トレイルをつなぐー奥武蔵南陵トレイル(多峯主山・天覚山・大高山)-
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 873m
- 下り
- 805m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥武蔵は関東ローム層といわれる粘土質の赤土が表層をおおっているので、2日前に降った雨のため、かなり滑りました。また、このトレイルはうんざりするほどアップダウンが多く、波のようにそれが繰り返されます。道標は北陵のトレイルよりわかりやすかったですが、何カ所か戸惑うところもありました。今回は詳細地図と山と高原地図、1/25000地形図とコンパスを持参しました。主に使ったのは詳細地図です。 高麗駅〜多峯主山(駅改札を出て右側のフェンス下に登山届ポストあり) 駅を下りて駅前の舗装道路を登っていきます。突き当たりまで登り登山道へ。フェンス横の登山道は団地に沿って上る道。そこを登らず50mほど奥へ行くと右側に樹林帯の中を進む登山道(道標あり)があります。山頂までは特に問題はありません。 多峯主山〜永田台団地 多峯主山頂から下りる道は複雑に分かれています。今回は萬福寺の裏を通って飯能永田地区から日高武蔵台団地にぬける道へ下りてから車道を北へ上り、久須美山方面の登山口に向かうつもりでしたが、南へ一本間違えて(地図には道が記されてない)水道タンクの北側フェンスに沿った道を下ってしまい、永田台2丁目の団地の中におりてしまいました。土地勘はあるところなので、団地の中をコンビニのある十字路まで戻り、永田台通りを南下して久須美山方面への登山口へ向かいました。時間的にはそれほど違いませんでした。 久須美山方面登山口〜天覚山 久須美山方面の登山口は団地が途切れ、調整池の北側をフェンスに沿って進みます。入口に道標あり。ただ、胸まで草が生い茂っていて刈られていない中をかき分けて進むので、衣類がびっしょりになります。フェンスに沿って突き当たりまで行くと、右に上る階段がありそれを登ったあたりからは樹林帯で日が当たらないので背の高い草は少なくなります。道標は立てられているもの、プラスティックのような物に書いて木にくくりつけてあるもの、かまぼこ板よりも一回りぐらい大きい板に書いて木につけてあるもの、ブリキの板にペンキで書いたものなどがります。木の幹に巻いてあるピンクのリボンは地籍調査用の物なので(リボンに表示あり)道標ではありません。 途中の永田山山頂には道標はありますが矢印がないので少し戸惑います。「久須美」とブリキの板に書かれた道標があるのでそれに沿って左へ曲がります。ただ、「赤布注意」と書かれているのですが、それが何を意味するのか分かりません。多峯主山へ行く時の注意なのか(上ってきた道に赤布は無かったような・・・)久須美方面へ下りていくときに注意する物なのか・・・。久須美方面へ下りていくと、一カ所だけ、木の幹に赤布が巻いてある所がありました。直進が明らかに登山道だと思うのですが、右もなんとなく道っぽいので「そちらへ入れ」という布なのか、「入るな」という布なのか分かりませんでした。地図で直進を確認して進みました。 久須美坂の分岐の先に大木が倒れて道を塞いでいますが、かるく回り込めば問題はありません。 東峠で車道をまたぎます。車道から登山道に入るときに、2〜3mほどの鎖場。鎖を登って右へ回り込みます。しばらく行くと2つめの鉄塔。草が生い茂って道が途切れている様に見えます。鉄塔の下を直進するとすぐに道らしくなります。 とにかく波のように襲ってくるアップダウン。うんざりします。ピークをトラバースする道もときどきありますが、天覚山の手前もトラバース道があるので、うっかりすると山頂に至らず過ぎてしまいます。(表示は無かったと思います)地図を見ながら、そろそろかなと心づもりをしていると、これまでの登りよりもかなり高い登りが出てくるので、それを登ると天覚山山頂です。 天覚山〜大高山 所々痩せ尾根があります。さほどの危険は無いと思われますが、木の根などに足を取られると滑落も考えられます。滑りやすいので要注意です。 木に巻かれた赤ビニルテープと黄ビニルテープに矢印と「大(大高山の略)」「天(天覚山の略)」と書かれた道標が出始めます。大高山山頂は展望がありません。 大高山〜吾野駅 大高山を下り、一度車道をまたぎます。前坂方面へ登り返します。前坂を右に折れ(道標あり)て吾野駅へ。下りは結構急です。滑らな様に注意しながら下ります。樹林帯が途切れると法光寺墓苑の前に出るので舗装道路を下ると突き当たりが「吾野湧水」そこを左へ80mほど行くと、右へ折り返して吾野駅ホームの下をくぐり、二つ目の隧道をくぐらず右に進んで階段を上ると駅への道に出ます。 最初にも書きましたが、アップダウンの連続で体力的には割と厳しく疲労がたまりました。 |
その他周辺情報 | トイレは高麗駅 そこから数百mさきの中ノ田公園内 吾野駅 あとはトイレマークの道標はありますが、コースを大きく外れるようです。コース上にはありません。 駅前に売店あり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
8月終わりに歩いた奥武蔵北陵トレイル(日和田トレイル)をつなぐために、奥武蔵南陵トレイルで吾野駅〜高麗駅まで縦走しようとしましたが、トレーニングもかねて、上りになる逆コースで高麗駅〜吾野駅までの縦走をすることにしました。
日の出とともに出発。まずは多峯主山山頂を目指します。これは子供の頃から何十回となく登っているコースです。山頂からは富士山のシルエットも見えました。ここはほぼ180度近く展望が望めます。問題は永田への下山。多峯主山からの下山道はいろいろあるので、永田台団地へ下りてしまいました。
土地勘はあるので知っている道まで出て、久須美山方面の登山道入口へ向かいます。ところが、ここが入口?と思うほど草が生い茂っています。2日前の雨で濡れているので着ている物がかなりぬれてしまいました。
永田尾根は団地の縁を登って行きます。途中、「飯能アルプス」という表示が出てきます。どこもかしこも「○○アルプス」とやたらに命名していることに僕はなんだか不快な思いがしています。飯能はおそらく「ヤマノススメ」がはやりだしてからなのではないでしょうか。こんなに安易に命名していると日本全国アルプスだらけになってしまうでしょう。アルプスは南・北・中央だけで十分です。それは、ヨーロッパアルプスに景観が似ているとのことから命名されたのですから。
さて、天覚山。南側は展望が開けていました。大高山はあまり望めません。
とにかく、赤土がぬれていて滑る滑る。そしていやになるくらい続けざまにやってくるアップダウン。北陵トレイルより南陵の方が遙かに体力レベルは上です。そして、ほとんど樹林帯の中を歩くので展望は望めません。滑らなければトレーニングにはよいかもしれませんが・・・
だいぶ疲労をためて下山してきましたが、これで周回コースがつながりました。ただ、私の足では日帰りで周回は無理だということが分かりました。かなり健脚の登山者やトレランでまわる人ならできるかもしれませんが・・・
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