北八ヶ岳周回 (八柱山、縞枯山、茶臼山)
- GPS
- 06:08
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:04
天候 | 曇り時々晴れ、後霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雨池-雨池峠-縞枯山-茶臼山-麦草峠-白駒池のルートは登山者観光客多し。登山というよりも観光地の雰囲気。 ・自然園から八柱山の途中までは林道を利用するが、この林道はかなり荒れていた。自動車はおろか、自転車の通行もままならないほど。林道終点から八柱山までは普通の登山道。 ・白駒池から自然園までは信濃自然歩道を使う。全般的に歩き易い。 |
写真
感想
北八ヶ岳の未踏ルートを周回コースで歩いてきた。好天予報だったが全然良くなくて、余り楽しめる要素はなかったが、帰りの渋滞が皆無だったので良しとする。以下に詳細。
八千穂自然園の駐車場にはまだ真っ暗な4:15頃に到着。途中の道路は大ガスで、ヘッドライトを点灯させてもよく見えないほどだった。駐車場付近も当然大ガスは変わらず。好天予報なのでそのうち晴れるだろうと考え食事と準備をして4:40に出発。まだ真っ暗なのでライトを点けて歩く。が、この灯りもガスに反射されて良く見渡せない。取りあえず足下を照らせるが、それ以上は全く何も見えない。こんなひどいガスは久々。アルプス縦走していてもここまでの濃霧はなかなか経験できない。歩き始めてしばらくは林道を歩くが、これは本当に林道ですか?というくらいに荒れていた。何せ暗闇と大ガスで良く見えなかったのだが、地面がごっそりえぐれている箇所があちこちにあって、50cmくらいの段差があちこちにできていた。こんなところ、戦車でもない限り通行は不能だろうと思った。人間の足で歩くのも、暗いとけっこうしんどい。転けないように進む。ぼろぼろの林道が終わって登山道が始まる頃になってようやく明るくなってきた。ライトは消して歩く。登山道の始めは笹を刈り払いした直後なのか、笹の残りが足に当たり痛い。こんなのがずっと続いたら嫌だなと思ったが、5分ほどで終了、あとは普通の登山道だった。駐車場から最初のピークの八柱山まではコースタイム3時間となっているので、どんなルートかと思ったが、あっと言う間にコースタイムの約半分で到着。天気があまり良くないので盛り上がりもない。ここで水分だけ取って先に進む。この後下り基調が落ち着くと雨池に到着。ここには積雪期に何度か着たことがあるが、無雪期は多分初めて。早朝なので誰もおらず貸し切り。反時計回りに回って林道に出、雨池峠への登りの前に小休止。大した登りもなく峠に到着。とはいえこの区間は登山道が湿っていて、しかも丸い岩が多くて足の置き場がなかった。先を急ぎたいが慎重に登るしかない。この後同様な所が多く、何度かスリップして転けたが大事には至らず。峠から縞枯山の登りにかかる。このエリアも冬には何度も来ているが、無雪期は二度目。晴れると思っていたガスは結局晴れずにこの日の最高点の縞枯山に到着。展望なしなのでさっさと次に行く。展望台も試しに寄ったが天気が悪くて似たり寄ったり。これは今日はダメだなと思いつつ先に進み、茶臼山に到着。期待もしてなかったが、ここもガス。もう先に行くだけ。ここから先は登山者と言うよりも観光客っぽい人が増える。標高2000メートルを超える麦草峠まで自家用車で上がれるのだから当然と言えば当然。しかも今日は全く寒くも暑くもない。ガスで展望ゼロなことを除けば、歩くのには都合が良い。しばらく下って見覚えのある麦草峠に到着。ここは下界。丸山経由で白駒池に行くことも考えたが、今日の天気ではガスを見に行くだけなのでやめた。最短距離で白駒池を目指す。このルートは、完全に観光地のルート。完全武装の登山者は全く場違い。居心地悪い。白駒池到着後、ベンチで座って少し休んで先に行く。ここも冬の方が良かった。この先は信濃自然歩道の道標に従う。自然歩道とは言え完全な山道なので、自然歩道と言う中途半端な名前に騙されてはいけない。一度国道を横切って再度登山道を歩くが、国道からの入口が分からず少しウロウロ。自分の古い登山地図と現況が異なっていたのだ。しかも霧雨まで降ってきた。樹林帯に入れば濡れずに済むが、車道では体も装備も濡れる。でもあと数10分程度でゴールなので今日はカッパは着る着は全くなかった。10分ほど歩いて入口を発見、あとはこれを見失わずに行けばゴール、のはずだったが、最後、ゲレンデに出るとまたしても大ガスで何も見えない。ゲレンデなのでとにかく下れば車道に出ると思い適当に下ると、案の定クルマの音が聞こえ始め、車道にぶつかる。GPSを見ると本来の登山道からは離れていたが無問題。最後、国道を濡れながらぶらぶら歩いて駐車場に戻る。単独で、しかも日帰り山行でわざわざ雨の中を歩くのは、自分にとってはとても珍しい。ひょっとすると初めてかもしれない。天気が悪いと出掛けないからだ。今日は予報も外れたし、コースもイマイチで、ただただ18キロ歩いただけになってしまったが、体力維持のためには致し方ない。帰りは高速下道共に渋滞は全くなく、明るい時間に余裕で帰宅。
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