花じょろ道から高松山・日影山を越えて丹沢湖へ〜丹沢湖の流域分水嶺を歩く。その10

2018年11月23日(金) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,312m
• 下り: 1,210m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:10

距離 16.6km 登り 1,312m 下り 1,226m

7:24 田代向
8:55 ヒネゴ沢乗越
9:12 9:27 高松山
9:39 ヒネゴ沢乗越
10:09 10:14 新秦野線29号鉄塔
10:56 三叉路
11:07 11:17 林道秦野峠
12:35 12:37 林道
12:59 13:03 日影山（ブッツェ平・オモシ野）
14:02 秦野峠分岐点
15:34 三保ダム

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行きは新松田駅6：55発の寄行き路線バスを利用しました。
帰りは丹沢湖発16：01発の新松田駅行きを利用しました。

コース状況／危険箇所等

花じょろ道は道標もきちんと整備されていて危険箇所はありませんでした。

高松山から林道秦野峠間は枝打ちされた枝や葉が積もっていて経路がはっきりしないところがあります。道標の類はありませんでした。マーキングは林業関係のものが多く紛らわしいです。地図とGPSで現在地を確認しながら進みました。

秦野峠から日影山を越えて熊山分岐までは経路不明箇所が多数あります。地図とGPSで現在地を確認しながら進みました。特に林道を横断するまでは尾根が広いので要注意です。日影山を越えると薮漕ぎとまではいきませんが笹薮がうるさくなります。難儀するほどではありませんが倒木も結構ありました。経路も不明瞭でマーキングも少なかったです。

写真

11/23 7:24

田代向でバスを降りました。

11/23 7:28

川霧が発生していました。寒い。

11/23 7:49

今回は花じょろ道から高松山に登ります。

11/23 8:08

しばらく車道を歩いてここから登山道に入ります。

11/23 8:21

植林の中を登って行きます。

11/23 8:45

炭焼き釜跡だそうです。

11/23 8:54

ヒネゴ沢乗越に到着です。ここから高松山に向かいます。

11/23 9:12

高松山に到着〜山頂は広くて芝生になってます。公園みたい。

11/23 9:13

山頂からは富士山がきれいに見えます。

11/23 9:16

正面には箱根山がどーん。

11/23 9:20

海が輝いてる！

11/23 9:23

展望が素晴らしい山頂です。ここはお勧めですよ。

11/23 9:38

ヒネゴ沢乗越に戻って来ました。ここから林道秦野峠に向かいます。

11/23 10:06

道がよく判らないので適当に登って行きます。

11/23 10:14

鉄塔NO.29はよい目印です。

11/23 10:30

枝打ちされた枝で経路がよく判りません。適当に歩いて行きます。

11/23 10:33

植林の中に突如現れました。何でこんなところに桜の木？

11/23 10:51

コース終盤にきれいな黄葉がありました。

11/23 10:56

ここから林道秦野峠に下ります。

11/23 11:06

林道秦野峠に到着。

11/23 11:07

富士山は雲に隠れてしまったようです。

11/23 11:33

秦野峠付近は今が見頃のようです。きれいだ。

11/23 11:36

日影山への分岐に到着です。ここから分水嶺の続きを歩きます。

11/23 11:48

山肌の紅葉がきれいです。

11/23 11:48

この辺りはなかなかいいぞ。

11/23 12:02

手製道標があります。ここは進む方向を間違えないように注意してください。

11/23 12:04

落ち葉で全く経路が判りません。適当に歩いて行きます。

11/23 12:10

なんて気持ちがいい尾根なんだ。

11/23 12:21

いいタイミングで来たみたいです。

11/23 12:22

富士山は相変わらず雲の中。

11/23 12:25

日影山が近づいて来ました。

11/23 12:28

山肌の紅葉がきれい。

11/23 12:29

西丹沢の山並みが見渡せるポイントがあります。

11/23 12:30

下に見えるのは秦野峠林道です。

11/23 12:35

林道を横断します。松田方面（秦野峠方面？）は通行止めになっているようです。

11/23 12:43

崩壊地の縁を通ります。ここの通過は慎重に。

11/23 12:44

先程通った鉄塔NO.29が見えます。

11/23 12:46

岩を掴んでよじ登る感じでかなりの急登です。

11/23 12:49

ちょっと判りにくいですが、上から見るとこんな感じです。

11/23 12:56

ようやく日影山に登りついた。ちょっと荒れた雰囲気の山頂です。

11/23 12:58

三角点で山頂であることを確認しました。

11/23 13:06

日影山から下ると丹沢湖が見えてきました。

11/23 13:16

笹薮の始まりです。

11/23 13:23

薮の中はトレースがはっきりしています。

11/23 13:25

壊れたフェンス沿いに進んで行きます。鹿の足跡しかない。

11/23 13:31

更地が現れました。なんでこんな所に？でも展望は良い。

11/23 13:31

高松山と今日歩いてきた尾根を見渡します。

11/23 13:37

大涌谷の噴煙が見えます！

11/23 13:41

あまり歩く人がいないようで少々薮っぽい道が続きます。

11/23 13:53

竹の怪物みたい。

11/23 13:54

最後の笹薮です。

11/23 13:58

笹薮を抜けるときれいな紅葉が見られました。

11/23 14:02

熊山分岐に到着です。ここから一般コースになります。

11/23 14:13

丹沢湖の眺めがいいポイントがあります。

11/23 14:45

峠に出ました。ここで神縄トンネルに下る道を分けます。

11/23 14:47

峠には忘れられた石仏がありました。ちょっと寂しそう。

11/23 15:13

ダム広場に下る道を分けます。あと200mでゴールです。

11/23 15:16

神社に立ち寄り無事を報告しました。

11/23 15:19

ゴールの三保ダムが見えてきました。最初に登った太郎（六郎）小屋山が見えます。懐かしい。

11/23 15:24

ダム上から見える大野山と紅葉です。

11/23 15:28

1年7ヶ月ぶりに戻ってきました。やり遂げました〜

11/23 15:32

ダムを渡ってゴールします。お疲れ様でした。

11/23 15:46

おまけ。永歳橋と大室山です。大室山にはまだ陽が当たってますね。

11/23 15:58

丹沢湖畔の紅葉は見頃を迎えてます！

撮影機器：

COOLPIX P7100 NIKON

感想

tralog

先週に続き丹沢湖の流域分水嶺を歩いてきました。これでついに完結です。

どこから入って日影山を越えるかいろいろコース取りに悩みましたが、以前寄〜シダンゴ山〜秦野峠〜日影山〜丹沢湖と歩いたことがあったのでまだ一度も歩いたことの無い高松山から日影山を目指すことにしました。高松山へは以前から気になっていた花じょろ道を使うことにしました。

新松田駅から寄行きのバスに乗車して田代向で下車します。途中にあった温度表示は4℃を表示していました。さすがに山間部は冷え込んでいるようです。中津川からは川霧が発生していました。

花じょろ道は道標も完備し、道の手入れも行き届いているので問題なく歩けました。高原地図には載っていませんが、松田町のハイキングコースとして紹介されています。

高松山は初めて登りましたが、山頂は芝生になっていて広々としています。展望は遮るものがなく江ノ島方面から富士山まで眺められました。白い峰（南アルプスだと思う）がちょこっとだけ顔を出していましたが山名までは判りませんでした。

ヒネゴ沢乗越まで戻ってから林道秦野峠に向かいます。尾根は植林帯の中を進んで行きますが、枝打ちされた枝や葉がたくさん落ちていて経路がはっきりとしません。尾根を外さないように注意しながら適当に歩きました。判断に迷うような場面はありませんでしたが、時折地図で現在地を確認しました。

分水嶺の離脱地点（秦野峠付近）から日影山に向かう道に入ります。最初は尾根が狭く崩壊地の縁を歩きますので注意が必要ですが、下りきってしまえば尾根が広くなります。この辺りは紅葉が見頃になっていました。

林道に出るまでは尾根が広く経路もはっきりしませんので現在地を確認しながら適当に歩いて行きます。展望がよいポイントがありますので西丹沢の山並みや山肌の紅葉が眺められます。特に林道に下る手前にある展望が一番良かったです。

日影山へはかなりの急斜面の登りです。岩場になっていて岩を掴みながらよじ登っていく感じです。取り付きは崩壊地の縁を歩きますので注意が必要です。

登りきれば小広い日影山山頂に出ます。以前あった山名表示は無くなっていて三角点で山頂であることを確認しました。広い山頂ですので下るときは方向を間違えないように注意してください。

壊れた鹿柵に沿って尾根を進んで行くとやがて笹薮に入ります。それほど深くはありませんが、濡れていると厄介です。倒木があったりしますので経路を外さないように注意が必要です。基本鹿柵沿いに進んで行けば大丈夫です。

鹿柵が終わるとちょっとした広場に出ます。ここから最後の竹薮を抜けると素晴らしい紅葉に出会えました。ずっと植林帯を歩いてきたのでとても新鮮に感じました。

熊山分岐から丹沢湖に向けて下って行くといよいよカウントダウンの始まりです。
道標で残りの距離を確認しながらカウントダウンをして行きました。

最後は出発地点の三保ダムを渡りきってゴールしました。お疲れ様でした。

昨年の4月に出発して1年7ヶ月かかってしまいましたが、怪我もなく無事に到着できてよかったです。最後は天気も良かったし、紅葉も見頃だったので大満足です。

さて今度はどんな企画で歩こうかしら？