笠ヶ岳 日帰りピストン28km。ちょっと無理しすぎた
- GPS
- 13:50
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 2,543m
- 下り
- 2,536m
コースタイム
- 山行
- 11:48
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 13:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場:鍋平登山者用無料駐車場 3連休の中日のため、3時半到着時点で登山者用無料駐車場も市営第2有料駐車場も満車。鍋平登山者用駐車場に行くよう係員に指示された。こちらもかなり埋まっていたが駐車可能だった 笠ケ岳山荘は10月15日ごろに小屋終いとのこと |
コース状況/ 危険箇所等 |
鍋平駐車場から新穂高登山指導センター: 30分ほどかかる。鍋平ロープウェイ駅に向かって歩いていくと、新穂高温泉への標識が次々ある。最後は山の斜面を下る 新穂高登山指導センターから笠新道入口: 橋を渡って市営第2駐車場方面ヘ進む。林道を延々と歩く 笠新道から杓子平: ひたすら登り。途中から岩ゴロゴロの山道になる。下りは膝に負担がかかる。樹林帯の岩は苔むして滑るので注意。標高を上げると苔はなくなりフリクションが効くので滑ることはない。急登がつづく 杓子平から笠新道分岐(稜線): 最初は緩やかな登山道で後半は急登が続く。急登はちょっとザレているので落石に注意 笠新道分岐から笠ケ岳山荘: 緩やかなアップダウンを繰り返す稜線歩き。とても気持ち良いが、風が強い時はもろに晒される 笠ケ岳山荘から笠ケ岳: 20分ほどの登り。特に危険個所はない 抜戸岳の往復: 笠新道分岐から双六方面に少し進んで山頂に登るか、笠新道分岐から少し登った尾根(分岐指導標)から尾根伝いに抜戸岳に行ける |
その他周辺情報 | コンビニ 新穂高温泉周辺にはないので、新島々や高山で調達すること 日帰り温泉 手っ取り早く「ひがくの湯」を利用 700円、9−19時、0578-89-2855 https://shinhotaka.com/place/766/ |
写真
感想
北ア周辺の週末の悪天続きで山行計画がことごとく流れてしまった。この三連休は中日と最終日の午前くらいまで天気が持ちそう。流れた計画をやるには好天の持続が短かすぎる。しかも運が悪いことに、この三連休に限って月曜は職場の操業日になっている。という訳で、久しぶりに20キロ越えのガッツリ日帰り山行に出掛けることに
7月の北穂も2日目は20キロ越えだったが、涸沢から北穂への登りを除けば、ほとんどが下りの長距離歩行だった(テント装備が重かったけど)。今回は晴れの日にはいつも職場から眺めている笠ケ岳のピストン。小池新道で登って遠回りしながら稜線伝いに笠まで歩くコースを取り、笠の山荘で槍穂を眺めながらのんびり1泊するのが引き出しの中にストックしてあった山行計画だった。諸般の事情で20キロ越えの日帰りに挑んだが、やはりちょっと無茶だった
誤算は鍋平の駐車場を利用せざるを得ず、新穂高までの往復に1時間余分に要したこと。結局、20キロ越えどころか28.8キロを日帰りで歩くことになってしまった。その上、笠新道が聞きしに勝る悪路で、登っているときから下りが思いやられ、案の定、杓子平からの長い岩ゴロの下りで膝痛を再発させて、ペースダウンを余儀なくされた
新穂高登山指導センターに到着したのが17時。三連休にもかかわらず、ロープウェイの最終が16時。ロープウェイで鍋平まで上がる道も閉ざされ、歩いて登り返したのが極めつけの追い討ちだった
考えてみれば、秋山のもっともビジーなシーズンで、三連休の中日に駐車場が空いているわけがない。下の登山者用無料駐車場で係員(夜通しいたようだ)から、鍋平に行くように言われた時は、そのままアパートに引き返そうかと迷った
でもこの日を逃すと、またしばらく週末の悪天が続きそうな嫌な予感がよぎり、腹を括って鍋平スタートを決めた。何だか限界に挑戦したような山行になってしまったが、今度笠に出掛ける時は、笠新道は絶対使わない(笑)。そして絶対1泊。夕日、朝日に刻々と変わる槍穂の稜線を眺めない手はない。2泊して丸1日アルコールを飲みながら眺めているのもいい
でもテン泊は嫌だな。重い荷物を背負って新穂高温泉から登るのは私にはきつすぎる。平日の晴れに小屋利用で再訪することにしよう
笠ヶ岳への日帰り登頂、本当にお疲れ様でした。
私の日帰り山行の中で一番しんどかったのが、笠新道の笠ヶ岳でした。
それに鍋平駐車場までの往復もくっついてきたら、限界を超えていますね。
ただ、槍穂も含めて、素晴らしい展望ですね。
疲労感も含めて、精神的にはリフレッシュできたのではないでしょうか。
写真を見ると、そろそろ秋づいてきているようですね。
3〜4週間程度あとになりそうですが、テントをかついで山にこもりたいと思っています。
eurekapapaさん、コメありがとうございました
健脚快速のeurekapapaさんでさえも最もきつい日帰りだったと知っていたら、黒戸尾根同様、二の足踏んで笠新道の日帰りピストンには行かなかったと思います
仰るとおり極めつけは鍋平への登り返しでした。ここでソロの方二人に抜かされた時は自分でも笑ってしまいました。29キロ近く歩き通したので、自分ながらよく歩いたと思うことにしていますが、二度とやりません。次回は1泊2日です(笑)
前回の登山からちょっと間があいたので、今回は極力荷物を減らして軽量化したのが救いでした。このコースをテン泊装備で上がってくる人たちが多いのには驚きましたが、皆さん本当につらそうでした
次回はテント担いで山籠りとか、ほとんどの小屋が閉まっているのでテント泊にならざるを得ないですが、どうぞお気をつけてお出かけください
やはり日帰りだと長い工程になりますね。
9月にテン泊で予定していましたが、天気はことごとく…。
予定は3つ消えましたが、10月なんとか紅葉登山で盛り返したいものです。
次は息子さんとテント泊などいかがでしょう(^^)
ジムニーさん、コメありがとうございました
鍋平からじゃなければ、この20キロ超えは何とかなるかな、という感じです
まぁ、でも次回やるときは小池新道経由の1泊山行ですね
息子とテン泊ですか。まずは小屋泊を経験させようと思っていたところです
ザックを交換して息子にテントを担いでもらっていくのも良いかも・・(笑)
2−3人用テントですが、でかいの二人だとちょっと窮屈かな
ピンさんこんにちは!
やっと来ましたね終日晴れ。たった1日で消化不良一掃!とまでは行かないかもしれませんが笠ヶ岳、イイお山ですよね。なにかホッとするような。当然道は険しく、なかなか一筋縄には参りませんが杓子平からの表情を一変させる歓迎ムードにとても嬉しくなります。翌日がお仕事だったとの事なので日帰りになってしまわれて残念でしたが、私も次回は笠山荘に泊まってゆっくりしてみたいなぁと思っています。縦走を笠で終える方が多いからですかね?みなさんがゆったりされている雰囲気がとてもよかったです。
同じ日に双六小屋でお話した方が、今日は笠行ってテント張って翌日に下山する。とおっしゃっていました。双六から笠、なかなか意外でしたが満喫できそうでいいプランだなぁ!と感心しました。
そういえば私のマイページ上、「最近の登山で会ったかも?」にピンさんご登場頂きました。2014/12以来のことです。とは言え4年もあったのに当方、特に進歩もなくニワトリの突撃ばかり繰り返しておりますがどうかご容赦ください。今回は鍋平まで一緒でした。あそこは広いのでなかなかわかりませんが、今度は見つけてご挨拶しますね!
カッパさん、ありがとうございました
カッパさんの台風の進路を読み切った笠ケ岳のレコを見て、今回私も出かけました
カッパさんがお姉さん二人を同行した山行だったので、私も日帰りできると甘く考えてしまったのが間違いでした。カッパさんと一緒に山に出かける女性は、普通の女性じゃないですよね(失礼!)
ニアミスは私の金峰山、カッパさんの瑞垣山以来ですね
でも今回は遭遇しなくて良かったです
120%不機嫌で死にそうな顔して笠新道を下りてきましたから
バッタリするときは、年寄りも颯爽と頑張ってますよ的な状態でお目にかかりたいです
彼岸で二泊三日の親戚巡りでした。
フォローさせて頂いてる方々のレコ見て地団駄踏んでる次第です(笑)。
ようやく私も苦手な暑い夏が終わり、地の利活かした山行が出来そうですね。
盆明け以降、ロクな山行出来てませんからこの間山休むのもありかなと思うここ数年です。
小屋のあるルート、しかも営業期間中なら無理してテント担ぐ必要ないんじゃないでしょうか。
やっぱり余力残して眺めのいい小屋泊まって朝夕の山見るのが最高の贅沢だと思います。
やはり新穂高、駐車場確保大変なんですね。
トムさん、コメありがとうございました
律義に彼岸行事でしたか
これも大事ですよね
南プス伝付のレコが上がるのを楽しみにしていますので、天候が味方することを祈ってます
まぁ、思うに任せぬこういう天候の年もありますよね
私の膝痛は心配したほど悪くなく、すぐにでも次の山行に出かけられそうです
お互いにチャンスを待ちましょう
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