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Yamareco

記録ID: 1598593
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

三ッ森山

2015年01月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:24
距離
7.6km
登り
460m
下り
453m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:14
合計
4:24
9:25
197
スタート地点 いこいの村岩手
12:42
12:56
53
13:49
ゴール地点 いこいの村岩手
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
いこいの村岩手の駐車場に車を停める。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特にないが道もない(笑
その他周辺情報 いこいの村岩手で入浴可能。
目の前に見えている峰続きの山が三ッ森山だ。
目の前に見えている峰続きの山が三ッ森山だ。
緑色の線で示したルートが北峰へのピストンルート(仮)。最低限、このルートは踏破したいと考えている。青い線で示したのは余力があれば歩きたいと思っているルート。北峰から中央峰を経由し、東北自然歩道を通っていこいの村に戻る周回ルートだ。
緑色の線で示したルートが北峰へのピストンルート(仮)。最低限、このルートは踏破したいと考えている。青い線で示したのは余力があれば歩きたいと思っているルート。北峰から中央峰を経由し、東北自然歩道を通っていこいの村に戻る周回ルートだ。
まずはいこいの村から林道へ。
すぐに東屋があらわれる。
まずはいこいの村から林道へ。
すぐに東屋があらわれる。
林道なりに進んでいくとやがて池…のような場所へ出る。地形図にも記された屋敷沢にあるため池だろう。ここまでいくつか道標があるが、「小鳥の森」だの「木の実の森」だのと表示され「三ッ森山」の文字は一つも出てこない。写真に写っている道標に唯一「三ッ森山登山口」と標記されている。
林道なりに進んでいくとやがて池…のような場所へ出る。地形図にも記された屋敷沢にあるため池だろう。ここまでいくつか道標があるが、「小鳥の森」だの「木の実の森」だのと表示され「三ッ森山」の文字は一つも出てこない。写真に写っている道標に唯一「三ッ森山登山口」と標記されている。
ここからいよいよ道は山に分け入っていく。道なりに進んでいくわけだが、事前情報によると沢を越えることになるらしい。はたして、道を横切る水の流れがあったのでコレを超えていく。
ここからいよいよ道は山に分け入っていく。道なりに進んでいくわけだが、事前情報によると沢を越えることになるらしい。はたして、道を横切る水の流れがあったのでコレを超えていく。
ところがこの先、道はいくつもの小分岐を繰り返す。しかも、想定とは違う方向へ。
ところがこの先、道はいくつもの小分岐を繰り返す。しかも、想定とは違う方向へ。
おかしいと思いGPSで確認すると、いつの間にか林道を外れ、作業道に入り込んでいた。
おかしいと思いGPSで確認すると、いつの間にか林道を外れ、作業道に入り込んでいた。
一旦戻り、正しい道を探す。途中の広場のようになっていた場所が、実は林道だった。そして沢があり、丸木橋がそれを越えている。 事前情報の「沢」とはコレのことだったか。
一旦戻り、正しい道を探す。途中の広場のようになっていた場所が、実は林道だった。そして沢があり、丸木橋がそれを越えている。 事前情報の「沢」とはコレのことだったか。
であるならば次は尾根への取り付をさがさなくては。
であるならば次は尾根への取り付をさがさなくては。
しかし、行けども行けども道らしきものは発見できない。思ったより雪が少なく、笹薮がまだ顔を出しているため好きなところを歩くというわけにもいかない。
しかし、行けども行けども道らしきものは発見できない。思ったより雪が少なく、笹薮がまだ顔を出しているため好きなところを歩くというわけにもいかない。
そうこうしているうちに、あきらかに取り付きの想定ポイントを通過してしまった。仕方が無いので方角だけを定め、一本の作業道に入ってみた。途中までは山頂に向かって順調に進むかに見えたのだが、やはり途中で藪と低木のミックスに突き当たり前進を断念させられた。雪の斜面を強引に登ってしまおうかとも思ったのだが、 斜面の途中に、まるでこっちに向かってオーバーハングしているかのような猛烈な笹薮の姿を確認してこちらも断念する。
そうこうしているうちに、あきらかに取り付きの想定ポイントを通過してしまった。仕方が無いので方角だけを定め、一本の作業道に入ってみた。途中までは山頂に向かって順調に進むかに見えたのだが、やはり途中で藪と低木のミックスに突き当たり前進を断念させられた。雪の斜面を強引に登ってしまおうかとも思ったのだが、 斜面の途中に、まるでこっちに向かってオーバーハングしているかのような猛烈な笹薮の姿を確認してこちらも断念する。
仕方が無いので地形図上で突破が容易そうな場所を探す。少し戻って尾根伝いに進めば、笹薮を突破できるのではないか?
下の林道まで戻るのも面倒だったので、等高線沿いに斜面をへつり近くの尾根筋にたどり着いた。この尾根筋は木々もまばらで雪も深く歩きやすい。
仕方が無いので地形図上で突破が容易そうな場所を探す。少し戻って尾根伝いに進めば、笹薮を突破できるのではないか?
下の林道まで戻るのも面倒だったので、等高線沿いに斜面をへつり近くの尾根筋にたどり着いた。この尾根筋は木々もまばらで雪も深く歩きやすい。
このまま山頂に迎えるかと期待して登ったのだが、途中で地図に載っていない林道にぶち当たった。どうやらさっき下から見えた笹薮の帯はこの林道の法面だったようだ。この林道を越え、尾根を伝って歩きたかったのだがなぜか林道を境に藪が濃くなっているのが見て取れる。雪のつき方が弱く、笹薮が露出してしまっているのだ。気持ちとしては点線で示した進路をとりたいのだが…うーん…。
このまま山頂に迎えるかと期待して登ったのだが、途中で地図に載っていない林道にぶち当たった。どうやらさっき下から見えた笹薮の帯はこの林道の法面だったようだ。この林道を越え、尾根を伝って歩きたかったのだがなぜか林道を境に藪が濃くなっているのが見て取れる。雪のつき方が弱く、笹薮が露出してしまっているのだ。気持ちとしては点線で示した進路をとりたいのだが…うーん…。
結局、藪大嫌いなヘロヘロ隊は尾根筋を捨て林道を歩くことを選択。どこか登り易い、適度に雪が着いた斜面を探すことにした。しかし、林道の法面や笹薮が邪魔をして、適当と思われる場所がみつからない。
結局、藪大嫌いなヘロヘロ隊は尾根筋を捨て林道を歩くことを選択。どこか登り易い、適度に雪が着いた斜面を探すことにした。しかし、林道の法面や笹薮が邪魔をして、適当と思われる場所がみつからない。
結局、林道を大きく迂回し、北に延びた尾根筋から山頂を目指すことにした。当初の予定からしたら、ずいぶんと迂遠な道のりになってしまった。
結局、林道を大きく迂回し、北に延びた尾根筋から山頂を目指すことにした。当初の予定からしたら、ずいぶんと迂遠な道のりになってしまった。
この北尾根も激藪だったりしたら万事休す、と思っていたが激藪どころか、すっぱりと伐採されていた。ちょっと予想外の展開だが、これで山頂までの進路は確保できそうだ。
この北尾根も激藪だったりしたら万事休す、と思っていたが激藪どころか、すっぱりと伐採されていた。ちょっと予想外の展開だが、これで山頂までの進路は確保できそうだ。
しかし、今度は別の問題が発生した。以前、空雲山で味わった踏み抜き地獄が再び私を捕らえたのであった。そう、私だけ…。
しかし、今度は別の問題が発生した。以前、空雲山で味わった踏み抜き地獄が再び私を捕らえたのであった。そう、私だけ…。
ウェイトの軽いツートンは踏み抜くことなく通過できる雪面だが私は踏み抜きまくり、ご覧のとおり下半身雪まみれである。
ウェイトの軽いツートンは踏み抜くことなく通過できる雪面だが私は踏み抜きまくり、ご覧のとおり下半身雪まみれである。
苦労の末、ようやく山頂にたどり着いた。往復で三時間もあれば…と思っていたのだが、片道ですでに三時間半が経過していた。
苦労の末、ようやく山頂にたどり着いた。往復で三時間もあれば…と思っていたのだが、片道ですでに三時間半が経過していた。
山頂は木々に囲まれ、あまり眺望は無いが伐採のおかげか、少し下ると眼前には岩手山の焼走りが大きく見える。
山頂は木々に囲まれ、あまり眺望は無いが伐採のおかげか、少し下ると眼前には岩手山の焼走りが大きく見える。
三ッ森山の中央峰、南峰も見える。夏は藪だろうが、今の季節ならこの伐採地をたどればどちらのピークにも容易に立つことができそうだ。しかし、今日はもう時間も体力も尽きた。降りよう。
三ッ森山の中央峰、南峰も見える。夏は藪だろうが、今の季節ならこの伐採地をたどればどちらのピークにも容易に立つことができそうだ。しかし、今日はもう時間も体力も尽きた。降りよう。
どこを下るか迷ったが最終的に選択したのは、斜面の緩そうな場所を繋いで下る方法。一番傾斜がきつい場所は、斜面を斜めに横断しながら下ることで回避。途中からは作業道をみつけ(…半ば廃道化していたが)それを伝って下った。
どこを下るか迷ったが最終的に選択したのは、斜面の緩そうな場所を繋いで下る方法。一番傾斜がきつい場所は、斜面を斜めに横断しながら下ることで回避。途中からは作業道をみつけ(…半ば廃道化していたが)それを伝って下った。
最終的に、往路で沢を渡った場所に出た。自分たちが今朝着けた足跡を発見したときは、少しだけホッとした。別に、道に迷っていたわけではないのだけれど。
最終的に、往路で沢を渡った場所に出た。自分たちが今朝着けた足跡を発見したときは、少しだけホッとした。別に、道に迷っていたわけではないのだけれど。

感想

初の三ッ森山だったが思いの他苦戦させられた。おそらく雪の着き方や、藪を漕ぐ覚悟の有無でコース取りや難易度が大幅に変わる。ヘロヘロ隊は藪や急斜面を徹底的に避けたため、迂遠なコース取りとなってしまった。

今回は北峰に登るのが精一杯だったが、三峰すべてに登ろうと思うなら焼け走り側からアプローチしたほうが格段に楽だろう。もっとも積雪期に限り、ではあるが。次回(があるかどうかはわからないが…)は、ぜひ三峰制覇にチャレンジしてみようと思う。

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