小樽出張ついで山行2座目、ニセコアンヌプリ御来光ハイク
- GPS
- 03:11
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 559m
- 下り
- 547m
コースタイム
天候 | 晴れ。快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からしばらく足元が良くないが、気をつければ特に問題ない。 |
写真
感想
前夜は五色温泉野営場にテント泊。移動の際に晩御飯を買いそびれてしまい、昼に買ったおにぎりの残り1つしか食べる物が無かった。周りのキャンパーが家族連れだったりして、バーベキューしたり良い匂いしている横でさすがにひもじく感じる。思わず京都からお土産用に買ってきた生八橋3箱のうちの1箱に手をつける(^^;
その後、五色温泉に入りに行き、趣のある建物の中で白濁して温泉らしい温泉を堪能する。露天風呂から見える満天の星空も見事で、翌朝の御来光への期待が増す。五色温泉には食べ物は無かったものの、自動販売機はあって、翌日の清涼飲料水と今晩のビールを入手できた。おかげで夜中はかなり冷え込んだものの、眠りにつく事ができた。
3時のアラームで目が覚め、ゴソゴソしているうちに3時半過ぎに出発。同じタイミングで出発する5人組の後について登山口へ向かう。暗かったので、誤って別の林道に進みかねなかったところ助けられる。足元は大きい石がゴロゴロしてたり、ドロドロにぬかるんでいたりあまりよろしくない。
頭上の木々がまばらになってくる。月明かりがあったので試しにヘッテンを消してみると、案外道が見える。人工の明かりが無くて歩くのも良いものだなとしばらく明かり無しで歩く。何度がバランスを崩したりしたけれど、味わい深かった。もっとも明かりが無くて、急に熊が飛び出してきたりしたら、と頭に浮かんで不安になったりもしたけれど。
初めのうちは汗をあまりかかないようにスローペースで進んでいた。4時を過ぎると、徐々に進行方向左前側の山並みの上が赤く色づいてくる。日の出の時間を正確に覚えておらず、日の出に間に合わなかったらどうしようと思わずピッチが上がる。山頂に繋がる稜線まで出るといよいよ今にも日の出になるよう赤味が増してきていたので、駆け足気味に山頂に至る。
まずは日の出に間に合ってホッとしつつ周りを見回すと、既に20人程度の人が思い思いの場所を占めていた。羊蹄山を初め周囲の景色を撮ったりしているうちにも、続々と御来光を拝みにハイカーが登ってくる。行動食の「おたべ」を食べて一息つく。日の出前の周囲の山並みをカメラに収める。羊蹄山の麓にかかる雲海がとても良い雰囲気を醸し出している。
徐々に明るくなるけど中々御来光が現れないものだなあとやや目線を日の出方向から外していると、「オッ」という声がして日の出方向に目をやると一点放射状のオレンジの光が現れる。瞬く間に点が大きくなって直ぐに円の一部になり半円になり。完全に円になってしまう頃には幻想的な雰囲気も大分覚めてしまう感じだった。御来光は直前直後の一瞬が命なんだなぁ。
徐々に三々五々と下山し始める人も出始め、その流れに乗って下山開始。朝日に照らされて明るくなった登山道を、花の写真を撮りながらのんびりと下る。7時前には登山口に着く。元々の予定では、ついでにイワオノプリにも登るつもりだったのだが、ニセコアンヌプリの御来光を見て満足してしまったのと、まともな朝御飯を食べずにこれ以上山歩く気になれなくてイワオノプリは取りやめる。その代わり。本日の宿があるキロロリゾートに早く移動し、オプションで考えていた余市岳を目指すことにする。
ということで、早速にテントを撤収。リュックを担いでのテント泊縦走と違い、車があるとテントもトランクに押し込んでしまえば良いから楽だなぁ。あんまり楽を覚えてしまうのも後々怖い気もする・・・。
何はともあれ、アンヌプリからの御来光を拝められて良かった。後で北海道の人に話を聞くと、今年の北海道は雨続きで、8月一ヶ月のうち25日は雨が降ったとか。少ない好天の日に御来光ハイク出来て非常にラッキーであった。
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