記録ID: 164142
全員に公開
アイスクライミング
大峰山脈
大峰、グランドイリュージョン
2012年01月21日(土) ~
2012年01月22日(日)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 844m
- 下り
- 821m
コースタイム
大峰のグランドイリュージョン=100mに登ってきました
前回1月8日にも登ったけど、その時は時間がなく2P目を右へ
迂回する感じで登ったので今回は正規?ルートで登攀しました
★1月21日(土)
2000伊勢、発〜R23〜R42〜R166
2300ワサビ谷、着、前夜祭♪
2340消灯
★1月22日(日)
0340起床、朝食
0500ワサビ谷、発〜
0800グランドイリュージョン取付き部、着
先々週より発達しているが、木金土の3日間の雨?で
なんだかグジュグジュ・・・大丈夫かな?
【1P目】30m
0850リード473号、0940セカンド36号、1000サードKTC
バーティカルはすぐに前腕がパンプ(泣)・・・でも
前回よりも時間短縮、20分ほどで登攀
(前回はバックロープ2本+スクリュのほとんどを回収だったけど
今回はBR無いし、スクリュの回収もKTCとほぼ半分こ〜♪で楽ちん♪)
自分が垂直部を超え心にゆとりがでた頃、2名の後続パーティーM本さん達が
到着し、登攀準備しているのがみえた
サードのKTCと雑談しているようだ
(M本氏には先々週、初めて会い知人の知人ということがわかった)
【2P目】20m
1030リード36号、1120セカンドKTC、1140サード473号
自分がリード・・・垂直に近い氷瀑を登る・・・
どこで2ピッチ目をきっていいか、わからない・・・
とりあえず登る・・・登る・・・そして
上段、最後の垂直部の上部に来たとき(20m?)
手元に残っているアイススクリュが3本、QD2本・・・
ん〜〜〜・・・
登るか戻るか・・・この上がどんな場所なのか?
あと5mぐらいなのに・・・
(そのころ、473号、KTC達は待機中に足元の氷瀑全体がズシン・・・と
大きく揺れたのを感じたらしい・・・お〜〜恐っ)
36号は意を決し、氷瀑上部をさばいて体を上げ、視界を確保・・・
・・・んで周囲を確認・・・
おっと、スクリュは効きにくい薄めの氷(泣)・・・あかんっ・・・
(そう・・・前回、中間支点もろくに打てず、雪をかきわけ手探りで
見つけた横方向のクラックにバイルをねじって効かせ緊張しながら
トラバースしたベルグラ部だった)
・・・ってことでせっかく登ったけど、5m下降し氷注の右側面の
安全地帯(ルーフ状の岩陵)へ移動し、残りのスクリュ3本全てで確保支点を作り
セカンド、サードをフォロー
・・・みんなを出迎え、上部の状況報告
3P目のリードを誰にするか協議する
KTC、前腕がパンパンでもうダメらしい
36号、リードできるけど時間がないし、元気な473号がリードに決定
【3P目】50m
1230リード473号、1300セカンドKTC、1320サード36号
出だしの垂直の氷瀑5mを超えるとあとは、傾斜の
緩いベルグラで、だらだら登るがバイル、ザイルは必要
1340、登攀終了し全員集合
全員でハイタッチ!!!!!
(0850〜1340・・・合計約4時間30分)
氷結状態がグジュグジュ、ポタポタなのでアバラコフで降りるのは中止
終了点からそのまま左へトラバースし(前回同様)左の尾根を懸垂下降、2回
1500取り付き部、着、デポした荷物回収
アイゼン脱、ハーネス脱、バイル、ザイル収納、食事
1530グランドイリュージョン、発
1700ワサビ谷、駐車場、着、発〜R166〜R42〜夕食
2000伊勢、着
★今回は、雨上がりでしかも0℃以上とアイスクライミングには
適さない気候、特に陽の当たる斜面では、頻繁にスノーシャワー
などが降り注ぎ氷瀑も水がしたたり、かなり濡れた
★スクリュは、十分な効果のものと、スカスカなものと差を激しく感じた
★M本氏いわく
「2P目の氷結状態では、スクリュ1本抜ければ、オールスっぽ抜け
だったことでしょう・・・あの日の僕らはラッキーでした」
(ほんまラッキー♪)
★バイルはひと振りでよく効いた(アイゼンも)
★氷瀑の抜け口などは、氷もシャバシャバで超〜〜緊張しました
★アイスクライミングをするなら寒い時が、安全です
★ショッピング:
下北山村にJA(営業2000)買出し可能
JA正面の対岸にはデイリーヤマザキもあり(営業2200))
上北山村、道の駅(トイレ)
★しかし・・・
近場の奈良県でアイスクライミングができるとは意外です(ちなみに奈良県生まれ)
前回1月8日にも登ったけど、その時は時間がなく2P目を右へ
迂回する感じで登ったので今回は正規?ルートで登攀しました
★1月21日(土)
2000伊勢、発〜R23〜R42〜R166
2300ワサビ谷、着、前夜祭♪
2340消灯
★1月22日(日)
0340起床、朝食
0500ワサビ谷、発〜
0800グランドイリュージョン取付き部、着
先々週より発達しているが、木金土の3日間の雨?で
なんだかグジュグジュ・・・大丈夫かな?
【1P目】30m
0850リード473号、0940セカンド36号、1000サードKTC
バーティカルはすぐに前腕がパンプ(泣)・・・でも
前回よりも時間短縮、20分ほどで登攀
(前回はバックロープ2本+スクリュのほとんどを回収だったけど
今回はBR無いし、スクリュの回収もKTCとほぼ半分こ〜♪で楽ちん♪)
自分が垂直部を超え心にゆとりがでた頃、2名の後続パーティーM本さん達が
到着し、登攀準備しているのがみえた
サードのKTCと雑談しているようだ
(M本氏には先々週、初めて会い知人の知人ということがわかった)
【2P目】20m
1030リード36号、1120セカンドKTC、1140サード473号
自分がリード・・・垂直に近い氷瀑を登る・・・
どこで2ピッチ目をきっていいか、わからない・・・
とりあえず登る・・・登る・・・そして
上段、最後の垂直部の上部に来たとき(20m?)
手元に残っているアイススクリュが3本、QD2本・・・
ん〜〜〜・・・
登るか戻るか・・・この上がどんな場所なのか?
あと5mぐらいなのに・・・
(そのころ、473号、KTC達は待機中に足元の氷瀑全体がズシン・・・と
大きく揺れたのを感じたらしい・・・お〜〜恐っ)
36号は意を決し、氷瀑上部をさばいて体を上げ、視界を確保・・・
・・・んで周囲を確認・・・
おっと、スクリュは効きにくい薄めの氷(泣)・・・あかんっ・・・
(そう・・・前回、中間支点もろくに打てず、雪をかきわけ手探りで
見つけた横方向のクラックにバイルをねじって効かせ緊張しながら
トラバースしたベルグラ部だった)
・・・ってことでせっかく登ったけど、5m下降し氷注の右側面の
安全地帯(ルーフ状の岩陵)へ移動し、残りのスクリュ3本全てで確保支点を作り
セカンド、サードをフォロー
・・・みんなを出迎え、上部の状況報告
3P目のリードを誰にするか協議する
KTC、前腕がパンパンでもうダメらしい
36号、リードできるけど時間がないし、元気な473号がリードに決定
【3P目】50m
1230リード473号、1300セカンドKTC、1320サード36号
出だしの垂直の氷瀑5mを超えるとあとは、傾斜の
緩いベルグラで、だらだら登るがバイル、ザイルは必要
1340、登攀終了し全員集合
全員でハイタッチ!!!!!
(0850〜1340・・・合計約4時間30分)
氷結状態がグジュグジュ、ポタポタなのでアバラコフで降りるのは中止
終了点からそのまま左へトラバースし(前回同様)左の尾根を懸垂下降、2回
1500取り付き部、着、デポした荷物回収
アイゼン脱、ハーネス脱、バイル、ザイル収納、食事
1530グランドイリュージョン、発
1700ワサビ谷、駐車場、着、発〜R166〜R42〜夕食
2000伊勢、着
★今回は、雨上がりでしかも0℃以上とアイスクライミングには
適さない気候、特に陽の当たる斜面では、頻繁にスノーシャワー
などが降り注ぎ氷瀑も水がしたたり、かなり濡れた
★スクリュは、十分な効果のものと、スカスカなものと差を激しく感じた
★M本氏いわく
「2P目の氷結状態では、スクリュ1本抜ければ、オールスっぽ抜け
だったことでしょう・・・あの日の僕らはラッキーでした」
(ほんまラッキー♪)
★バイルはひと振りでよく効いた(アイゼンも)
★氷瀑の抜け口などは、氷もシャバシャバで超〜〜緊張しました
★アイスクライミングをするなら寒い時が、安全です
★ショッピング:
下北山村にJA(営業2000)買出し可能
JA正面の対岸にはデイリーヤマザキもあり(営業2200))
上北山村、道の駅(トイレ)
★しかし・・・
近場の奈良県でアイスクライミングができるとは意外です(ちなみに奈良県生まれ)
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★参考にしたもの ★Webより: 【2011年1月】 http://blog.finetrack.com/?p=3272 【2005年2月】 http://www.ganpoh.com/tanshin-Photo/2005/grandillusion/grandillusion.htm 書籍より: 以下、出版されている本のコピーをもらったのでデジタル化(一部修正) 【大峰山系】 ★大普賢岳、伯母谷川流域 御在所とならび関西周辺ではスケールもあり、ルート数も多い代表的な アイスクライミングのフィールドだが、開拓されたのは比較的最近でOCSの 林輝茂氏らの85年以降の集中的なトレースと発表により一躍脚光を浴びた。 ★普賢岳へは、右岸は地獄谷へと続いているが、入り口にはゲートがあり 業務車両が通行するのでマイカーの場合駐車や、設営の場所には注意。 ★適期=1月下旬〜2月中旬の間の冷え込んだ時期を狙いたい。 【小普賢谷】 アプローチ=ワサビ谷林道(左岸)を終点までつめると幕営可能な広場がある。 ワサビ谷、小普賢谷へは川原沿いに進む。 覗谷を右に分けると右岸には容易な氷結したルンゼ(A〜F)が何本もあり 初心者の訓練に適している。ワサビ谷が右に別れた先に2段の「普賢の滝」が現れる。 ★普賢の滝=2段40m F1=10m、F2=30m、F2上部が垂直で核心部 「普賢の滝」を越えた上部は10〜20mの滝がいくつか続くが(F3〜F11) 谷の中は雪も多いので、氷に慣れていればラインを読んでノーザイルで登攀可能 F11の上部の大岩で左右に分岐し、右奥のF12は、「復活の滝」と「鬼歯の滝」がある。 左奥にはも2段70mの大氷柱が確認されている。 ★復活の滝(イースターフォール)=60m イースターフォールと名づけられ、下部が垂直で上部は雪の乗った氷の処理がポイントとなる。 それぞれの滝の落ち口には灌木があり、簡単に懸垂下降可能 ★鬼歯の滝 復活の滝の左側にある2段のハングに見事な氷柱がかかるが、82年2月に北川=藪川=大門 パーティーによって登られ「鬼歯の滝」と名付けられている。 【地獄谷】 アプローチ=ワサビ谷林道(右岸)を終点の手前で山道に入るが、シーズン中なら まず、トレースがついているだろう。 トレースが無い場合でも山道をラッセルした方が良い。右岸沿いには、ちょっとした アイスゲレンデがある(が初心者向け(?)だろう。) ★地獄谷右俣、氷ばく群 F4は、左から「天国の門」=18m元蕁◆嵳Ь陲量隋=15m元蕁◆岷Ε張薀薀襦璽函=10m+級 F7は、シェークスピア氷柱群があり左から「ハムレット」=35m控蕁◆屮螢王」=40m后銑+ 「マクベス」=35m+〜控 F1〜F3、F5、F6、F8、F9は容易でF7周辺が楽しめるだろう。 さらに上部には「閻魔大王」(初登=M本氏?)があるが、細部は別記 (閻魔大王の上部には「天使の翼」があるらしい) ★地獄谷左俣ルンゼ(ムーンリバー) F2(?)=40mをアンザイレンで登ると、正面に「グランドイリュージョン」=100m(3P)が 現れる。断続的に続く垂直部が核心部であり、氷柱の両側にツララが垂れ広がり壮観である。 86年2月に北川=徳田=小坂パーティーが初登。 グランドイリュージョン上部の左奥には「般若の滝」=50mが、右奥に50m、8m、10mと 滝があり、大普賢岳頂上に続く。 なお同パーティーは和佐又山(ヒュッテ)スキー場からアプローチし、時間短縮をしている。 |
写真
感想
★今回は、雨上がりでしかも0℃以上とアイスクライミングには
適さない気候、特に陽の当たる斜面では、頻繁にスノーシャワー
などが降り注ぎ氷瀑も水がしたたり、かなり濡れた
★スクリュは、十分な効果のものと、スカスカなものと差を激しく感じた
★バイルはひと振りでよく効いた(アイゼンも)
★氷瀑の抜け口などは、氷もシャバシャバで超〜〜緊張しました
★アイスクライミングをするなら寒い時が、安全です
★ショッピング:
下北山村にJA(営業2000)買出し可能
JA正面の対岸にはデイリーヤマザキもあり(営業2200))
上北山村、道の駅(トイレ)
★しかし・・・
近場の奈良県でアイスクライミングができるとは意外です(ちなみに奈良県生まれ)
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