奥久慈男体山縦走(竜神ダム基点：明山⇒篭岩山⇒男体山⇒武生山)

2018年10月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 25.5km
• 登り: 1,645m
• 下り: 1,656m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:55
• 休憩: 0:39
• 合計: 10:34

5:27 スタート地点
6:17 6:17 亀ヶ淵
6:52 6:52 明山山頂分岐
7:50 8:01 篭岩
8:51 8:51 篭岩山
9:25 9:25 釜沢越
10:14 10:14 鷹取岩
11:23 11:23 大円地越
11:54 12:01 奥久慈男体山
12:30 12:42 持方登山口
13:54 14:03 奥久慈見晴らし台
14:36 14:36 武生林道
15:12 15:12 亀ヶ淵
16:01 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

竜神ダム駐車場(無料、早朝から利用可)に停めました。常磐道から竜神ダムに向かうと、手前に竜神大吊橋の駐車場への入口がありますが、こちらの駐車場は利用時間が制限されているようです(8:30~17:00)。

コース状況／危険箇所等

・亀ヶ淵⇒明山：山道はけもの道に近いが、目印がたくさんあるので親切ではある。
・篭岩付近：鎖場がある。けもの道の途中に突然鎖場が出てくるイメージで山道を探さないとコースを簡単に見失うと思います。GPSは常に機能するのであれば安心です。
・武生山⇒亀ヶ淵：最近の台風のせいか、木ごと地滑りしてコースらしき道が無くなっている箇所がある。

写真

10/7 5:28

早朝の竜神ダム駐車場と竜神大吊橋。

10/7 5:33

竜神ダムから亀ヶ淵までは鳥の声と虫の音が清々しい舗装路になっている。

10/7 6:17

舗装路の終点にある亀ヶ淵。明山と武生林道への登山口でもあります。

10/7 6:36

明山へのルートは紛らわしい箇所が多いため、フォローするように数100mおきに目印がある。

10/7 6:52

明山の山頂への分岐点。山頂はルートから南にはずれた方向にある。

10/7 7:27

明山のルートを西進し、町道の登山口へ降りる。この町道は、付近にある民家のための道でしょうか。

10/7 7:30

野生っぽいにおいがすると思ったら、民家の庭先に牛がいた。

10/7 7:50

篭岩展望台から篭岩山(たぶん)を望む。

10/7 8:25

篭岩山へのルートの途中、高さ7~8mの崖を降りる鎖場があります。鎖は草むらに覆われて見えず、それまでは緩やかな登山道が続くため、まさか崖のほうにルートが続くとは思わなかった(゜д゜)

10/7 8:29

篭岩山頂付近は岩場を進む。岩はやや脆いので注意して掴まないと崩れやすい。

10/7 8:51

篭岩山頂から。見渡す限り山だらけ。

10/7 9:14

篭岩山から釜沢越は沢歩きを基調としたルート。

10/7 9:21

篭岩山から釜沢越までの間にある目印。目印があるほうに分岐を進むとルートから外れます。よく見ると×印になってる…こういう印のつけ方もあるのか…。

10/7 9:25

釜沢越に到着。標識はだいぶ年季が入っています。

10/7 10:10

釜沢越から大円地越までのルートには数箇所の鎖場があります。

10/7 10:14

釜沢越〜大円地越の間にあるランドマークの鷹取岩。このルートは尾根になっており、西側から遮るものがないので風が直撃します。この日は台風の影響か風が強く怖かった。

10/7 11:17

櫛ヶ峯から男体山を望む。なかなか良い男体山の撮影スポットではないでしょうか(…10枚くらいは撮った)。

10/7 11:23

大円地越に到着。この辺りからは登山の方が増えて少し安心。

10/7 11:54

秋晴れの男体山山頂に到着。山頂付近はそこそこ広く〜20人くらいなら休める感じです。だいぶ時間が押しているので帰りは武生林道にルートを変更。

10/7 12:30

男体山の北東に位置する持方登山口。登山口には山行計画書のポストを併設した無料のトイレ、6台分くらいの駐車場があります。建屋手前の男子トイレは林道からも内部が見える大胆なつくり。

10/7 12:43

持方登山口から武生山は舗装された一本道をひたすら歩く。

10/7 13:54

林道の途中にある奥久慈見晴らし台。高原を吹き抜ける風が心地よく、溜まった疲れが癒されます。

10/7 14:25

林道を武生山に向かって進むと右手に展望台があります。上まで行く元気はない。

10/7 14:36

武生林道から亀ヶ淵への山道口。標識横の赤い天道虫みたいのは何だったんでしょう？

10/7 15:12

亀ヶ淵を上からのアングルで。ようやく戻ってきた。武生林道から亀ヶ淵へのルートは途中地滑りと思われる箇所があったが、何とか降りてこれた(逆のルートだと登れないかも)。

10/7 15:57

竜神大吊橋まで戻ってきました。橋ではバンジージャンプの準備中。

10/7 15:58

バンジーージャンプ。下から見てると落ちてくるスピードやばいですね；ともあれ竜神ダムに到着。

撮影機器：

Xperia XZ1 SO-01K docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ストック ハッカ油

感想

foxbat

・5年ほど前にトレイルランで竜神渓谷を訪れたことがあり、それ以来奥久慈男体山までの縦走をしてみたいと思っていました。
・20キロ越えの日帰りハイキングということで、体にダメージが少ない3連休の中日に奥久慈男体山へ。

・竜神ダムの駐車場から亀ヶ淵までの約3.5kmは車が通らない舗装路となっていて、湖畔の林道ということもあり、竜神大吊橋の観光がてら散策にちょうど良い感じです。
・亀ヶ淵⇒明山⇒篭岩⇒釜沢越のルートは要所に目印こそあるものの、GPSフル稼働のスマホを片手にクモの巣を掻き分けて進むかなりワイルドな山行になりました。篭岩付近はけもの道に突然鎖場が現れるので、注意していないと迷います。
・当初は竜神ダム⇔男体山の往復を計画していましたが、往路がかなり厳しかったため復路を舗装路の武生林道に変更しました。明山は帰りに寄るつもりだったので、ルート変更により山頂へは登れなかった。。
・釜沢越⇒大円地越のルートは利用する人が少なそうですが、男体山と同じくらいの高度で間に遮るものが無いため、遠景写真がとても映えると思います。
・復路は男体山山頂から持方登山口を経由し、武生林道を武生山へ。武生林道は舗装された普通の道ですが、車はめったに通らないので歩道がなくてもわりと安心です。
・武生林道側山道口⇒亀ヶ淵のルートは、山道に休憩用のベンチがたくさん用意されていてとても親切です。このやさしさを少しでも明山、篭岩のルートにわけてほしかった；

・全体の行程の半分くらいは舗装路なので、距離のわりに日帰りでも意外といける。
・以前トレイランで訪れたときはだいぶ整備された登山道という印象がありましたが、利用する人が減ったのか総じてワイルドな道になっていました。クモの巣取りの最高記録を達成した一日だった気がします(^^：
・亀ヶ淵付近までは観光で向かう方も多そうですが、明山、篭岩付近を通るルートはロスト対策も含めてそれなりの装備で臨む必要がありそうです。