鳴沢岳〜赤沢岳〜スバリ岳〜針ノ木岳(扇沢より周回)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,231m
- 下り
- 2,215m
コースタイム
天候 | 23日:晴れ 24日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:路線バス 扇沢駅13:30発ー大町温泉郷13:45着 大町温泉郷14:45発ー信濃大町駅15:00着 あずさ26号 信濃大町駅15:05発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
意外とガレ場、岩場、登山道脇が崩れ落ちている箇所があります。 慣れている人は問題ありませんが、慣れていない人は要注意。 |
その他周辺情報 | バスを途中下車して大町温泉郷「薬師の湯」で汗を流しました。 (扇沢のバスのチケット売り場で、500円になる割引券をもらえます。) 扇沢ではチケット売り場でバスのチケットを買いますが、温泉郷から乗る場合は下車する際に運賃を払います。 私の乗ったバス(扇沢14:30発)はあずさ26号には接続していませんが、今回は駅に早めについたので乗ることができました。 |
写真
感想
当初2泊3日で八峰キレットを越えようと計画していたが、水曜の時点で天気予報が悪かったため中止にした。が、金曜の夜に天気予報を見直すと、天気が悪いのは土曜の午前中のみで、日曜は絶好の登山日和に。月曜も悪くはなさそう。ということで、新越山荘に1泊して扇沢から周回するルートに行くことにした。実はこのルート、昨年、針ノ木岳から烏帽子岳まで歩いた時から、1泊で思い立ったらすぐ行けると目星をつけていた。当初の予定とは異なってしまったが、行きたいと思っていたところを歩くことができたので良かった。
初日は柏原新道から。天気予報が良くなったためか、大勢の登山者が登っていた。道は整備されていて非常に歩きやすい。種池山荘に着くと、9割以上爺ヶ岳のほうに登っていく。多くの人は、冷池山荘に1泊して鹿島槍をピストンするようだ。十分に休憩をとって、景色を楽しみながら進んだが、昼前には新越山荘に着いてしまった。外でご飯を食べたり、ヘリコプターの荷揚げを見物したり、昼寝したり、のんびり楽しく過ごした。小屋は空いていたようで、8畳の部屋を4人で使うことが出来て快適だった。また、次の日の宿泊で今シーズンの営業が終了だったため、ビールorコーラを1本サービスしてもらえた(飲めない私はもちろんコーラ…)。ご飯も美味しいし、窓の外の景色も素晴らしいし、手書きの張り紙はいちいち可愛いし、オリジナルグッズもいろいろあって、良い山小屋だと思った。
翌朝、朝ごはんを食べてすぐに出発した。前日に比べると雲が多かったが、山が朝日に照らされるのを見ながら歩くことができた。このルートの素晴らしいところは、立山、剱岳を近くに見ながら歩けることだと思うが、それを十分に堪能することができた。また、赤沢岳から見たスバリ岳が立派で良かった。針ノ木岳の山頂では、雲がさらに増えてきてしまってはいたが、素晴らしい景色を見ることができた。昨年はほとんど何も見えなかったので、北は白馬岳から、南は槍ヶ岳、さらにその先まで見ることができて感激した。針ノ木小屋で休憩し、下山。紅葉が綺麗で、今シーズンはこれ以上の紅葉はもう見れないかも…と思いながら、振り返りながら下山した。
土曜の午前中の雨さえ我慢できれば、結果的には2泊3日で歩けたので、少し悔しくも感じているが、爺ヶ岳から鹿島槍、五竜岳と向かうのは次にお楽しみにとっておこうと思う。2年前に五竜岳に行った時に、紅葉には少し早かったので、今回もまだ早いかと考えていたが、ちょうど見頃だったようで、カッコいい風景だけでなく、紅葉も楽しむことができたのはラッキーだった。柏原新道は歩きやすいので、また来るだろうし、針ノ木岳もすぐに登れるところにあるし、船窪小屋方面は秋も雰囲気が良さそうだし、今回のルートはすぐに行けて楽しいし、これからも何度も行くだろうなと思う。
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