妙義山 夏の続きに再挑戦(堀切〜鷹戻し〜中之嶽神社)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 639m
- 下り
- 625m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中之嶽神社前の駐車場は6時過ぎに開きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中之嶽神社〜黒滝 中道で一般ハイキングコース。整備されていて危険は無いが、片面が切り立っている場所もあります。 黒滝〜堀切 一般登山道ではなく山と高原地図では破線。ザイルなどの装備を持っていなかったり、体力に自信が無かったりする場合は登らないように注意書きがあります。岩を登ったり、急斜面(道なのかどうか分からないような所)も登ります。20〜30分ほど登ると稜線上のコルに出ます。 堀切〜鷹戻し 何カ所か鎖場があります。岩がぬれていて滑りやすいところもありました。ホールドを探し、足と手を確実に置かないと危ないです。特に鷹戻しは垂直に近い岩壁の長い鎖場で疲れます。長い梯子もあります。でも、登りはまだいいです。この後の下りが大変でした。 鷹戻しの頭〜金洞山と第四石門への分岐点 鷹戻しの頭からの眺めはとてもよいです。下って登って、その後にやはり垂直に近い長い鎖場があります。ここは足や手のホールドがあまりなく、鎖に頼って下らなければなりません。握力の低下、腕がパンパンに張ってきてだんだん力が入らなくなってきます。所々で簡易ハーネスでビレイをして休憩を取りながら下りました。下手をすると手の力がなくなって滑落するのでは無いかとヒヤヒヤしながら下りました。 分岐点〜大砲岩方面分岐 鎖場、ロープ場が続きます。ロープはほつれていたり、枯れ木に結ばれたりする物もあるので、要注意です。先の鎖場で手や腕の力が弱くなっているので慎重に降りる必要があります。また、落ち葉で滑りやすい所もありました。 大砲岩方面分岐〜大砲岩等 入口を入ったところの岩場から先は破線ルート。鎖場です。鎖場の上も痩せ尾根のようになっているので注意しないと滑落しそうです。ここには「天狗のひようてい」「胎内くぐり」「大砲岩」「ゆらぎ岩」の岩があります。 大砲岩入口〜第四石門を経て中之嶽神社 ここは朝、堀切に向かうときに通った一般登山道で危険はありません。 |
その他周辺情報 | みょうぎふれあいプラザ もみじの湯・・・今日は何かの日で普段「510円/大人1人」のところを310円でした。露天風呂からの景観が美しいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
7月の猛暑の中、途中で撤退した妙義山。その続きのコースに再挑戦しました。前回はタルワキザワ〜堀切(ホッキリ)まで歩き、そこで脱水症状、手持ちの水も無くなってしまったので黒滝に下って中道に出ました。なので今回は黒滝から堀切に登り、鷹戻しの頭を越えて金洞山〜中之嶽神社へ下山してくる計画を立てました。が・・・
朝6時前、中之嶽神社前の県営駐車場は開いていないので、前回も停めた、その下の空き地(駐車場?)に停めました。すると、6時過ぎには県営駐車場は開いたのですが、まあいいやということで中之嶽神社からスタートです。
黒滝までは一般ハイキングコースの中道をたどり、そこから堀切へ登りました。今日は天気もよく、風も爽やかです。7月のあんな暑いときに1000mほどの妙義山に登ること自体間違っていたとあらためて感じました。
鷹戻しが近づいてくると鎖場が多くなってきます。山は紅葉の始まりできれいです。空の青とのコントラストがとても美しかったです。
さて、鷹戻しの岩場登り。今回はスリングで簡易ハーネスを作り、それでビレイして鎖場の途中で休んだり写真を撮ったりしながら登りました。いくつかの岩場をアップダウンをしながら鷹戻しの頭に到着です。そこからは見事な展望。周囲の山々も美しく見えました。
そして、下り。これが大変でした。ルンゼ状の岩場を垂直に近い状態で降ります。足や手のホールドがあまりない。なので、ほぼ鎖に頼りながら降りるしかありません。長い鎖場なので、だんだんと握力が無くなってくるのが分かります。腕もパンパンに張ってきます。足を滑らせたら腕で鎖をつかんでいられるだろうか?と考えてしまいました。「ああ、滑落する人はこんな状態で足を滑らせ、腕が耐えられなかったんだだな・・・」と思いました。なので滑らないように慎重に降ります。ビレイして休んだり、最後の方は鎖に簡易ハーネスからのスリングをカラピナでビレイしながら降りました。「これはなめたらダメ!」と思いました。
岩場を何とか降り、尾根を進むと「第四石門方面と金洞山方面の分岐」が出てきました。そこで、「ああ、分岐なんだ。」と深く考えずに第四石門方面へ下山をしてしまいました。しばらく降りてよく考えると、計画では金洞山方面に回って下山するはずだったことに気づきました。多分、その時は疲れていて思考回路が回らなかったのかもしれません。第四石門方面へのエスケープルート(と地図ではなっている)も鎖場、ロープ場などが出てきて楽な下りではありません。
大砲岩分岐まで降りてきて、せっかくだから大砲岩方面にも行ってみようと寄り道をしました。そして、石門を経て中之嶽神社へ戻ってきました。時間的には予定していた下山時刻よりもかなり早かったです。
今回は、誤ってエスケープルートを降りてしまい、金洞山へは行けませんでしたが、それでよかったのかもしれません。金洞山は危険な鎖場がさらに続くようなので疲れて力のなくなった僕の腕では耐えきれなかったかもしれないと思いました。
それから、前回は妻も一緒だったのでハーネスをつけていましたが、かさばるので、スリングで簡易ハーネスを作り装着したのも正解でした。ビレイする物が何もなかったら僕にとってはきつかったし、もしかすると滑落?なんてことになっていたかもしれません。やはり、しっかりと準備をして臨まないといけないなとこれからの山行への教訓にもなりました。
そんな山行でしたが、天気よし、気候よしの気持ちのよい山行でした。
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