女峰山 ナイトハイクでモルゲンロート
- GPS
- 11:36
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,085m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 11:37
天候 | 御来光晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【ログと時間と空の色】
今回も詳しい大人の事情は書けませんが…(笑) 今度こそ「日光」にやって来ました!が…そんな今回に限ってコンディションが最悪とは…(泪)
土曜の午後から発症した左股関節の痛み…1日2錠までの痛み止めを、6時間で3錠飲んでも効かずの状態で登る事になるとは…
諦めて次回にすれば良いものの、次回が来年まで無い事が昨夜判明した結果の強行軍でした…
そんな意気込みを挫くかのように、準備万端にガスト日光店の駐車場を出た23時47分…右折する前から目の前にパトカーが止まっています…(笑)
深夜の一大観光地「日光」に、荷台のアオリを外した「室蘭ナンバー」の軽トラ…(笑)
怪しくないはずがありませんが、ただでさえ左脚に歩行障害を抱えている今夜の自分には時間がありません。何とか10分弱で解放されましたが、5分遅刻のスタートになってしまいました…(笑)
日の出時間は6時過ぎ。スタートから焦ってはいるものの、スピードは上がらずデジカメを出す回数は減らず…山と高原地図の設定時間は6時間55分。因みにこの地図は時間表示がメインで、登山口から山頂までの実測距離は無くて不明…
1kmを16分から20分以内に歩くのが自分のスタイルで…実はあまり参考になってないのでした…
しかし今夜の自分は設定時間よりも遅い可能性が高く、電話のログを頼りに残りは何km位かを見ながら歩く、何とも頼りない登山者なのでした…
脚の状態から止まると動けなくなりそうで、山頂まで休憩は無し。アミノ酸ゼリー、買っといて良かった〜
暗いのと痛いのであまりしっかりした記憶がありませんが、眠気が来ないのは助かりました。それでも時間と空の色だけは気になっていました…
結局途中で痛み止めをゼリーでもう1錠飲んで、唐沢避難小屋を過ぎて山頂直下に着いた辺りからは、ログと時間と空の色が先を急がせ手負いのスパートが始まってしまい…そのお陰か6時間ジャストで御来光に間に合った次第です。あと5分遅れてたら、道を間違えた自分は置いといて、
怪しいというだけで軽トラを止めた警官を恨んでいた事でしょう…(笑)
魔法のような「モルゲンロート」の中で、至福の時間を写真に残し、1人になった山頂でカップヌードルを食べ一息ついたのがいけませんでした…
立ち上がると左脚が殆ど動きません…仕方なく痛み止めを更に1錠飲んで、祠に今日の感謝と這ってでも小屋まで辿り着く事を宣言すると下山開始です。イブプロフェン1000mg目が効いたのか何とか唐沢避難小屋に到着出来て、食事・安静・睡眠と人間に必要なものを身体に与えるため避難開始です…(笑)
約1時間強の避難の結果、劇的な回復を見せてくれた為その後は歩いては写真を撮り、デジカメを仕舞いながらまた歩く…その繰り返しでゴールまで辿り着けましたが…
常識外れで非難覚悟の山旅の上、ボロボロの身体で帰って来ましたが後悔はありません。山頂での光景は抜きにしても女峰山は素晴らしい山で、ぜひまた来年訪れたいと感じています。
【オマケ】
前日の3日、知り合いの厚意により貰ったチケットのイベントがあり、それがACL決勝1stレグ、鹿島アントラーズvsペルセポリス戦でした。
鹿島サッカースタジアム周辺は大渋滞になるらしく、室蘭ナンバーの軽トラは近付かない方が良いとの事…(笑)乗り合わせて行く予定が手違いがいっぱい重なった結果、「延方駅」から歩く事に…片道7km弱の最中に左股関節の異常が発症…更に手違いは続き帰りも同じ道程を歩くはめに…
それはさておき試合は素晴らしく2-0の完勝、ACL優勝に大きく前進した鹿島アントラーズファンの皆様、おめでとうございます。
それでは皆様、お身体をお大事に…
コメント
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山狂も此処まで来ると言うべき言葉がありませんね!!
大きな素晴らしいご来光を拝めてよかったですな。
無理した甲斐があったということですか。
無事帰還できたのは,山神様のおかげでしょう。毎日女峰山に
向かって遥拝を欠かさないことですな!
自己責任などとたたかれないよう、気をつけてくださよ‼
syamatoさん、こんばんは。
お叱りの言葉は当然の事で、真摯に受けとめる所存にございます…
何故に無理を承知の上で行ったかと申しますと…痛む脚を恨めしく見ながら今回は諦めようかと想いが傾きかけた土曜の19時過ぎ…
電話が鳴り、「来週には北海道に戻るように。」との一報が…
つまりは明日がラストチャンス。
つまりは今出発しなければノーチャンス…
そうなると行くしかないでしょう❗というのが事の顛末なのであります。
「山は逃げない」の言葉があるように、来年にすべきだったとのご意見はごもっともですが…そこは神様に何かを願い出る事も憚れるような未熟者故に、ご容赦頂けると幸いです。
もちろん山にも家族にも友人にも感謝しながら、日々修行の身で参ります…(笑)
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