入笠山で紅葉狩り

2018年10月12日(金) [日帰り]

• GPS: 06:19
• 距離: 8.1km
• 登り: 538m
• 下り: 536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:17

距離 8.1km 登り 539m 下り 539m

9:56 沢入登山口
11:37 12:00 入笠湿原
12:04 12:16 山彦荘
13:18 14:08 入笠山
14:34 御所平登山口
14:45 15:20 山彦荘
15:22 入笠湿原
16:13 沢入登山口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所は無し。

写真

10/12 5:49

5時頃に友人と合流。天気予報と照らし合わせて比較的天気が良さそうな入笠山に向かったのだけれど、いつまで経っても厚い雲の下で雨が止まなかった。

10/12 6:53

それでも八ヶ岳が見えてくる頃には空が少しずつ明るくなって、時折青空も観られる様になったので期待は膨らんだ。入笠山が近付くと雨は止んでくれた。

10/12 7:59

霧の森を走り抜けて沢入登山口に到着。気温は12℃。風が無いので寒さは余り感じない。外へ出るとチッチと鳴きながら小鳥が飛んでいたので追い掛けてみた。

10/12 8:00

ホオジロ。気温が低いのでまんまるで可愛い。アチコチから鳴き声が聴こえてきた。このあと天気の様子見も兼ねて車内で仮眠。

10/12 9:55

1時間半ほど経って自然と目が覚めた。寝不足も解消されたのでノソノソと登山準備。駐車場にはトイレと水道があるので便利。

10/12 10:10

明るい曇り空の下で登山開始。

10/12 10:11

整備されたとても広い登山道。

10/12 10:16

マムシグサ。山では良く見掛けるので通過しがちだけれど、サトイモ科なので実は食べられたりして…などと改めて調べてみると毒草で、特にイモとなる根に毒性が強く最悪の場合死ぬとあった。ところが食べてみたという人のヤマレコ日記を見つけて興味深く読ませて頂いた（笑）。
https://goo.gl/XEkNWL

10/12 10:20

足下に小さな青い甲虫発見。

10/12 10:20

ヒメツチハンミョウのオス。

10/12 10:20

ヒメツチハンミョウに夢中。

10/12 10:21

ノコンギク。

10/12 10:30

トリカブト。

10/12 10:35

タマゴボーロの様なキノコ。調べてみるとニガクリタケの様だけれど、だとしたら毒キノコなのだそう。食べられるクリタケと食べられないニガクリタケは何と同じ木に混生している事もあるらしく、恐ろしくてキノコにはとても手を出せない。でも美味しそう（笑）。

10/12 10:43

紅葉と黄葉。

10/12 11:00

橙色が鮮烈。

10/12 11:20

カマツカ。

10/12 11:21

繊細な色彩の登山道。

10/12 11:22

見上げると凄い事に。

10/12 11:23

カマツカにも紅葉が。

10/12 11:28

ホタルブクロ。

10/12 11:43

入笠湿原に到着。草紅葉の色合いを楽しむ。気温は9℃。広々して冷たい微風があるので防寒着を着た。

10/12 11:48

エゾリンドウ。オヤマノリンドウかと思ったけれど茎の途中にも花が咲くのはエゾリンドウなのだそう。

10/12 11:48

ピーラーでスライスしたニンジンの様な紅葉が所々にあった。

10/12 11:49

ウメバチソウ。

10/12 11:50

マツムシソウ。

10/12 11:59

シラカンバ。赤褐色の草紅葉に映える。

10/12 12:01

入笠湿原の標識。標高1,734m。山頂までは200mほど登る計算。意外とまだ登ってないという事に遅まきながら気付く。

10/12 12:05

マユミの実。中から赤い実が出始め。

10/12 12:13

オオトビモンシャチホコ。沢山居た。

10/12 12:17

登山中の唯一の青空を逃さずに撮影。

10/12 12:19

サルオガセ。木がストールを羽織っているかの様。

10/12 12:24

ブナの黄葉が鮮やか。

10/12 12:29

シモツケソウ。

10/12 12:50

ダケカンバの登山道。

10/12 12:54

往きは右側から岩場を選択。

10/12 13:10

岩場の落ち葉も紅葉。

10/12 13:10

秋色に囲まれる2人。

10/12 13:16

イタドリの種子。

10/12 13:17

岩場の先に山頂標識が見えた。ご夫婦が1人ずつ記念撮影をしていたので、珍しく僕の方から声を掛けてツーショット撮影を申し出た。喜んで貰えて良かった。

10/12 13:21

入笠山山頂。標高1,955m。真っ白（笑）。

10/12 13:39

山頂で自撮りする友人。先程のご夫婦が下山されたので完全に貸し切りに。

10/12 13:40

お昼御飯の準備中。ちょうど良い感じにテーブルとイスになる岩があった。

10/12 13:44

友人の真似をして自撮りする僕。寒いので防寒着を持って行って良かった。

10/12 14:04

復りは迂回コースから下山。

10/12 14:04

帰り際に太陽が頑張ってくれた。

10/12 14:15

サルオガセの森が続いた。

10/12 14:17

雨に濡れてとても綺麗。

10/12 14:17

小雨が降ったり止んだり。

10/12 14:17

沢山のサルオガセに夢中。

10/12 14:54

湿原を眺めながらコーヒー休憩。

10/12 15:07

美味しいお菓子やカステラなども。

10/12 15:21

野菜直売所に寄るため少しペースを上げる。

10/12 15:32

何故か往きより復りの方が綺麗に感じた。

10/12 16:13

無事下山。湿原から登山口は往きと違って普通に歩いたので案外近いと感じた。いや、実際に近かった。

10/12 16:17

ツルウメモドキ。聞いた事のある名だと思ったら以前に大菩薩峠を歩いた際に観ていた。赤い実のイメージがあったので判らなかった。そのうち黄色い皮が弾けて赤い実が出てくるのかな。
https://goo.gl/ucgv7h

10/12 17:32

野菜直売所に立ち寄ってから外へ出ると中央アルプス方面が真っ赤。

10/12 18:11

スマホで検索して辿り着いた勝山そば店。寒いので思わず味噌煮込みうどん。友人は鍋焼きうどん。うどんも野菜もとても美味しかった。

10/12 18:15

お蕎麦も食べたかったので3人で1枚。蕎麦湯も堪能。こちらもとても美味しかった。隣のお客さんが注文していたきのこ蕎麦も食べてみたい。

10/12 19:24

〆は蔦の湯で露天風呂。気温12℃くらいで頭だけヒンヤリ。長湯して休憩室で21時までくつろいでから帰路に就いた。楽しい一日だった。

撮影機器：

DSC-HX50V SONY

iPhone 6 Apple

SH-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 7 Apple

DRV-610 KENWOOD

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 登山靴 靴下 手袋 防寒着 レインウェア ザック 昼食 補給食 飲料 地形図 コンパス ヘッドランプ 常備薬 スマホ 手ぬぐい ストック カメラ 携帯三脚 熊鈴 予備バッテリー バーナー CB缶 クッカー

感想

005HARRY

僕ら2人（＠005HARRYと＠123Romina）をいつも登山に誘ってくれる友人（＠shinobuyama）と入笠山へ出掛けました。明るい曇り空の下で沢入登山口から歩き始めると、間もなく紅葉している木々が増えてきてその都度立ち止まり、近いはずの入笠湿原に到着するまでかなり時間が掛かってしまいました。このメンバーでの山行はいつも大体この調子なので（笑）、歩くペースの相性は合っているのかと思いました。

山頂は真っ白で山座同定盤にある様なパノラマ風景は楽しめませんでしたが、殆ど貸し切り状態の静かな山頂でのお昼御飯はとても美味しかったです。一瞬だけ山頂で太陽が観られたのですが、青空になる事はなく下山を始めました。曇天ならではのコントラストの低さによって、植物の微妙な色合いや雰囲気にも気付かされ、雨に濡れたサルオガセの森や可愛らしい木の実など、晴天とは違った楽しみ方も出来ました。

下山の際は僕らなりに僅かに歩くペースを上げて、行きたかった野菜直売所に閉店30分前に到着出来たので、そこで野菜やお土産などを購入しました。お店を出ると中央アルプス方面の夕焼けが真っ赤で声が出てしまうほど綺麗でした。その後は検索して見つけたお蕎麦屋さんに大満足、さらに検索で見つけた温泉も大満足。何から何まで大変良い山行となりました。

※画像撮影は主に以下の通り
SH-2 , iPhone7 , DRV-610 @005HARRY
DSC-HX50V @123Romina
iPhone6 @shinobuyama