霊仙山
- GPS
- 03:54
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 785m
- 下り
- 764m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:42
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3時に家を出発。晴れと予報で出ていたのに、道中は雨。しかも霧も出てきて、とろとろ運転を余儀なくされた。そういう中で6時半過ぎに登山口に到着。車は5台ほど止まっていた。1番登山口に近いところにバイクを止め、いざ登山開始。登山口付近は戦前まで集落があったようで、こけむした石段の跡がしばらく続いた。10分ほどで汗ふき峠。ここには20年くらい前まではやっていたような山小屋があった。そこから5合目くらいまで紅葉が見事な区間で、写真をいっぱい撮りながら登ったので、登りのしんどさはあまり感じなかった。5合目からは視界が広がるようになり、カルストのような岩がむき出しの独特の地形となった。シカの鳴き声が時々辺りに響いていた。見晴らし台から先はアップダウンがゆるやかな高地となり、岩がむき出しになった様子は標高2000m級の山に登っているような絶景(雰囲気は月山や立山のよう)だった。木がほとんどなくて見晴らしがいいということは風が吹き抜けやすい場所ということでもあるので、当然風も強く体感温度も低くなってきて、登りで脱いだ上着をまた着こむことになった。8合目には鳥居で祭られているお池があった。こんな高地に池があるなんて不思議だ。水の中をのぞいでみたが、生き物は見当たらなかった。9合目の経塚山手前で太陽がかすかに見えるようになってきたが、厚い雲に阻まれて、青空までは見られなかった。山頂では記念碑前で三脚に固定して、自分の写真を撮ろうと思ったが、強い風がふきつけるようになってきて、ひやひやしながら写真を撮った。霊仙山にはそこから10分ほどで到着。ものすごくきつい風がふきつけてきて、自分の写真は撮れなかったが、一瞬だけ琵琶湖がのぞめたのは幸いだった。最高標高地点の案内もあったが、天候がいまいちなので下山を開始。登りとは違うルートから降りると、木にカラスが止まってこちらを見ているようだった。それがもう1羽いて、何だか付いてくるように急ぎ足でその場を去った。30分ほど歩いて見晴らしのいいところまで来ると、コーヒーを沸かして休憩することにした。そのころになると天気が少し回復してきて、山頂の方でも琵琶湖ものぞめるようになっていた。あと少し登るのを遅くしていたらなあと思ったが、すぐにまた曇ってきたので、青空の下で山頂に滞在できるのは時の運かなとも思った。下りは前日の雨で土がぬるぬるしているところがたくさんあり、注意して下りていったつもりだったが2回こけた。また左ヒザを捻って、時々ぐきっと筋がずれるような痛みに耐えながら下山。11時ちょっと前に登山口に到着。ちょっと遠いが、花の名山ともいわれているようなので、ぜひまた違う季節に登ってみたいと思わせる山だった。
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