記録ID: 1617182
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
雨飾山 小谷村高原キャンプ場から雨飾山荘に縦走
2018年10月14日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:29
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
往路 長野自動車道 安曇野ICより国道148号を北上し、長野県小谷温泉「雨飾荘」に前泊。 翌早朝、宿の小型バスにて雨飾キャンプ駐車場よりスタート 復路 新潟県雨飾温泉「雨飾山荘」駐車場にツアーバスのお迎え。長野県側に巻き、国道148号を南下 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長野県小谷村コースは、雨飾キャンプ場からブナなどの樹林帯を一旦下り、緩やかに登って行く。一ヶ所携帯トイレブースがある。 開けた荒菅沢付近から奥壁や岩峰が見られる。ここから岩交じりの急登尾根を上る。梯子場もある。 一旦見晴らしのいい笹原に出た後、再び岩場の急登になる。浮石、抜けそうに緩んだ石など落石に注意。山頂は南峰、手前にこじんまりした北峰がある。 10月の紅葉シーズンは登山者多く、往復する狭い登山道は渋滞気味になる。 往路を笹平の分岐点まで戻り、新潟県側に下る糸魚川コースは、登山者は少ないがハシゴ場ロープ場もある急坂で、中の池を過ぎると薬師尾根と呼ばれる更に急勾配になり、浮石、木の根、泥土で足元が滑りやすい。原生林の古木や山野草などが濃い印象。大木の根元などにスズメバチがいることがあるそうなので、注意する。 |
その他周辺情報 | 前泊した小谷温泉「雨飾荘」は、山間にある静かで上品な温泉旅館で、料理もおいしく寛げました。時間制限あるも日帰り入浴も可能。 新潟県側の登山口にある雨飾温泉「雨飾山荘」は山小屋ながら、秘湯マニアもやってくるという温泉宿。 (以前は梶山温泉といわれていた) 今回は立ち寄らず、下山後は道の駅小谷「深山の湯」を利用しました。少し茶色く濁った温泉でした。 |
写真
撮影機器:
感想
雨飾山は抒情的な山名に惹かれ、登りたい山のリストにずっと入っていた山。
有名な荒菅沢からの岩壁の眺めと笹原と共に、オモテ?という新潟側からも眺めてみたいと思っていたのです。
雨飾山は2000mに満たない標高の山だけど、岩場もある変化のあるコースは眺望も良く、十分に楽しめる。ベストシーズンは秋? 登山者で賑わい渋滞気味。
今日は不安定な空ながら雨も降らず、ややくすみがちな今年の紅葉も名残の美しさ。笹原の濃い緑との対比も際立つ。
山頂手前から見下ろした荒菅沢谷筋の大きな白っぽい曲線を帯びた一枚岩、ここからあの深田久弥氏一行は登ったのだろうか? 岩は安山岩系の様である。
新潟県側に下るルートは、急勾配なロングコースで足元が滑りやすい。これを登ってくるのは結構きつそうで、雨降らなくてホント良かったと思う。
鼻に感じたのは土の匂い。落ち葉が腐葉土になる過程の臭いだろうか?
きっと土壌は肥えている、登山道脇のイワカガミの群生は艶やかな濃い緑、草木は雪の下で春に備えるのだろうか。春も美しいに違いない。
猫耳といわれる双耳峰は、どこから眺められるのだろうか?
荒菅沢からは片耳。岩山ピークからは一般的ではない。新潟県側から見られるそうだけど、残念ながら下山後の道すがらでは山頂付近に雲が掛かっていて、猫耳を確認できなかった。
WEBで見つけた写真は、お供え物を山の上に二つ置いたような趣でもある。ここから両飾山、両粧山とも呼ばれたのだとか。(ほかに荒菅山とも呼ばれていたそうです)
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