新春登り始め・阿蘇・俵山周回コース
- GPS
- 04:33
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 829m
- 下り
- 800m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「萌の里」前の駐車場はいつも満杯で止めない方がよい。しかも9時前と17時以降は閉鎖されるので要注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし・ |
写真
感想
午前中、時間が空いたので、「10時帰宅」を約束し、俵山へ1日遅れの御来光登山。
実は、元旦に「3時起きで8時に帰宅」の御来光登山を目論んだが、朝だけ雨予報だったので「朝だけ晴れ予報」の2日とする。
午前3時は平地でもすごい風が吹いていたが、出発の4時前には風が止んだ。
空に星が輝いているが、最新の天気予報でも不思議なことに午前3時から6時までは晴れ予報、これが7時まで持ってくれればいいけど…。
阿蘇の標高1000mは、午前9時で-4度の予報、寒そうだけど、防寒着は、フリース1枚のみ準備して出発。
登りの最初は、見晴しのいい尾根の登りで、風が少しあって体が温まらず寒い思いをしたが、20分ほどで体も暖まり樹林帯に入ると風もなく、だんだん暖まって汗も出てきた。が、標高が上がると寒さの度合いが違ってきて、汗をかくほどなのにすぐ冷える、特にピステの下から冷気が侵入し、お腹のあたりがとても寒い、ザックのウエストバックルを締めて何とかOK。
ところが標高1000m付近は雪も残っているが、寒さも半端じゃない。特に山頂付近は、風も強く顔がヒリヒリする。
(当日の阿蘇山標高1100m付近のアメダスの記録では、午前5時から日の出の7時までは、この日最低気温のー7.3度が記録され、午前9時は予報通りのー4度。)
日の出までの30分をとても待つことができず、山頂の霧氷を撮影して早々の撤収。周回コースは、最初に西側に下るので西風がモロに顔に当たり、ヒリヒリから「痛い!!」感覚に変わってくる。
一刻も早く樹林帯に入り一息つきたいが、しばらくは寒風にさらされる。
やっと樹林帯に入り、東側の展望がいい場所を見つけ、日の出を待ちながらのコーヒーブレイクとする。
もちろん、手動コーヒーミルと超軽量ドリッパーは持ってきたが、この寒さを予想してストーブ類は持って来なかった。山専用ボトルにお湯を入れてそのお湯をドリップオン。オニギリを食べてしばらく待つが、太陽はなかなか出てこない。
ここでフリースを着込んでいたが、体が冷え切ってしまい、こんな時、温かい飲み物は体に沁みる。さて、出発。
作業道を下っていると、湧水を発見、いつか使えるいい場所で、暑い夏は最高の休憩場所になる感じ。
その先に、U字溝から流れ落ちた水が、ものすごい迫力の氷柱になっていた。
この先には、大崩壊した斜面があり、大修復工事が行われていた。
この周回コースは、俵山峠コースに次ぐ人気コースで、山と渓谷社の「熊本県の山」にもコースが紹介されている。
最初歩いた時、下りが不安だったので山頂にいた人に「この道、下れますよね?」と聞いたら「う〜ん、いろいろ迷いやすい場所があるけど、迷ってもどっか麓には下りられますよ。」と困った表情だった。
今、自分が同じように、この道のことを聞かれたら、同じような返事しかできないと思う。植林・伐採のための作業道と放牧のための牧道、送電線の保守点検路を組み合わせたルートなので、分岐が非常に分かりにくく、しかも道標が少ない、迷いそうな場所が多すぎて説明しても混乱を招くばかり、そんな感じ。
最後の方で「左の道を下ってから登るか、右の道を登ってから下るか、道なき道をまっすぐ谷を行くか。」を迷う場所がある。「まっすぐだけはだめだ。」と前回の失敗を思い浮かべていたのに、そこにあった「近道」という道しるべに、結局騙されて、谷への中央突破(すぐ右なら2分の道があるのに…)を選択、谷に入ってしまうと大変だったのに「新しい道ができたのかな。」と結局同じような状況の道を選ぶとは。でも、うれしかったのはそこで大きなタラの木を発見したこと。春にまた来てみよう。
これまた、予定より早く駐車場へ。
最近、この周回コースはまったく歩いていなかったのでよかった。さらに登りはナイトハイクで楽しめた。途中、真っ暗な樹林帯を歩いた時は「何かな〜。」と来たことを少し後悔した場面もあったが、それも含めて、まあ、楽しい歩きでした。
昨年は、同じ1月2日、真っ白の雪を最初から最後まで楽しめた思い出(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-92948.html)があるが、今年のスタートは「ナイトハイク」と「コーヒータイム」ということで1年のスタートです。
コメント
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初日の出、残念でしたね 。
私も正月に初日の出を求めて裏山の天山に登ったのですが、残念ながら初日の出は拝めませんでした・・ 。
それにしても2日の夜中の風は凄かったですね〜 。
途中、目が覚めましたもん・・、久住はすごいことになってるんだろうな〜と113さんを案じておりましたが、westupさんも俵山だったんですね〜 。
氷柱の写真の手ブレで寒さが伝わります 。
寒い中でフリース1枚・・修行のような新年登山、お疲れ様でした〜。
今年も宜しくお願い致します 。
「俵山峠から簡単に」という心の声と「いやいや下からだろ〜」というもう一つ声に迷いましたが、結局長い方を選びました
今日は寒いな〜、と思ったら、下界は普通、このコントラストがいいですね
俵山は昨年、チャレンジして失脚していますので、今年は是非とも登ってみたいです。
今年もwestupさん
いろいろ、ご指導ください。よろしくお願いします
113
ぁ〜今頃、坊がツルなんだろうな〜、と山を歩きながら思っていました
あの冬の坊がツルの空気感は、何というか、ホントいいですね。
今、山行記録を見せていただきました。ホント心に沁みる風景でした。いいですね〜
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