に力が入ってしまいました。たぶん相当難易度が変わっていると思うので（当然ながら）よく晴れた日がオススメです。
なお、蟻の塔渡り、剣の刃渡りは迂回路があります。ただし、鎖による岩壁のトラバースという感じで、決して油断が出来るものでは無いです。

その他周辺情報

今回はむれ温泉 天狗の館へ。戸隠神社からは30分程。600円で露天風呂・サウナ付き。風呂からは見事な飯縄山が望めてとても良かったです。

写真

9/2 11:42

鏡池どんぐりハウスからスタート。雨は降っていないものの空はどんより。。

9/2 11:48

歩き始めてすぐに天命稲荷。このあたりは参道の賑わいが嘘のように静か

9/2 12:01

表参道に随神門の手前で合流します

9/2 12:01

戸隠のこの雰囲気はいいですよね。それにしても登山装備が自分だけでちょっと気恥ずかしい。奥社に行くだけでこの格好してるわけじゃないんです！と主張したい

9/2 12:10

奥社から登山道に。長野県のメジャーな山の登山口はこんな感じにしっかりしてるので助かりますね

9/2 12:31

割とすぐに鎖が出てきます。滑る・・・

9/2 12:41

百間長屋。雨宿り出来そう

9/2 12:46

百間長屋を過ぎると怒涛の鎖場。慣れた程度ではあるんですが、それにしても滑るってば・・・

9/2 12:50

ここが一番大変な箇所でした。下りも大変そうと気が滅入る

9/2 13:00

上も周りも何も見えない胸突岩。でもこのあたりの岩は割と乾いていて楽になりました

9/2 13:03

蟻の塔渡りに着きました。やはりそんなに湿っておらず幸い。
「自信がない場合は、勇気を持って引き返しましょう」とのこと。でもこんなのどんなに慣れてても多少は不安を感じるんじゃないかなぁ。。

9/2 13:04

下はほぼ見えないけど想像力が働いてしまう！
上を綱渡りのように歩くか、ハイハイで行くかしかないと思っていたんですが、案外横をトラバース気味に歩いたりも出来ます

9/2 13:06

剣の刃渡り。すごい見た目ですけど案外歩けました。風はほぼ吹いてません

9/2 13:18

なんとか無事渡りきるとすぐに頂上。誰もおらず！

9/2 13:18

念願の戸隠山頂からの展望（）

9/2 13:27

手元の温度計は10℃。もう秋ですね。ちょっと寒いし何も見えな過ぎて悲しいのでさっさと下山します。。

9/2 13:36

でも往復するしか無いので、分かっていたけどまた渡る。ええい、ままよ！

9/2 13:39

蟻の塔渡りに咲くマツムシソウ

9/2 13:39

下りに取る箇所が怖すぎたので、迂回路に入ってみました。でもこれもロクなもんじゃなかった・・・っ！
それでも上を歩くよりは安心だと思います

9/2 13:43

蟻の塔渡り・剣の刃渡りよりも下りの鎖が不安でした。これは胸突岩の鎖

9/2 13:50

やっぱり大変だった箇所。降り始めはまだ良いのですが、トラバースとその先は腕に力が入りました

9/2 13:59

百間長屋。背景は飯縄山かな

9/2 14:03

1700mぐらいから上がちょん切れてる感じだろうか。これすごい絵

9/2 14:21

奥社に戻ってきました。無事登って降りてこられたお礼を伝えました

9/2 14:33

参道と天命稲荷の間は観光の格好でも良いように整備されている感じだと思うのですが、それにしてもこの木道はスケートリンク並に滑った。。

9/2 14:45

鏡池に戻ってきました

9/2 14:46

やはり戸隠も上がちょん切れてた

9/2 14:47

鏡の写し具合はすごい！ぜひ見事に戸隠山が見える時に見てみたい

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

備考

ストックは予想通り不要

感想

moono

ちょっと唐突に草津温泉から戸隠へ。天気が悪すぎたらお参りだけして帰ろうという算段でしたが、まぁそこまで悪くも無かったので登ってきた次第でした。
北信五岳は気になり続けて早5年ぐらい。妙高だけ何度か登っているのですが、他はほぼ未着手、戸隠山は昔に登り方を調べた時にそっ閉じしている次第で、戸隠神社には何度か来ているのに登る気は0という有様でした。でも最近険しい山行が続いていた勢いもあってか一念発起。ようやく登れた！
いやほんと険しい山でしたね。蟻の塔渡りはあれはやり過ぎじゃないかと！でも展望が良い時がどういう具合になるのか、あと鏡池にどう写るのかはかなり気になるので勇気を出してまた来ます。いやでもまずは残る斑尾山、飯縄山、黒姫山に登ってからかな・・・。風呂から見た飯縄山ほんとキレイで気になり度合いが一気にアップ！