第90回定例山行・那須岳と三斗小屋温泉
- GPS
- 11:18
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:54
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:10
天候 | 23日=雪、曇り 24日=大快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
22日から初雪が降り、登山道各所に積雪と凍結がありました。ただし、アイゼンを使うほどではありませんでした。 |
写真
感想
発案なさったOさん、全行程をとりまとめてくれたO会長はじめ、ご同行いただいたみなさん、お世話になりました。ありがとうございます。かつて福島で暮らしていた時、那須の山はいつも近くを通ったり、かすめるだけで、今回ようやく登れました。
雪のない時期や厳寒期はまたひと味も二味も違うお山になるんでしょうね。またご一緒しましょう。
Nじ拝
今年初めての那須岳は、晩秋というのが良いのか、初冬といっていいのかわかりませんが、11月下旬となりました。今回は、大阪本社からОさんが参加してくださいました。初めての栃木県、初めての那須岳だそうです。しっかりと、そして安全にご案内をしなければと気合が入りました。
一方、22日には那須岳は初冠雪しました。大丸駐車場のライブカメラで映像を確かめると、横殴りの雪ではありませんか。少し心配しましたが、勤労感謝の日である23日は正午を過ぎれば、低気圧は遠のきます。9時過ぎに那須塩原駅で集合し、レンタカーにて温泉神社、殺生石を観光し、時間をやりくりして午前11時過ぎに那須ロープウェー山麓駅に向かいました。
駐車場に車を止めますと、かなりの寒さです。山麓駅内でしっかりと防寒着を着込んで山頂駅に向かいました。
山頂駅は暴風の中でした。身支度を万全にして、外に踏み出しました。観光客の悲鳴に見送られて、進みました。茶臼岳山頂は本日はパスをして、牛ヶ首〜姥ケ平〜三斗小屋温泉とコースを変更。茶臼岳を回り込み、樹林帯に入りました。
煙草屋旅館も夏とは違い、玄関の前に風よけの玄関がしつらえられていました。女性陣が露天風呂に入っている間、男性陣はビールで乾杯。レンタルのストーブを借りて部屋を暖めました。
ドンドンという太鼓の音が夕食の合図です。アユの甘露煮、豚肉の生姜焼きと山の中とは思えない、豪華な食事です。闇夜の露天風呂はとても温まましたが、脱衣所の床が凍っていました。うー寒い。
夜は8時半には就寝し、結果的に6時間以上爆睡できました。こんなに長く寝ることができるのも山小屋の良さですね。
朝食も太鼓の合図で始まります。温泉でゆでられた温泉卵は美味です。
煙草屋旅館さん裏から始まる登山道を進みます。硫黄臭が強烈な源泉や霧氷の中を楽しく歩けましたが、急斜面続きで結構つらいものがありました。食後30分以上時間をあけたつもりでしたが、胃も体も重い。全身がまだ目覚めていない感じです。
それでも踏ん張り、隠居倉へ。360度の大展望に満足しました。
そのあとは稜線を歩き、三本槍岳へ。歩いていく東北です。どっしりとした構えのこの山の姿が好きです。山頂からは、猪苗代湖が見えました。何度も来ていますが、猪苗代湖が見えたのは初めてです。遠くには新潟の山々も見えました。
朝日岳も薄雪の中でした。狭い山頂から転げ落ちないように写真を撮りました。いったん避難小屋まで下りて、茶臼岳に登り返しました。ロープウェーの最終時間(午後4時)もあり、急ぎ足で登りました。50分のコースタイムを、35分で駆け上りました。皆さんよく頑張りました。荒涼とした山頂で記念撮影し、山頂駅に向かいました。
天候に恵まれたうえ、那須岳特有の強風もなく、素晴らしい山行となりました。皆さんの努力のおかげで、誰も怪我なくすみました。ありがとうございました。
定例山行も90回となりました。2010年5月の第1回は丹沢・表尾根でした。よく続けてこられました。メンバーもだいぶ変わりましたし、今年は沓澤さんの訃報もありました。いろいろなことがあり過ぎですが、これからもよろしくお願いします。
1日目は小雪がちらつき風も強くて茶臼山は断念。三斗小屋に着いてすぐに入った露天風呂でも景色は雲の中で、星も見えませんでした。でも翌日が素晴らしいお天気に。厳冬期ほど気温は低くなく風もないという、この時期めったにない恵まれたお天気のなか、青空にまぶしく映える雪山を眺めながら、ふかふかの雪道をサクサク歩くという幸せを満喫しました。
2日目に3山を歩くことになったのですが、ロープウェーの最終時間が4時(チケット販売は3時半まで)で終盤焦りました。でも皆さまの励ましで足の遅い私もなんとかギリギリ間に合うことができました。感謝しています。
氷点下の気温のなか煙草屋の露天風呂に入るのは初めてでしたが、着替えの際、足が冷えるので、濡れてもいい予備靴下を持っていくと便利だと思います。また着替えの小屋の木の床は凍って滑りやすくなっているので注意が必要です。煙草家の布団は、毛布1枚と布団二枚が利用でき私は寒いと感じませんでしたが、廊下側に寝た人は頭が寒かったとのことです。
山を通じ知り合った様々な職種の人たちと語り合えるのも山の楽しみの一つですね。すべてにおいて楽しい2日間でした。皆さま、ありがとうございました。
およそ1年ぶりの那須岳です。夜空に貼りつく星空をカメラに収めるのが、今回の主目的でした。そのため実は景色には期待していなかったのです。しかし、いざフタを開けてみればすっかり雪化粧した那須・東北の山々に心打たれました▼初日は強風にあおられ、雪に足を取られて2度も転びながら何とか三斗小屋温泉へたどり着きました。山奥の露天風呂で至福のひとときを過ごします。凍える寒さも、ストーブの暖と三枚の掛布団で万全です▼二日目は、エビのしっぽが群れる中を隠居倉まで登りました。快晴の下、東北最高峰の燧ケ岳を遠くに眺めることができます。美しい姿です。そこからの尾根あるきは時折吹く風が冷たいけれど、天気が良いので苦になりません。太陽の力を肌で感じる瞬間です。三本槍岳の手前は、ふかふかの雪道トレッキングとなっていて、本当に気持ちが良いです。山頂からは猪苗代湖の先に磐梯山が尖っていました▼さらに朝日岳、茶臼岳と、1日で三山を回るのは、それなりにハードではありましたが、リーダが適切に休憩を入れてくださったおかげで、オーバーワークにはなりませんでした▼当初の目的は果たせなかったものの、思いがけず素晴らしい景色に出会えて、収穫のあった山行でした。O会長はじめ、同行してくださった皆さま、今回もどうもありがとうございました!
O会長、皆さま:
Rです。この度は、2日間たいへんお世話になりました。初めての雪山で、最初は怖かったのですが、すぐに慣れ、楽しさが増してきました。2日目は好天でかなり遠方(おそらく40〜50km)まで360°見渡せたので、非常に高い山に登っているように錯覚しました!雪山の中では入門レベルであったと思いますが、とても勉強になりました。歴史のある山小屋もとても楽しかったです。ぜひ、またご一緒させてください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する