戸隠山(高妻山登山口駐車場〜奥社経由)
- GPS
- 05:32
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 944m
- 下り
- 413m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:46
天候 | 曇天時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は今月11日に戸隠山は閉山となっているようでした。標高を上げていくと6度を下回り、所々霜が下りてました。 戸隠山というと蟻の塔渡りや多くの鎖場に注目が集まりがちですが、落ち葉と前日の雨で山行が全体的に滑りやすく、登りの前半の急登の連続や下りの沢沿いを下っていく部分は特にハードに感じました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
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感想
(一部ログが取れていません)
長野県の低山の中で私が挑戦を来年に回そうとしていた、個人評価では「最恐低山の1角」を占める戸隠山にチャレンジしてきました。登り前半にある急登、多くのハードな鎖場・岩場、超有名&恐い蟻の塔渡りというナイフリッジ、そして下山時にある渡渉の連続の沢下りと「登山の総合力」が試される上級者コースですね。長野県の山のグレーディング表で見ても「3D」(体力:3、技術:D、Eは大キレット、穂高縦走のみ)で、ある程度の登山経験がないと危険な山だと思いますね。
登った印象は、山行内容的に以下の3つの山を登ったら自信を持って臨めると感じました。(恐い系の山って「どういう状態になったら登れるの?」って常に疑問に思ってきました。私は下の山行を経て、戸隠山も問題なく登れるという実感が湧いてきました)
・京ヶ倉(長野県生坂村):多くの鎖場、岩場、急登箇所があり、頂上手前には両側切れ落ちたナイフリッジに近い馬の背があって、戸隠山の頂上までの山行と構成が似てます。
・重太郎新道(上高地〜前穂高):京ヶ倉よりも長く、ハードな多くの鎖場、岩場、急登箇所が登場して技術的・体力的に両方できついです。
・西穂高岳(独標から先):「落ちたら死ぬ」という細い山道の片側が切れ落ちた箇所が多く発生して、岩場のアップダウンも数多。戸隠山も登頂後にアップダウンがかなり発生するのが似ています。
陽が上がる前に登山を開始して道に迷いながら奥社にある戸隠山登山口まで行きました。今月11日に閉山したようで、山行中2~3組としか会わなかったですね。いきなりの滑る斜面の急登で体力を奪われつつ、百間長屋を過ぎると驚くほど鎖場が登場します。そして一つ一つがまあまあ長いですね。 八方睨みという景色の良い開けた場所に到達する前に、有名な蟻の塔渡りが霧の中から姿を現しました。最初の10mくらいがめちゃくちゃ恐くて、足が震えて半立ちや跳び箱飛ぶ姿勢で前進したくらいです。後ろから人も来てましたが、慌てずに慎重に歩を進めていればあっというまに終わってました。笑
八方睨みから先はどんだけ続くんだというアップダウンのある稜線歩き、そして避難小屋から戸隠牧場に下るところはまあまあな斜度の滑る斜面をずっと下っていきながら、沢が登場したらジグザクに渡渉を繰り返しながら下まで行きます。転けたらびしょびしょかつ大怪我する感じなのでここも気を抜けません。
というわけで終始ハードな山行の戸隠山でしたが、年内にこれまで培ってきた拙い山登りの技術、体力、マインドを全て出し切れたとても良い山行になりました!このコンディションでの高妻山への縦走は、私レベルではまだ無理だったので早々に諦めたのは秘密です。笑
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