猿毛岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 433m
- 下り
- 429m
コースタイム
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気がいいので、さて、五頭山にでも出かけるかと言ったら、神さんが、じゃあ、私は温泉で待っているは、と言いだす。しかし、待っているといっても松平山から三ノ峰経由の一回りだ。私の常温泉は、お寺の湯。そこには休憩所がない。いくら何でも一日中温泉に浸かっているわけにはいかないだろう。そこで猿毛岳に変更する。神さんは「花の湯」私は、猿毛岳ということでおさまる。猿ヶ岳では、山栗や胡桃などが採れるので、それも楽しみだ。
神さんを「花の湯」で降ろし、いつもの神社側登山口へ。駐車場はほぼ満杯。おじさん達が数名、登山道の草刈りや補修を行っていた。一年中訪れる人がいる小さな山でも人的管理が無ければ登ることはままならない。有り難いことである。ちょうど出発しようとしていた女性三人グループと出発が一緒になる。
今までに見た記憶の無い小さな花が咲いている。三人グループが「おはぐろ・・・・」がどうだのこうだのと話している。花の名前かな、と聞いてみると「はぐろそう」だという。ここには今まで何回も来ているのに気づかなかった。数多く咲いていても時期が外れていれば見ることは出来ない。「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と林芙美子は書いた。花の命は短いのだ。
おばちゃん達は、ベテランのようだった。花の名前などを教えてもらいながら登るのもいいなあ、と勝手について歩いていたら「私たちはゆっくり歩いているので、先に行ってください」と言われてしまった。まあ、花の名前一つ覚えただけでもありがたい。
秋とは言いながら、まだまだ緑が多い。白山から粟ヶ岳にかけた緑の山容がきれいだ。条件がそろえば魚沼三山も見ることが出来る。低山だが展望のいい山である。大きなキノコが生えているが、いつも落ちている胡桃の実はなかった。単に不作か、それとも季節外れの台風や猛暑の影響か。登山道の勾配が緩むと直ぐに小屋だ。中からは話し声が聞こえて来る。今日も賑やかなようだ。
スルーして、直ぐにお目当ての栗の木の多いところに出る。赤茶けた栗のイガは落ちているが数は少なく実はほとんどない。それでも片手一つかみくらいは収穫できた。今年の異常な猛暑、異常な動きと猛烈な台風襲来の影響か。緩く下って行くとベンチのある平場に出る。眼前の色づいた田んぼの向こうに五頭山が横たわる。ここからは鳥海山が見えることもあるが、今回は見えなかった。
左へ道を下って行くと、ちょっと草が道を覆いだした。空模様が怪しくなってきたので途中から戻ろうかと思ったが初志貫徹。さらに下る。ツリフネソー・ミズヒキ・イヌタデ・ウコンギクなどが咲いている。いつもは咲き乱れているミゾソバは見当たらない。絶えてしまったのだろうか。
林道に出て、左へ進めば下り一辺倒で出発点に戻る。しかし、負荷をかけるため登り返して登山口に戻る。出発時に一緒だった女性三人組もちょうど下りたところだった。おじさん達は、まだ、道普請を続けていた。登山道の補修と一言でいうけれど、現状を維持するだけでも大変だ。庭の草でさえ手に余る。
おじさん達に感謝しつつ「花の湯」へ急行。神さんと合流、汗を流して帰宅する。
コメント
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この日は草刈りと階段の作業でした。1年をとうしての山仲間の集まりです。投稿されてびっくりでした。
tuboyaさん こんにちは〜 ようこそ
困った時の神頼りみたいに行き詰まった時は猿毛岳に行くことが多いです。野の花も楽しめますし、景色もいいですからね。秋は運が良ければ、栗や胡桃が採れるのも楽しみです。栗は渋皮煮、胡桃は田つくりにしたりして食べてます。栗の皮むきや胡桃の実を取り出すのが大変です(-_-;) 山登りの方がよっぽど楽です。ほんと。
手軽に楽しめる山ですね。これからもよろしくお願いします。では、ごめんください。
コメント、有り難うございました。冬の小屋でストーブも喜ばれますよ
どうぞ気軽においでください。
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