飯能〜芦ヶ久保(転倒負傷により敗退)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:40
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 2,088m
コースタイム
天候 | 快晴。芦ヶ久保駅 5:00 で、-5℃でした。冬型がゆるんだせいか、風もなく、昼間は、寒くなかったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
芦ヶ久保駅前にも駐車場があるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんが、あえて言うと、子の権現〜伊豆ヶ岳の間は、急坂が多いことぐらいでしょうか。多峯主山〜久須美までの間は、いろいろな道が交錯していて、わかりくいところがあります。また、久須美から子の権現の間も、仕事道が多いので、間違える可能性があります。小さなお手製の標識に注意してください。でも、そういった場所には、木を横にした通せんぼがあることが多いです。しばらくお天気が良かったこともあって、雪がついているところは、ほとんどありません。子の権現にトレイがあります。また、小さなおみやげ屋さんがあり、おやき等を売っています。それ以外は、途中に水場も自販機もお店もありません。 |
写真
感想
武川岳の尾根で、木の根っこにひっかり、頭から地面に転倒してしまいました。地面に石があったようで、戻ってから縫うような傷となり、かなり出血しました。さすがに、このまま止まらなかったらと思い焦りました。ちょうど、そのとき、上から下山途中の方々に助けられ、バンダナとティッシュを頂き、出血を止めるように処置して頂き、何とか出血を止めることができました。ヤマレコをみているかもしれませんので、この場を借りて、感謝とお礼を申し上げます。あの時は、本当にありがとうございました。無事、家に帰ることができました。
遭難というもの、注意していても、いつ起こるかわからないものです。
飯能駅を出た時は、まだ、真っ暗なので、ヘッドライトを付けての行動です。
天覧山からの夜景は、なかなか綺麗でした。
多峯主山で、ヘッドライトをはずします。
ここから先は、少しわかりにくかったです。左よりに道を下ると、道の右に久須美坂への道標がありますので、これを見逃さないようにします。
しばらく尾根沿いですが、そのうち、尾根を左にはずれます。そのまま谷沿いを進むと道路にでます。
道路に出たら、右に進み坂を登ります。しばらくすると、左に久須美坂への道標があるので、ここを入ります。この先は、基本的に1本道です。
左にゴルフ場を見ながら進み、下りになると道路(東峠)にでます。左に少し下ると、天覚山への登り口があります。谷沿いに登ったあと尾根にでます。このあたり、きついです。
天覚山は木立に囲まれ、奥多摩方面が見えるだけです。天覚山から大高山までは、細かいアップダウンが続きます。大高山の登りもきついです。
アップダウンを続けていると、道路にでます。そのまま突っ切ります。
すぐに、吾野への前坂の道標があります。ここも真っ直ぐに行きます。
すぐ先で左に尾根をはずれ、左下の林道にでます。
林道を右に行く(キワダ坂)こと 320M、右に尾根に取り付く道標がありますので、ここを入ります。北側の展望が得られるところへ来ると、子の権現が見えます。
子の権現までは、細かなアップダウンが多く、疲れるところです。多少紛らわしい仕事道がありますが1本道です。スルギ前後は、尾根が痩せています。昭文社山と高原地図では、赤波線区間ですが、赤実践区間とそれほど大差はありません。
ここまでは、標高が低い割には、細かなアップダウンが多いので、割と体力がいるかもしれません。
子の権現からは、今までより大きなアップダウンとなります。
高畑山までは長い登り、古御嶽と伊豆ヶ岳の登りは、かなりきついです。
伊豆ヶ岳から山伏峠までは、最初きつくて滑りやすい感じですが、段々緩くなります。
山伏峠のすぐそばで、道が左右に分かれます。武川岳に行く場合は、左に取り、道路に降りたら少し名郷側(左)に行くと、右に古い登り口があります。
武川岳の登りは、高度差はあるものの、あまりきつくありません。
今回は、前武川岳手前で転倒出血してしまったので、ここで、下山することにしました。とは行っても、芦ヶ久保まで結構あります。出血が止まったので戻ることができました。
ここでこの状況の中、もし、頭を打って意識がなかったらどうなるかと考えて見ました。かなり、動いて体力を使っているので、血糖値は下がり気味です。気温は、夕方になれば、零度以下。その上、動いているときは、薄着です。意識を失ったまま、誰にも気づかれずにその場に倒れていたら、たぶん、凍死することになるでしょう。あらゆる事故に備えていたら、山に行かないのが一番ですが、そうも行きません。しかし、どんなところでも、死に至る可能性はあるものだと改めて感じました。計画的に行動し、リスクを考えていても、遭難は起こるものだと再認識した次第です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する