笹山へ 奈良田吊り橋から 南アルプス絶景
- GPS
- 08:57
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 2,094m
- 下り
- 2,102m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:55
3:00 安曇野穂高発 六郷IC経由
6:10 奈良田湖吊り橋前着
<復路>
15:30 駐車場発
18:40 自宅着
天候 | 登り雲の中 山頂 東側雲 西側晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただ帰ると ダンプカーが私の車を取り囲むように駐車、びっくり! 一般車の駐車に問題はないようです |
コース状況/ 危険箇所等 |
奈良田湖の吊り橋の先 奈良田湖に流れ込む川の護岸が崩れ下りにくいのと川に渡されている丸太が微妙に動き怖い 行きはなんとか丸太を使い濡れずに渡ったが、帰りは靴を脱ぎ徒渉 ほぼ直登・急登 踏み跡の薄いところもあるが、尾根を外さないように登れば問題はない |
その他周辺情報 | 奈良田温泉 町営 「奈良田の里」 女帝の湯 西山温泉 湯島の湯 |
写真
感想
2018年(平成30年)10月9日(火)
笹山へ 奈良田湖吊り橋前より
「笹山に 紅葉ぱっと広がる 塩見荒川」
山梨百名山の中で鶏冠山とともに残っている難関な山
南アルプスの前衛、笹山を目指した。
奈良田湖にかかる長い吊り橋を揺られながら渡り登山口を目指す。
簡単に進めるだろうと思いきや
いきなり崖の崩れた川岸に出た。
実は今日一番の難関箇所だ。
崖をまず下る。といっても2~3mの高さがあり
ずるずる滑りながらは躊躇する。
一番下りられそうな部分から木の枝をつかみ下りた。
ところがトゲのあるツルが絡んでくるではないか。
なんとか川辺に下りると一本の丸太がかかり
少し濁った水量の多そうな川を渡らなければならない。
不安定な丸太を慎重に二歩ぐらい進む。
ぐらっとなったのでポールを付くと川底に当たり
その勢いで対岸へと飛び移ることができた。
帰りは丸太を渡ろうとしたがぐらぐら丸太は揺れ前に進めなくなり、
ポールを付きながら行けば良いのだが
濁っているため深さの見当も付かず
怖くなってしまい裸足になりジャブジャブと川を渡った。
長い行程の最後だったのでほてった足にはかえって気持ちよかった。
笊ヶ岳の帰りの徒渉とよく似ているなとふっと思った。
登りはじめは発電所のパイプに沿ってジグザグに登りあげていく
その後も尾根伝いにどんどんと高度を上げていく。
その分息も上がりつらい登りだ。
ブナ、コナラもまだ緑が濃かったが
高度が上がるにつれ黄色く、さらに落ち葉となり登山道を埋めていた。
そのため場所によっては登山道を見失うほどの落ち葉となっていた。
最初は薄日が差し展望を期待して登っていたが
途中から雲にすっぽりと覆われてしまい
期待していた山頂からの展望もないのかと期待薄となっていった。
ところが山頂は半分見事に晴れていた。
期待以上の迫力ある、そして美しい山頂からの眺望だった。
思っていたより1時間近く早めに笹山南峰に着く。
目の前が青空で広がり、南アルプスが見える。
そして笹山北峰も見えてその山頂からは展望が良さそうなのが分かった。
南峰でとりあえず1枚写真を撮り北峰へと急いだ。
10分足らずで笹山北峰へと着く。
目の前には塩見岳がどんと構える姿
荒々しい荒川岳の峰々が重なり
その左肩には赤石岳の三角錐が見られた。
また塩見岳からの稜線に蝙蝠岳のなだらかな山頂が
塩見岳と荒川岳に挟まれていた。
塩見岳の右手には中央アルプスが遠く見られ
宝剣岳はその姿を遠くからでも確認できた。
ただ東側濃鳥岳方面は雲がしかりと覆い見ることができなかった。
山梨百名山お決まりの富士山も雲の中。
山頂にはウラシマツツジの赤と背の低いカラマツの黄だろうか
見事に紅葉も見られ南アルプスを彩っていた。
展望には期待薄の登りだっただけに嬉しい山頂の一時が送れた。
長い急斜面を無事下山し
今回登ることができた笹山で山梨百名山71座目となった。
あと難しい山は鶏冠山か。
ふるちゃん
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