津軽半島の中央分水嶺 県道峠(380m)〜四ツ滝山〜木無岳分岐
- GPS
- 10:23
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 802m
- 下り
- 809m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 10:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県道峠から笹主体のやぶに入る.最初は笹が細く胸高だが次第に背丈を越え密度も増す.特に平らな鞍部付近や東向きの稜線の方がやぶは濃い.所々,通過するのをためらうほどの親指程度の太さの根曲がり竹の猛烈な密やぶもある.地形図には647m峰付近から四ツ滝山まで破線記号があるが道はない.四ツ滝山の山頂もやぶ化している.山頂から東側にあった登山道も荒廃しておりすぐに見失いあまり利用できない.下山に利用した沢は悪場はない.林道は途中路面が崩壊しており一旦沢に降りて登り返した.県道から続くこの林道入口にはテープが張られており通行止めになっている. |
写真
感想
仕事が忙しくやっと20日と21日に遅い夏休みが取れた.3連休と合わせると5連休だが,連休は別の用があり登山は2日間しか使えない.最初は長野の分水嶺に行くつもりだったけど2日間とも晴れるのは青森しかないので津軽の中央分水嶺歩きに決めた.四ツ滝山は分水嶺まで続く太田川沿いの長い林道ができ簡単に登れる山だったが,林道が荒れて通行止になり登山道も荒廃してからかなり経つ.最近はネットで検索しても四ツ滝山に登った記録はほとんどない.特に今回のコースは検索できなかった.四ツ滝山は津軽の中央分水嶺でまだ歩いていない最後に残った名前のある山なので期待して出かけた.ここはやぶがひどいので葉の落ちたもう少し遅い時期の方が良いがせっかくなのでやぶ漕ぎ覚悟で試みた.仕事を終え高速道路を走り途中仮眠し県道峠に朝に着いた.最初は自転車を下山する林道にデポする予定だったが入口にロープが張られ通行止になっており諦めた.
峠からやぶだが胸高の細い笹やぶでサクサク歩けると思ったが,標高が上がるにつれて親指ほどの太さの背丈を越える猛烈な根曲り竹の密やぶが現れ大変だった.両手を使わないで歩ける場所はごくわずかであとはやぶ漕ぎに終始した.四ツ滝山も標識がないとどこが山頂だかわからないほどやぶになっている.四ツ滝山は赤倉岳や鋸岳のように展望の良い風衝帯がなくブナと笹,灌木に覆われているのでこれが本来の山頂の姿なのだと思う.東から続く登山道も痕跡程度に荒廃している.ただし,この辺のやぶは比較的薄いので適当にやぶを漕いだ.下山した林道は途中路面が崩壊しており通行止になった原因と思う.この手前までならロープを潜れば車でなんとか来れると思う.
ここを歩くには地形図は必要だがGPSもあった方が良いと思う.GPSがないと周囲はやぶで展望もなくルートを探すのにかなり時間がかかる.四ツ滝山登頂だけを目的にするのであれば,逆コースだとやぶ漕ぎが少なくて済むが林道歩きが長い.
ここから北に続く中央分水嶺山行:
津軽半島の中央分水嶺 鋸岳〜県道峠(380m).
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1589926.html
ここから南に続く中央分水嶺山行:
津軽半島の中央分水嶺 林道峠(四ツ滝山登山口)〜520m峰〜490m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1614686.html
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