蕎麦粒山 〜雪中山行・トレース無し〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
天候 | 終始小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www2.bus-navi.com/pc/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
アイゼン必携でしょう。 麓では雨でしたが、滝ノ入峰より上は終始雪でした。 明日(1/22)以降はもっと積雪が増えているかも? |
写真
感想
今年の初山行です。
どこに行こうか迷ったが、奥多摩で一番好きなヤマ「蕎麦粒山」へ。
しかも金曜日には都心でも雪。
奥多摩はかなり積もっているに違いない。
奥多摩駅7時25分発の東日原行きバスに乗車。乗車人数9人。
昨年の12月に鷹ノ巣山に登るときと同じバスだが、その時は満員だったのに。
9人のうち5人は川乗橋で下車。4人は東日原まで。
そして3人は恐らく鷹ノ巣山でしょう。
すなわち、蕎麦粒山は私1人。
という事は・・・ルート確保とラッセルが必要になる?
ちょっと不安を覚えつつ、登山道に入る。
思った通りトレースはなく、自分でルートを判断していかなければならない。
昨年1度登った事はあるが、2度目ではさすがに不安。
ところが!道中途切れ途切れではあったが、鹿(?)の足跡が登山道を
登っていき、良い感じに先導してくれる。
鹿は増え過ぎて嫌いだけど、この時ばかりは愛着を覚える。
ただほとんどはノートレースだったため、常に緊張を強いられた。
しかも標高を上げるにつれ雪がどんどん深く。。。
最初はくるぶしくらいだったが、滝入ノ峰辺りからはスネ、
一杯水から蕎麦粒山に至っては、深い所で股下くらいまで。
やはりラッセルを伴うと時間がかなりかかるし、疲労度も段違い。
一杯水避難小屋までは何とか標準タイムだったが、蕎麦粒山へは1時間遅れ。
本当は大好きな山頂でゆっくりしたかったが、バスの時間があるので、
山頂でビールを飲んで下山する事に。
この時点で既に14:50発は諦めた。
16:17分を目指してゆっくり下っていたが、途中で動物のトレースを追ってしまったらしく、
全く見覚えのない急斜面にぶち当たってしまった。典型的な道迷い遭難。
ここでは焦らずに、自分のトレースを20分くらい戻ると、登りで付けたトレースを発見する事が出来た。
自分で付けたトレースなのに恥ずかしい限り。
結局16:17にも間に合わず、17:22発のバスで奥多摩駅に帰着。
冬山でこんなに遅くなってはいけませんね。
今回は蕎麦粒山までは誰とも出会わず、下りの中盤で3人パーティーに会っただけ。
恐らく避難小屋泊まりでしょう。
このヤマはじっくり泊まりで楽しみたいですね。
2012年初だったのに、雪山を安易に考えていた事、17時近くまで行動をした事、
そして道迷いと、結果的には失敗の山行でしょう。
これをいい教訓に今年も色々と挑戦していきたい。
※痛めていた膝ですが、年末に健脚の神様が祀られている子ノ権現(伊豆ヶ岳)に
参拝登山したことで治りました。雪がいいクッションだったから?
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する