《筑摩山地》袴腰山、武石峰 自宅から徒歩
- GPS
- 08:51
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,514m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
家から徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道は、思い出の丘ー武石峰間のみ。それ以外は林道作業道や踏み跡を辿る。藪は濃くない。地形図を読めればいける。 |
写真
装備
個人装備 |
地下足袋+脚絆
焚き火セット
ノコギリ
弁当
水筒
軍手
ラテルネ
地図磁石
防寒具
雨具
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共同装備 |
ツエルト
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感想
家から見える東山、ようやくこの足で自宅から行きました。
朝ごはん食べて足袋はいて出発。振り向けば常念岳。きょうの目的は常念岳の肩の槍ヶ岳が計算上、武石峰北方からは、常念岳に肩車するとおととい聞いたので、秋晴れでもあるし、行ってみることに。
藤井沢集落の後ろに地形図にある道マークは、人の家の門入らないと行けないところで、諦める。人家が途切れればどこでも斜面登れそうだが、地形図にある上流の道マークを目指す。ここも結局廃道で、ほとんど不明瞭。尾根の上まではどこを登っても構わないと思う。ただし、結構急斜面だ。△916あたりにくると、どこから来るのか広い伐採作業道に乗っかる。尾根末端はどこからでも、いずれこうした道に乗るようだ。あとは尾根に忠実に上を目指す。作業道が外れていくときは尾根を優先する。
△1259超えて、舗装自動車道路と合流しても、道路を外して歩く。自動車、バイク、自転車が登ってくる。行けば踏み跡があるもので。道路作る以前から人が歩いていたものの残りかも。ほとんど舗装路を歩かずに済ませる。袴腰の東1650mから武石峰北峰まではよく整備された登山道になっている。誰かが整備しているのか。でも、車で来て中途半端に登ってまた戻る人もいるのかな。山は下から登らなければつまらないし、自動車道が山頂近くまでできているからと言って自動車道を歩かなければ行けないわけではない。袴腰も武石も、松本から見る東のビッグピークスだ。
意外と土の上だけを歩いて行けて、良いルートだった。
思い出の丘からは、計算通り槍と常念が縦に並ぶ構図を見た。午前中に来ればもっと鮮明な写真が撮れるだろう。王ヶ頭までの草原の道は夢のような牧歌的な風景だ。風があって寒い。車で来た幼児含む家族連れがいたけど、戻っていった。
武石からは、閉鎖されているくねくね林道の乗っている南尾根を下る。ヤブを漕いで直滑降で降りるが、くねくねのたびに地図確認ができる。降りきったら、閉鎖の看板、署名は松電だった。観光道路だったのか??武石峰したにも古い看板にバス停って書いてあった。
さてお楽しみの山麓集落は駒越。やはり風情ある急斜面に張り付く家々。養蚕時代の遺構建築だと思う。上の通りにも入って見たかったが、先を急いで降りてしまった。少々後悔。ここから中入城址へと思っていたが、谷が深すぎ、ちょっと取り付ける気がしなかった。徳運寺側から練り直そうと下る。千手(せんぞ)という日当たりの良い集落を通って地図にない立派な橋を渡って徳雲寺へ。境内を見学して、住職のおかみさんがいたのでこのあたりのことをあれこれ聞いた。聞けば、この里を含む入山辺の14世紀の地頭、山家氏の居城はなんとさっきの駒越だというではないか。最奥の急斜面のあそこが要だったとは。
城攻めは、きょうは時間切れで、またやり直す予定。欲張ってはいけません。
お城の石段に腰掛けてお菓子を食べて、お迎えの妻の車を待つ。自宅から20分で来てくれた。きょうはFMでクイーン三昧8時間半の番組を昼から聴いていて、ノリノリ。北アルプスに日は暮れる。山辺から横田まで、あっと言う間だった。
コメント
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肉離れは治ったようで。意外や自宅からの東山は初めてでしたか。身近で舗装路外れて歴史込みで歩けるラインがあるというのは良いですね。
完全復活祭です。沢シーズン終わったけどどっか行きましょう。
おはようございます。
同じ日に、『思い出の丘』から北アルプスを眺めてました。
自分の写真も確認したら、常念に槍が乗っかってました
(もちろん、駐車場から10分歩いただけです )
地図を持参してなかったので、この素敵なトレイルは、
どこに続くのだろうと思ってました。
何組かのパーティが武石峰方面に歩いてました。
美ヶ原(=王ケ頭)は、表側?しか行ったことがなかったので、
晩秋の里と初冬の北アルプスが観れて、楽しいドライブ!でしたが、
やっぱり少しぐらい歩きたかった。
武石村の新そば祭のお蕎麦が美味しかったです
盆地の底からは槍は常念の右か左と決まっているんですが、上という発想はなかったです。もっと午前中で、光が斜めに入ればくっきり両方見えますね。
素敵なトレイル、僕も藪から出てきたのでここしか歩いていなくて、どこから来てどこへ行くのやら。トレイルって、その前後に公共バスが走っていないと抜けられないから困りますよね。結局車に戻らなくてはならないから。自動運転車が下山口に来てくれればいいのですが。こんどは山越えして上田盆地へ降りて汽車で帰ってみたいです。
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