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Yamareco

記録ID: 1654491
全員に公開
ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良

額取山(安積山)と笠ヶ森山:中通り、展望の縦走路と静かな冬枯れの山

2018年11月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
12.1km
登り
994m
下り
988m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
1:39
合計
6:37
距離 12.1km 登り 994m 下り 994m
6:30
20
6:50
6:52
19
7:11
7:12
48
8:00
8:18
47
9:05
9:15
16
9:31
9:33
20
9:53
9:57
0
9:57
10:38
0
車で移動
10:38
10:41
43
11:24
11:28
7
11:35
27
12:02
12:15
17
12:32
3
12:35
12:36
31
13:07
0
13:07
ゴール地点
天候 曇りのち快晴
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御霊櫃林道は全舗装、ただし幅は1車線、所々に待避所はあるが、対向車が来ませんようにという感じ。今日の対向車は往路1台、復路2台。御霊櫃峠駐車場は両側に合わせて15台程度。18日は朝6:30他2台、帰り10時前はほぼ一杯。笠ヶ森山への県道67号線は、ダムの上から幅は1車線舗装。現在は諏訪峠の反対側でがけ崩れ通行止めのため、入る車は少ない。笠ヶ森山上の登山口駐車場と下の登山口駐車場それぞれスペースは3〜4台。18日は上の登山口駐車場10:20他に1台、帰り13:00他に2台。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はまったくない。
駐車場から最初の小ピークへ。
1
駐車場から最初の小ピークへ。
雲の下、猪苗代湖は見える。
雲の下、猪苗代湖は見える。
駐車場を見下ろす。禿岳の花立峠みたい。
駐車場を見下ろす。禿岳の花立峠みたい。
雲の下、郡山方面。
雲の下、郡山方面。
これから向かう大将旗山。
これから向かう大将旗山。
黒岩山への登り。
黒岩山への登り。
黒岩山から御霊櫃峠方面。
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黒岩山から御霊櫃峠方面。
樹林の中の稜線。
1
樹林の中の稜線。
大将旗山はガスが架かっていた。
大将旗山はガスが架かっていた。
大将旗山から御霊櫃峠方面への稜線。
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大将旗山から御霊櫃峠方面への稜線。
大将旗山から猪苗代湖。
大将旗山から猪苗代湖。
大将旗山過ぎから額取山への稜線。
2
大将旗山過ぎから額取山への稜線。
低い樹林の稜線。
低い樹林の稜線。
額取山が近づく。
額取山が近づく。
額取山が近づく。
額取山が近づく。
額取山の最後の登り。
額取山の最後の登り。
額取山山頂標識。
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額取山山頂標識。
まだ、雲が架かっているが、晴れそう。
1
まだ、雲が架かっているが、晴れそう。
まだ、雲が架かっているが、晴れそう。
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まだ、雲が架かっているが、晴れそう。
安達太良山が見えてきた。
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安達太良山が見えてきた。
次いで、吾妻連峰も見えてきた。
次いで、吾妻連峰も見えてきた。
歩いてきた稜線。
3
歩いてきた稜線。
南南西、二つ耳の八幡山の手前の反射板のある山が次に行く笠ヶ森山だ。
2
南南西、二つ耳の八幡山の手前の反射板のある山が次に行く笠ヶ森山だ。
猪苗代湖と磐梯山が見えてきた。
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猪苗代湖と磐梯山が見えてきた。
磐梯山アップ、雪はなし。
磐梯山アップ、雪はなし。
晴れて気持ちの良い稜線歩き。
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晴れて気持ちの良い稜線歩き。
大将旗山へ向かう。
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大将旗山へ向かう。
大将旗山から南の山々。
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大将旗山から南の山々。
大将旗山から猪苗代湖。
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大将旗山から猪苗代湖。
大将旗山から飯豊連峰。
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大将旗山から飯豊連峰。
大将旗山から磐梯山。
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大将旗山から磐梯山。
大将旗山から飯豊〜磐梯山。
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大将旗山から飯豊〜磐梯山。
峠前のピークから大将旗山。
峠前のピークから大将旗山。
峠前のピークから猪苗代湖。
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峠前のピークから猪苗代湖。
[笠ヶ森山]笠ヶ森山登山口(上)
[笠ヶ森山]笠ヶ森山登山口(上)
笠ヶ森山登山口からすぐの仮設橋
笠ヶ森山登山口からすぐの仮設橋
大きな溝の中、落葉の積もった上を登る。
大きな溝の中、落葉の積もった上を登る。
尾根に出て、にわとり峠。
尾根に出て、にわとり峠。
冬枯れの登山道を登る。
冬枯れの登山道を登る。
笠ヶ森山山頂の反射板。
笠ヶ森山山頂の反射板。
笠ヶ森山山頂から猪苗代湖と磐梯山。飯豊連峰は光線の関係か、白くない。
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笠ヶ森山山頂から猪苗代湖と磐梯山。飯豊連峰は光線の関係か、白くない。
笠ヶ森山山頂から安達太良山と安積アルプス。
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笠ヶ森山山頂から安達太良山と安積アルプス。
笠ヶ森山山頂から二岐山。
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笠ヶ森山山頂から二岐山。
笠ヶ森山山頂標識?
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笠ヶ森山山頂標識?
登山口分岐、上の登山口へはここから下る。下の登山口へは直進。
登山口分岐、上の登山口へはここから下る。下の登山口へは直進。
落葉を踏んで歩く。
落葉を踏んで歩く。
上の登山口前の県道67号線、狭いが舗装はきれい。
上の登山口前の県道67号線、狭いが舗装はきれい。

感想

11月になってから暖かい日が続いているので、今年の積雪は遅れているのかな。17日は寒冷前線の通過だが、寒気は入らないようで、18日は天気図からいけば、晴天は間違いない。今のところ雪のない眺望の良い山に行こうと考えた。今回の目標は先ず、福島中通りの安積アルプス:大将旗山〜額取山(安積山)、1000m以上の標高はあるから里山とも言えないが、登山口である御霊櫃峠への林道が冬季閉鎖なる前に行ってみようと思う。近くで組み合わせるのに良い山はないかと探して、諏訪峠の近くの笠ヶ森山1012mにも行ってみる。

早朝6時、郡山から西に多田野に向かうと山には雲が架かっている。御霊櫃林道に入ると、舗装の良い道だが、ほぼ1車線の道が峠まで7丗海。所々待避所もあるが、対向車が来ないといいなの感じである。御霊櫃峠は額取山の登山口で駐車場も15台分位はある。峠から猪苗代湖や周辺の山は見えるが、1000m以上には雲が架かっており、日の出の時刻を過ぎても辺りは薄暗い。これは予想外だった。峠から石の道を少し登ると、裸地があり、猪苗代湖が良く見える。何となく花立峠から禿岳の最初と似ている。見晴らしの良い稜線を小さいピークを越えて、岩の道の登りが出てくると黒岩山である。さらに低い樹林帯に入ったり、いくつかピークを越えて最後に急登で、大将旗山に着く。ここが今日の最高標高地点1056mである。この山頂も今日はガスが去来している。大将旗山からは一度下り、額取山(安積山)まで途中4つほどのピークを越えていくが、それ程の高低差はなく、矮性のブナや笹原の稜線を行く。途中、郡山や猪苗代湖の展望は良いが、まだ雲が架かっている。額取山への最後の登りをこなすと山頂である。その少し手前のケルンのある所の方が、眺望が良さそうなので、少し待ってみる。8時を過ぎると、雲がどんどん切れてきて、遠くの眺望が得られるようになった。先ず、安達太良山、吾妻連峰が、次いで磐梯山も見えてきた。磐梯山の左には真っ白な飯豊連峰も顔を出した。郡山の盆地の向うには阿武隈山地の山々、南には那須連峰も見える。帰りは同じ道を戻るが、快晴となり、縦走路の印象も変わって楽しい。大将旗山など眺望のあるピークでは猪苗代湖から、磐梯山、飯豊連峰までもう一度見直しながら峠まで戻る。今日は10組14名の方と出会ったが、今日は少し遅い方が良い天気だった。

次に笠ヶ森山に向かう。県道67号線は須賀川市から諏訪峠を越えて湖南町に通じているが、守屋のダムを過ぎると、1車線の舗装道路となる。待避所もあるが厳しい。今は諏訪峠の猪苗代寄りで不通となっているのだが、登山口までは行ける。笠ヶ森山は上の登山口と下の登山口があり、両方とも67号線沿いにあり、周回も可能だか、今日は早めに帰らなければならないので、上の登山口から往復とした。下の登山口には車なし、上の登山口は到着時他に1台のみだった。登山口から広い道を下り、沢の仮設橋を渡って、登山道に入る。最初は暗い杉林だが、すぐに明るい広葉樹林帯、大きな溝のような中、辺りの落葉が堆積している登山道を登っていく。やがて、道は尾根をぬってトラバースするようになり、それが続く。尾根に突き当たると登りになり、下の登山口への分岐点に着く。辺りは冬枯れの様相である。さらに登って、にわとり峠、ここから暫くは樹林の中、平坦な道となるが、その先、山頂への最後の150m程の急登となる。山頂の構築物:反射板が見えてくると山頂は近い。笠ヶ森山で展望が良いのは山頂のみで、安達太良山、それに重なるように今日歩いた安積アルプスも見える。もちろん、猪苗代湖と磐梯山も。もう一つの反射板の方に行くと、先日登った二岐山がきれいに見えていた。帰りは往路を戻るが、今日の笠ヶ森山は、全行程ほぼ落葉の上を歩くことになった。出会った方は2組7名だった。

御霊櫃峠とは不気味な名前だが、実は歴史のある名前らしい。武神として有名な鎌倉権五郎 平景政を祀る御霊神社に由来するということである。額取山も山名は八幡太郎 源義家が元服の儀式で額を剃ったことに由来すると伝えられる。一方、笠ヶ森山の諏訪峠も源義家が諏訪神社を勧請したことに由来するということである。何れも平安時代後期、後三年の役(1080〜)あたりの話で900年以上前の話であるが、今日登った山は、その様な地名の因縁があったのである。

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