杣の里→御前岳→釈迦岳→杣の里
- GPS
- 06:33
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 1,016m
コースタイム
10:15 林道脇登山口(1℃) 15分休憩
11:30 御前岳(-1℃)
13:19 釈迦岳(-3℃)
14:05 矢部越(-2℃) 27分休憩
15:35 杣の里(1℃)
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(杣の里利用者以外は駐車場利用不可) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・杣の里までの道路は若干凍結気味(今回はスタッドレス、チェーン等なしで通過) ・登山道中ほぼ全て冠雪 ・クサリ・ロープ場、渡渉箇所多数あり(危険箇所なし) |
写真
感想
本日は九千部山の予定だったのだが、道路の状況が思ったよりよさそう(凍結がなさそう)で、本来行きたかった釈迦岳方面へ行けそうではないかという事で、急遽目的地を変更して釈迦岳にしてもらった。御側川の脇に入った道から若干凍結していたものの、徐行運転で杣の里まで無事到着した。
09:15〜10:15 杣の里→林道脇登山口
登山開始直後から雪の積もった道を歩く。平日ということもあってか、雪の踏み跡もなく、待望の雪山にワクワクする。登山開始早々クサリ場や渡渉箇所も数箇所あるものの、特に危険な箇所はない。
林道に出て少し歩いたところにある登山口の標識があるところで小休止し、アイゼンを装着する。
10:15〜11:30 林道→御前岳
林道から入ったところから登りが急になる。途中にロープなどがある箇所もあるが特に危険な箇所はない。
あと400mくらいの地点からなかなか頂上へたどり着かなかったがようやく登頂。
御前岳の頂上は見晴らしがよく、風もないので非常に気持ちがよかった。若干曇っていた空も休憩中に晴れ間が出てきて満足できた。
11:30〜13:19 御前岳→釈迦岳
御前岳からの下り始めは若干急坂だが、それを過ぎるとなだらかな道が続く。途中は笹が道にせり出している箇所が多く、笹に積もった雪が身体やザックに付着する。
釈迦岳の山頂は遠くから見えていた通り急坂になっていたが、御前岳に登って高度を稼いでいたせいか距離自体は短く、山頂へは思ったよりあっけなく着いた。
13:19〜14:05 釈迦岳→矢部越
山頂直下は若干急斜面だが、あとはわりと歩きやすい。途中、積雪量が少ない箇所では落ち葉と泥がアイゼンの爪にへばりついて歩きにくくなる箇所があった。
矢部越で遅めの昼食ということで、higejiiさんにレトルトカレーを作ってもらう予定だったが、冷気のためかガスの燃焼効率がいまひとつで、なかなかお湯が沸かなかったので断念。やっぱり冬場はガソリンコンロがよいとのことだが、higejiiさん手持ちのものは故障してしまったらしい。自宅に帰ると母が、そういう時はビニールにお湯を入れて、そこにガスをつけて火を焚くと良いと教えてくれたのだが、そのお湯が無いとどうしようもない。さらに言うなら今回のガスコンロはガスを横に装着するタイプだったので、お湯につけたまま火をつけることもできない。今後も冬山登山を続けるならガソリンコンロを買ってみるのもよいかも。
14:32〜15:35 矢部越→杣の里
矢部越での休憩時にアイゼンをはずして下る。途中に林道を数回横断して、最後は林道沿いに下った。普段なら舗装道路を歩くと足が痛くなりそうだが、雪がクッションになるためか非常に歩きやすい。雪の景色も素晴らしいので下り道も苦にならない。
下り始めは若干急だったので、アイゼンをつけたままでもよかったかもしれない。
総括
今までの山行記録で積雪ピークハント等としていたものは、道中のごくわずかの区間のみが積雪しているものだったが、本日はほぼ全区間が積雪しており、ようやく本来の積雪ピークハント(ハイキング)にふさわしい山行になったと思う。若干曇り気味だったものの風もなくて景色もよく、静かで非常に満足のいく山行だった。
今回は今まででもっとも長い距離(時間)アイゼンを装着して歩行したので、雪山の経験としてもよかったと思う。特にアイゼンが何度か外れたりしたので、工夫の余地がありそうだと感じた。また、今までにアイゼンをつけて歩いたときには何度も躓いたりしていたのだが、今回は同行者のペースでゆっくり(小股)で歩いたのが功を奏したのか、スムーズに歩けたように思う。
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