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Yamareco

記録ID: 167152
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雪の石尾根 奥多摩→六ツ石→鷹ノ巣→七ツ石

2012年02月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:59
距離
24.5km
登り
1,836m
下り
1,619m

コースタイム

8:33奥多摩駅→9:11石尾根登山口→11:10六ツ石山頂→12:41鷹ノ巣山12:51→13:33日陰名栗山→14:06千本つつじ→14:30七ツ石山頂→14:42ブナ坂→15:31堂所→16:13小袖乗越→16:32鴨沢バス停
天候 快晴 午後は一時曇り
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路)
JR青梅線 奥多摩駅から徒歩

復路)
西東京バス 鴨沢→奥多摩駅(610円)
コース状況/
危険箇所等
南斜面ですが、標高700mくらいからは登山道に雪があります。
ほとんどの場所で圧雪されていますが、ところによってツボ足に近いところもありました。
多いところで40cm位の積雪でしょうか。

アイゼンは必携だと思います。

私ははじめて軽アイゼンを装着しましたが、登りは問題ありませんでしたが、下りは踵の方へずれてくるのでちょっと困りました。

多くの方は6本爪以上の装備でしたが、鴨沢⇔雲取ではアイゼンなしの人も...。


コースに危険箇所はありません。

あえて言えば、高丸山の巻き道はコース幅が狭く、雪が緩んでいたので慎重に歩く必要がありました。
奥多摩駅を出て、国道20号線を右折して、橋を渡ります。市街地には意外と雪がありませんでした。
2012年02月05日 08:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 8:32
奥多摩駅を出て、国道20号線を右折して、橋を渡ります。市街地には意外と雪がありませんでした。
「おくたまむかしみち」の看板を右折します。
むかし道から、神社の階段を登っても行けるようですが、わたしは標識に従って舗装道路を登っていきました。
2012年02月05日 08:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 8:36
「おくたまむかしみち」の看板を右折します。
むかし道から、神社の階段を登っても行けるようですが、わたしは標識に従って舗装道路を登っていきました。
舗装された道路を歩くこと40分ほどで、登山道入り口です。途中林の中に入る道が何本かあったのですが、標識があるのはここだけでした。奥多摩駅にはタクシーが常時待機しているので、ここまで乗れば時間の節約になるかも。
2012年02月05日 09:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 9:11
舗装された道路を歩くこと40分ほどで、登山道入り口です。途中林の中に入る道が何本かあったのですが、標識があるのはここだけでした。奥多摩駅にはタクシーが常時待機しているので、ここまで乗れば時間の節約になるかも。
登山道を歩きはじめて10分ほどで、雪ですべるようなりました。軽アイゼンですが、初の装着。このあとはほとんどが雪道だったので、タイミング的にも正解だったと思います。
2012年02月05日 09:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 9:31
登山道を歩きはじめて10分ほどで、雪ですべるようなりました。軽アイゼンですが、初の装着。このあとはほとんどが雪道だったので、タイミング的にも正解だったと思います。
石尾根は人気の登山道なので、ほとんど圧雪されています。ただし雪の多いところでは、ツボ足になっているところもありました。
2012年02月05日 09:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 9:38
石尾根は人気の登山道なので、ほとんど圧雪されています。ただし雪の多いところでは、ツボ足になっているところもありました。
三ノ木戸あたりでは、左手に御前山が見えました。
2012年02月05日 10:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 10:28
三ノ木戸あたりでは、左手に御前山が見えました。
六ツ石山頂。登坂訓練に使用した石がおいてあるという話でしたが.....雪に埋もれていて何も見えません。
2012年02月05日 11:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 11:10
六ツ石山頂。登坂訓練に使用した石がおいてあるという話でしたが.....雪に埋もれていて何も見えません。
標高1,400から1,500m位の尾根見道は白銀の世界です。これから向かう鷹ノ巣山は右手になり、正面は日陰名栗山です。
2012年02月05日 12:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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2/5 12:20
標高1,400から1,500m位の尾根見道は白銀の世界です。これから向かう鷹ノ巣山は右手になり、正面は日陰名栗山です。
本日最初の富士山ですが、頭しか見えませんでした。
2012年02月05日 12:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 12:24
本日最初の富士山ですが、頭しか見えませんでした。
鷹ノ巣山の辺りからは、大パノラマが広がります。中央が奥多摩三山の「三頭山」です。富士山も写真左上に頭だけが見えています。
2012年02月05日 12:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 12:45
鷹ノ巣山の辺りからは、大パノラマが広がります。中央が奥多摩三山の「三頭山」です。富士山も写真左上に頭だけが見えています。
ついに本日2峰目の鷹ノ巣山頂に到着です。数人の登山客が昼食をとっていました。弱いながらも風があり、10分くらい休憩してから、すぐに降りました。
2012年02月05日 12:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 12:50
ついに本日2峰目の鷹ノ巣山頂に到着です。数人の登山客が昼食をとっていました。弱いながらも風があり、10分くらい休憩してから、すぐに降りました。
日陰名栗山頂。本当は先を急ぐため「巻き道」をいくはずだったのですが、巻き道のほうは圧雪されておらず、ここは山頂を経て通過することに。高丸・千本つつじの手前の丘は、巻き道の方が圧雪されていて、尾根筋はツボ足の跡...。
2012年02月05日 13:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 13:33
日陰名栗山頂。本当は先を急ぐため「巻き道」をいくはずだったのですが、巻き道のほうは圧雪されておらず、ここは山頂を経て通過することに。高丸・千本つつじの手前の丘は、巻き道の方が圧雪されていて、尾根筋はツボ足の跡...。
日陰名栗から。右手前に高丸山、左奥には7ツ石山、その向うに雲取り山への尾根が見えます。高まるの巻き道もはっきりと見えます。
2012年02月05日 13:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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2/5 13:34
日陰名栗から。右手前に高丸山、左奥には7ツ石山、その向うに雲取り山への尾根が見えます。高まるの巻き道もはっきりと見えます。
7ツ石山頂。1組のカップルと、2人の若者が相談事をしていました。
2012年02月05日 14:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 14:30
7ツ石山頂。1組のカップルと、2人の若者が相談事をしていました。
若者たちは、地図も持たず、アイゼンも持たず....。おまけに往路に歩いた道は降りたくない、とのこと。「峰谷」へ降りるアカザス尾根を地図を見せて説明しましたが....ちゃんと降りられたのでしょうか?
2012年02月05日 14:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 14:36
若者たちは、地図も持たず、アイゼンも持たず....。おまけに往路に歩いた道は降りたくない、とのこと。「峰谷」へ降りるアカザス尾根を地図を見せて説明しましたが....ちゃんと降りられたのでしょうか?
今回は時間の関係で行けなかった、雲取方面です。ここをブナ坂まで下り、巻き道を帰ります。
2012年02月05日 14:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 14:36
今回は時間の関係で行けなかった、雲取方面です。ここをブナ坂まで下り、巻き道を帰ります。
堂所。休めるような丸太も雪に埋もれていました。
2012年02月05日 15:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 15:31
堂所。休めるような丸太も雪に埋もれていました。
鴨沢バス停。16:48のバスにはゆっくり間に合いました。これを逃すと2時間待ちと、7つ石山頂でお会いしたカップルに教えてもらいましたので感謝です。
2012年02月05日 16:32撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2/5 16:32
鴨沢バス停。16:48のバスにはゆっくり間に合いました。これを逃すと2時間待ちと、7つ石山頂でお会いしたカップルに教えてもらいましたので感謝です。
鴨沢のほとりの奥多摩湖。凍った上に雪が積もっているのか、なかなか神秘的な色合いでした。
2012年02月05日 16:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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2/5 16:42
鴨沢のほとりの奥多摩湖。凍った上に雪が積もっているのか、なかなか神秘的な色合いでした。
撮影機器:

感想

はじめての雪上行でした。

ここのところの寒波で雪が積もっていることは、
ヤマレコで知っていましたが、
少し寒さが和らぐということで日曜日に石尾根に出かけました。

奥多摩駅から挑戦するか、
鴨沢から挑戦するか、迷ったのですが、
鴨沢から行くと雲取に登ってしまい
まず奥多摩駅には着かないだろうということで、
歩いたことのないほうを先に歩くことにしました。

登山口入り口までは40分の舗装道路歩きですので、
メンバーがいるならタクシーも選択肢の一つかと思います。

登山道に入ると10分もすると、上り坂でスリップ。
自分ではフラット・フットを心がけているつもりですが、
足が勝手に蹴りだしちゃうことがわかりました。

で、はじめての軽アイゼン装着。
感想は「意外と歩きやすい」!
はじめのうちはそれでも蹴り出しが効く場面があって、
力のロスをなくそうとするうちに
何とかスリップの数を減らすことができました。

このコースはよくできていて、
標高1,100mくらいまではほとんどなだらかな上りしかありません。
逆に言うと登りっぱなしで
平らなところもないということになります。
しかしながら、下っては登り返しというのよりはうれしいです。

ただし、ペースを測る標識が少なく、
コース上にある明確なピークは鷹ノ巣山までありません。
なので、自分のペースがつかみにくいコースだと思います。

*******

6ツ石への分岐ではじめて対向者とすれ違い言葉を交わしましたが
「今日は会う人が少なくてあなたが3組目」
とのことでした。
ということは、奥多摩から登ったのは
私以外には多くて2組ということになります。

分岐から
6ツ石への登りはあまり踏まれていませんでしたが、
気温が低いせいかツボ足にはなりませんでした。

*********

6ツ石分岐から鷹ノ巣山までには何人かに会いましたが、
日原から稲村岩尾根を登ってくる人が多いようでした。
もっとも2人にしか訊いていませんが...(笑)

*********

鷹ノ巣山の手前の開けたところは、
御前山、三頭山がパノラマのように眺められ、
もちろん富士山も見えました。

しかし、
この頃には体が重く、
休憩以外にも坂の途中で4-5回息を整える状態でした。
3週間ぶりの山歩きのせいか、
それとも雪が堪えているのかもしれません。

とくに軽くつづら折れになっているところが
直登になっていたり
というのも疲れの原因かもしれません。

*********

想定していたペースよりも遅く
予定していた7ツ石での昼食はあきらめ
鷹ノ巣山で昼食休憩。

ただ尾根に上がってくる風は冷たく、
10分そこそこで退散。
手前のところの方が休憩には良かったと思います。

********

鷹ノ巣山を下ったあとは
日陰名栗と高丸を巻く予定でしたが、
日陰名栗は巻き道がほとんど踏まれていなくて、
そのまま山頂まで登らされました。

逆に高丸は尾根伝いがあまり踏まれておらず、
巻き道はしっかりと踏まれていました。
もちろん巻き道を通りました。

前回秋に下ってきたときには
高丸を登り、日陰名栗を巻いたので
ちょうどよかったかもしれません。

*******

7ツ石では、2組のグループに遭遇。

若い男2人組はストックなし、アイゼンなし....。
もう一組の若いカップルに下りのコースを尋ねていました。

カップルの男性の方は
この尾根を行くと日原に下りるか、
奥多摩駅まで下りるか
だと説明しています。

おいおい、
今何時だと思っているの。
14:20だよ。

のぼりと下りの違いはありますが、
私ここまで約6時間かかっているの、
というとさすがに2人組はあきらめたみたい。

でも鴨沢から来たので、
別の道で下りたいとの希望。

彼らは地図も持たずにきた初心者で、
結局千本つつじから峰谷を地図を見せて
下りるようにアドバイスしました。

実は間違って、蜂谷って教えてしまいました(m(o´・ω・`o)m
「巻き道を選択して、分岐の3本目(千本つつじの標識あり)を右に下る
ように」と教えたのでたぶん大丈夫だと思いますが、
だいじょうぶだったでしょうか?

彼らはたぶん
ヘッドランプももっていそうにありませんでしたしね。

***************

7ツ石からは
小雲取・雲取をながめて、
ブナ平から鴨沢に下りました。

さすがにこの時間から雲取アタックは無理でした。
体にもかなり疲労が来ていましたので、
もう少し日が長くならないと日帰りはむりでしょう。







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コメント

はじめまして
若者たちですが 僕が下っている途中登って来て
すれ違い 一人は完全にスニカーで 持っている装備からも大丈夫??と思ったのでした。
赤指を僕は登ったのですが トレースは薄く 分かりにくい場所も有りおまけに一箇所崩れている場所もありましたので 心配ですね〜 
赤指の積雪量は 多くて 膝位はもぐっていました。
2012/2/6 18:34
ありがとうございます
ご心配いただきありがとうます。

たしかに、元の道を戻るように進めるべきだったかもしれません。
奥多摩はもとより、稲村岩尾根よりはましだと思ったのですが.....。

私もトレッキング歴浅く、その割には怖い目にもあっているので、ある意味自己責任という面はあるのですが、今考えると元の道を戻るように進言すべきだったと思っています。

ご忠告ありがとうございました。
2012/2/6 20:28
あっ
忠告をしたわけじゃないんです。
ごめんなさい。
単純に自分もあの二人が気になっていたので
どうしたのかなというのが少し分かったので
良かったです。
赤指尾根はトレースは薄いですが 凍結箇所が林道に
出てからなので そういった意味では安心なんです。
でもあの靴で あの積雪の中を歩くのは大変そうですけど
2012/2/7 6:24
再びコメントを戴きありがとうございます
ikkiさん、
ありがとうございます。

あの二人に会ったのは7ツ石の山頂で本日最後ののぼりを終えた後で、かなり疲労していました。

もう少し冷静に考えれば、

元の道がベストであること
別道を教えるくらいなら、地図もあげればよかった

など、反省すべき点がいっぱいあったなあと
感じたからです。

そんな意味でご忠告と答えてしまいました。

まだ私も登山歴1年ちょっとでえらそうなこと言える立場ではありませんが、事故を未然に防ぐのも経験者のつとめであることを自覚して行こうと思います。
2012/2/7 8:35
プロフィール画像
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