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Yamareco

記録ID: 158750
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ハイキング
箱根・湯河原

湯本-塔ノ峰-明星ヶ岳-明神ヶ岳 〜箱根イースタン・トレールを歩く

2011年12月29日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:04
距離
15.0km
登り
1,272m
下り
1,163m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

箱根湯本駅6:45 - 7:07塔ノ沢駅 - 7:25阿弥陀寺 - 8:07塔ノ峰 - 9:35明星ヶ岳 - 10:54明神ヶ岳11:15 - 12:08神明水 - 12:21見晴小屋 - 13:03最乗寺
 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往き: 小田急線 箱根湯本駅下車
帰り: 最乗寺から大雄山駅まで バス 260円
コース状況/
危険箇所等
■道の状況: 特に危険箇所なし
 
箱根湯本駅に降り立つ
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:39
箱根湯本駅に降り立つ
駅近くのコンビニで買い物
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:39
駅近くのコンビニで買い物
箱根駅伝で必ず出てくる函嶺洞門を抜けて行く
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:39
箱根駅伝で必ず出てくる函嶺洞門を抜けて行く
民家にも箱根駅伝の垂れ幕
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:39
民家にも箱根駅伝の垂れ幕
塔ノ沢駅へ坂を登る
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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塔ノ沢駅へ坂を登る
結構登って来て塔ノ沢駅 右の陸橋を渡る
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:39
結構登って来て塔ノ沢駅 右の陸橋を渡る
陸橋の上から線路と駅を見下ろす
登山電車が写っていると良いのだが、来るまで待っている訳にもいかず
2011年12月30日 10:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:39
陸橋の上から線路と駅を見下ろす
登山電車が写っていると良いのだが、来るまで待っている訳にもいかず
阿弥陀寺の山門 雰囲気あり過ぎ
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:40
阿弥陀寺の山門 雰囲気あり過ぎ
阿弥陀寺 この奥に登山道が続く
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
12/30 10:40
阿弥陀寺 この奥に登山道が続く
塔ノ峰山頂は展望がよくない
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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塔ノ峰山頂は展望がよくない
山頂から西へ少し下りると木が刈られていて視界が開ける
今日の目的地の明神ヶ岳の頭が見える
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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山頂から西へ少し下りると木が刈られていて視界が開ける
今日の目的地の明神ヶ岳の頭が見える
出会った林道を左側へ1km弱歩かないといけない
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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出会った林道を左側へ1km弱歩かないといけない
明星ヶ岳への登山道の取り付き
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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明星ヶ岳への登山道の取り付き
急登を登り詰めると尾根に乗る
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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急登を登り詰めると尾根に乗る
ところどころに石の神様が祭られている
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ところどころに石の神様が祭られている
頭上がかなり開けてきた 頂上は近い
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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頭上がかなり開けてきた 頂上は近い
ここにも石の神様が
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ここにも石の神様が
この辺でチラッと富士山が現れる
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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この辺でチラッと富士山が現れる
明星ヶ岳山頂直前でトレランチームに追い抜かれる
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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明星ヶ岳山頂直前でトレランチームに追い抜かれる
明星ヶ岳の頂上は展望もなく殺風景
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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明星ヶ岳の頂上は展望もなく殺風景
また同じトレランチームに追い越される!
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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また同じトレランチームに追い越される!
明神ヶ岳へ連なるアップダウンと登山道
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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明神ヶ岳へ連なるアップダウンと登山道
ここからの富士山の展望は素晴らしい
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ここからの富士山の展望は素晴らしい
重なる小さなアップダウンの道が結構つらい
2011年12月30日 10:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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重なる小さなアップダウンの道が結構つらい
神山・駒ヶ岳と強羅の町
雲が出てきた
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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神山・駒ヶ岳と強羅の町
雲が出てきた
頂上の稜線に出た 風はやはり強い
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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頂上の稜線に出た 風はやはり強い
振り向くと相模湾と小田原市街の景色を一望できる
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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振り向くと相模湾と小田原市街の景色を一望できる
大雄山からの道と合流する
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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大雄山からの道と合流する
山頂からの富士山と金時山 ポツポツと雲が邪魔し始める
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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山頂からの富士山と金時山 ポツポツと雲が邪魔し始める
大雄山方面へ下山を開始
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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大雄山方面へ下山を開始
深く抉られた登山道
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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深く抉られた登山道
旧ゲレンデの斜面と足柄平野
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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旧ゲレンデの斜面と足柄平野
スキーリフトの残骸
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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スキーリフトの残骸
神明水 この山域で水場の必要度はそれほど高くないと思う
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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神明水 この山域で水場の必要度はそれほど高くないと思う
これはリフトの巻き上げ機の残骸か?
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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これはリフトの巻き上げ機の残骸か?
見晴小屋まで下りてきた
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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見晴小屋まで下りてきた
下山では林道を2回横切る
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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下山では林道を2回横切る
大雄山最乗寺の参拝階段
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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大雄山最乗寺の参拝階段
最乗寺の入場門の一つ
2011年12月30日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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最乗寺の入場門の一つ
撮影機器:

感想

年末は日帰り日程しか組めないこともあり、今年最後の山行は1月以来のホームグラウンド、箱根にしようと決めた。

29日の予報は、小田原・箱根は晴れ、御殿場方面も晴れだったので富士山もきれいに見えるはず。
少し強めのハイクになるように、湯本駅から明神ヶ岳まで標高差1,000mを辿るコースを歩いてみることにする。

まだ仄暗い日の出直前の時間に箱根湯本駅に到着。
駅を出てすぐに坂道を登って行くこともできるが、駅前のコンビニで買い物をしたかったので国道1号を塔ノ沢方面へ歩く。
コンビニで朝食と昼食を買い、箱根駅伝のチェックポイントの一つ函嶺洞門の脇を通って10分ほど進むと右手に塔ノ沢駅へ登る階段が現れる。

結構きつい坂を5分ほど登ると箱根登山鉄道の塔ノ沢駅。線路を跨ぐ陸橋を渡って右へ折れると阿弥陀寺への参道を兼ねる登山道になる。
駅から5分ほどで妙に雰囲気のある寺の山門、さらに10分登ると阿弥陀寺の本堂に着く。
ここで石仏を見ながら、買ってきたサンドイッチで朝食にした。

寺の奥から本格的な山道になり、しだいに汗が滲んでくる。寺から30分ほどで塔ノ峰の山頂に到着。
この山頂からは展望がないが、少し下ると植樹林が伐採されていて視界が開け、目指す明神ヶ岳の山頂が頭を出していた。

頂上を下ると登山道は舗装された林道に出会うが、明星ヶ岳へはこの道を一旦7-800m歩いて次の登山道に取り付くことになる。
取り付きから20分ほど急登を頑張ると尾根に乗り、ダラダラと少しずつ標高を上げて行く。
やがて左手の展望が開けて、箱根主峰の神山や富士山が見える場所がある。
ここからひと登り、5分ほどで明星ヶ岳だが、頂上に着く直前に10名ほどのトレランの一団に追い越される。

明星ヶ岳の山頂には御嶽大神を祭った石碑と小さな祠があるだけで展望もほとんどなく、平坦な場所で頂上っぽくない。
暫く立ち休みしながら水とアミノバイタルを補給して明神ヶ岳へ向かう。

宮城野への道を分け、明神ヶ岳が見え始めた辺りで、明星ヶ岳山頂で休憩していたトレランチームに再び追い越される。
ここで樹林を抜けて一気に広い展望が得られる。
左手には駒ヶ岳や神山、宮城野や強羅の集落、金時山や富士山が眺められる。
行く先には大きな明神ヶ岳の山体が迫っている。

ここからは展望を楽しみながら小さなピークを二つ三つ越えて行くが、これが意外と効く。
最後に約200mの急登を詰めて明神ヶ岳の頂上稜線に出る。
思った通り風が冷たいので、小さな樹林帯に入ったところでレインウェアを着る。

もう一度開けた場所に出ると右手後方には小田原市街と相模湾が広く眺められて気持ちが良い。
大雄山からの道を合わせ、明星ヶ岳から80分かけて明神ヶ岳山頂に到着。
金時山の上に見える富士山の頂きには少し雲が出てきた。
山頂は風が吹き抜けて寒いので、少し離れた草かげに腰掛けて昼食を取る。

道がぬかるんでいるのを予想してスパッツを付け、大雄山方面へ下山を開始。
案の定、粘土質の多い頂上直下の登山道は融けた霜柱のせいでグチャグチャ。
傾斜が急なのでよく滑る。

大雄山側からは何組もの登山者が登って来るが、晴れの日としてはそれほど多くないのは年末だからか。
往時はスキーゲレンデだったと聞く長い斜面を降り、神明水の真上にある大岩の上に座ってしばらく下界の景色を眺める。
暖かくて気持ちが良く、相模湾も丹沢の山並みも見えるものの、やや霞んでいてスキっとしない。

神明水から45分ほどで大雄山最乗寺の境内に到着。
阿弥陀寺から始まり、最乗寺で終わるハイクだった。


今回歩いたコースは登りに使っても、下りに使っても展望に恵まれており、相模湾、箱根の主峰群、丹沢、富士山がとても良く見える。
条件が良ければ南アルプスや八ヶ岳までも展望できる。
明神ヶ岳からさらに矢倉沢峠を越えて金時山に登り、乙女峠に下りれば箱根外輪山の東側をほぼ踏破できる。
一日で歩くにはかなりの健脚が必要だが、箱根側・足柄平野側のどちらへでもエスケープルートが豊富にあって不安がない。
今の季節でも楽しめる良いルートなので、「箱根イースタン・トレイル」と名付けて薦めていこうと思う。


今年はこれでヤマレコに登録した山行が34回、延べ入山日数は61日になった。
震災の後は少しの迷いもあったが、ほぼ昨年並みの登山活動ができたことは嬉しい。

 

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