雪の石尾根 奥多摩→六ツ石→鷹ノ巣→七ツ石
- GPS
- 07:59
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,836m
- 下り
- 1,619m
コースタイム
天候 | 快晴 午後は一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線 奥多摩駅から徒歩 復路) 西東京バス 鴨沢→奥多摩駅(610円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
南斜面ですが、標高700mくらいからは登山道に雪があります。 ほとんどの場所で圧雪されていますが、ところによってツボ足に近いところもありました。 多いところで40cm位の積雪でしょうか。 アイゼンは必携だと思います。 私ははじめて軽アイゼンを装着しましたが、登りは問題ありませんでしたが、下りは踵の方へずれてくるのでちょっと困りました。 多くの方は6本爪以上の装備でしたが、鴨沢⇔雲取ではアイゼンなしの人も...。 コースに危険箇所はありません。 あえて言えば、高丸山の巻き道はコース幅が狭く、雪が緩んでいたので慎重に歩く必要がありました。 |
写真
感想
はじめての雪上行でした。
ここのところの寒波で雪が積もっていることは、
ヤマレコで知っていましたが、
少し寒さが和らぐということで日曜日に石尾根に出かけました。
奥多摩駅から挑戦するか、
鴨沢から挑戦するか、迷ったのですが、
鴨沢から行くと雲取に登ってしまい
まず奥多摩駅には着かないだろうということで、
歩いたことのないほうを先に歩くことにしました。
登山口入り口までは40分の舗装道路歩きですので、
メンバーがいるならタクシーも選択肢の一つかと思います。
登山道に入ると10分もすると、上り坂でスリップ。
自分ではフラット・フットを心がけているつもりですが、
足が勝手に蹴りだしちゃうことがわかりました。
で、はじめての軽アイゼン装着。
感想は「意外と歩きやすい」!
はじめのうちはそれでも蹴り出しが効く場面があって、
力のロスをなくそうとするうちに
何とかスリップの数を減らすことができました。
このコースはよくできていて、
標高1,100mくらいまではほとんどなだらかな上りしかありません。
逆に言うと登りっぱなしで
平らなところもないということになります。
しかしながら、下っては登り返しというのよりはうれしいです。
ただし、ペースを測る標識が少なく、
コース上にある明確なピークは鷹ノ巣山までありません。
なので、自分のペースがつかみにくいコースだと思います。
*******
6ツ石への分岐ではじめて対向者とすれ違い言葉を交わしましたが
「今日は会う人が少なくてあなたが3組目」
とのことでした。
ということは、奥多摩から登ったのは
私以外には多くて2組ということになります。
分岐から
6ツ石への登りはあまり踏まれていませんでしたが、
気温が低いせいかツボ足にはなりませんでした。
*********
6ツ石分岐から鷹ノ巣山までには何人かに会いましたが、
日原から稲村岩尾根を登ってくる人が多いようでした。
もっとも2人にしか訊いていませんが...(笑)
*********
鷹ノ巣山の手前の開けたところは、
御前山、三頭山がパノラマのように眺められ、
もちろん富士山も見えました。
しかし、
この頃には体が重く、
休憩以外にも坂の途中で4-5回息を整える状態でした。
3週間ぶりの山歩きのせいか、
それとも雪が堪えているのかもしれません。
とくに軽くつづら折れになっているところが
直登になっていたり
というのも疲れの原因かもしれません。
*********
想定していたペースよりも遅く
予定していた7ツ石での昼食はあきらめ
鷹ノ巣山で昼食休憩。
ただ尾根に上がってくる風は冷たく、
10分そこそこで退散。
手前のところの方が休憩には良かったと思います。
********
鷹ノ巣山を下ったあとは
日陰名栗と高丸を巻く予定でしたが、
日陰名栗は巻き道がほとんど踏まれていなくて、
そのまま山頂まで登らされました。
逆に高丸は尾根伝いがあまり踏まれておらず、
巻き道はしっかりと踏まれていました。
もちろん巻き道を通りました。
前回秋に下ってきたときには
高丸を登り、日陰名栗を巻いたので
ちょうどよかったかもしれません。
*******
7ツ石では、2組のグループに遭遇。
若い男2人組はストックなし、アイゼンなし....。
もう一組の若いカップルに下りのコースを尋ねていました。
カップルの男性の方は
この尾根を行くと日原に下りるか、
奥多摩駅まで下りるか
だと説明しています。
おいおい、
今何時だと思っているの。
14:20だよ。
のぼりと下りの違いはありますが、
私ここまで約6時間かかっているの、
というとさすがに2人組はあきらめたみたい。
でも鴨沢から来たので、
別の道で下りたいとの希望。
彼らは地図も持たずにきた初心者で、
結局千本つつじから峰谷を地図を見せて
下りるようにアドバイスしました。
実は間違って、蜂谷って教えてしまいました(m(o´・ω・`o)m
「巻き道を選択して、分岐の3本目(千本つつじの標識あり)を右に下る
ように」と教えたのでたぶん大丈夫だと思いますが、
だいじょうぶだったでしょうか?
彼らはたぶん
ヘッドランプももっていそうにありませんでしたしね。
***************
7ツ石からは
小雲取・雲取をながめて、
ブナ平から鴨沢に下りました。
さすがにこの時間から雲取アタックは無理でした。
体にもかなり疲労が来ていましたので、
もう少し日が長くならないと日帰りはむりでしょう。
若者たちですが 僕が下っている途中登って来て
すれ違い 一人は完全にスニカーで 持っている装備からも大丈夫??と思ったのでした。
赤指を僕は登ったのですが トレースは薄く 分かりにくい場所も有りおまけに一箇所崩れている場所もありましたので 心配ですね〜
赤指の積雪量は 多くて 膝位はもぐっていました。
ご心配いただきありがとうます。
たしかに、元の道を戻るように進めるべきだったかもしれません。
奥多摩はもとより、稲村岩尾根よりはましだと思ったのですが.....。
私もトレッキング歴浅く、その割には怖い目にもあっているので、ある意味自己責任という面はあるのですが、今考えると元の道を戻るように進言すべきだったと思っています。
ご忠告ありがとうございました。
忠告をしたわけじゃないんです。
ごめんなさい。
単純に自分もあの二人が気になっていたので
どうしたのかなというのが少し分かったので
良かったです。
赤指尾根はトレースは薄いですが 凍結箇所が林道に
出てからなので そういった意味では安心なんです。
でもあの靴で あの積雪の中を歩くのは大変そうですけど
ikkiさん、
ありがとうございます。
あの二人に会ったのは7ツ石の山頂で本日最後ののぼりを終えた後で、かなり疲労していました。
もう少し冷静に考えれば、
元の道がベストであること
別道を教えるくらいなら、地図もあげればよかった
など、反省すべき点がいっぱいあったなあと
感じたからです。
そんな意味でご忠告と答えてしまいました。
まだ私も登山歴1年ちょっとでえらそうなこと言える立場ではありませんが、事故を未然に防ぐのも経験者のつとめであることを自覚して行こうと思います。
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