白山(白峰から)
- GPS
- --:--
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 2,311m
- 下り
- 2,310m
コースタイム
01:40 別当出合
--
02:20 別当出合
04:30 甚之助小屋
--
05:20 甚之助小屋
08:20 御前峰
10:45 別当出合
12:00 風嵐ゲート
天候 | 風雪強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉は安定の総湯。 |
写真
感想
週末は大荒れ。山にたっぷりの雪が増えたことを期待して白山へ行こう。
前日に伊賀から白峰へのんびり移動して風嵐ゲート前車中泊。
雨とみぞれが混ざったようなものがボンネットを叩きあまり熟睡できなかった。
いつものように0時出発。めちゃ眠い。
雨は雪に変わっていた。路面はウェットなので凍結していそうで怖い。
他の2人はMTB。僕はロード。スリックタイヤなので凍結にはめっぽう弱い。
滑る手応えを感じた時点でデポして徒歩に切り替える。
市野瀬発電所まで行ければ上等だと思っていたが、
意外と路面の温度は高くて凍結なし。市野瀬の先のつづら折りまで自転車で来れた。
ロードは軽いので早い。一足先に別当小屋に着いてしまったので20分寝た。
みんな揃ったところで再出発。濡れて滑る一本橋を渡ったら石畳を登りスキーを履く。
今シーズン最初のPon2oonだ。長いし重いし脚にくる。
しかしポン様を履いた時にズシリと脚にくるこの感触は
「どんな深雪もかかってこい」的な安心感が得られて嫌いではない。
今年の冬もせっせと脚力を鍛えて誰よりもパワフルにポンを駆る男になりたい。
甚之助小屋に着いてもまだ4時すぎ。真っ暗だ。夜明けまで2時間もある。
この調子だと真っ暗闇の弥陀ヶ原で暴風雪に吹かれる羽目になるので1時間談笑して待った。
今日は25時出発でも良かったが雪の状態がわからない以上は早めに出ざるを得ない。
お湯を飲んでおやつを食べて元気になったら甚之助小屋を出た。
徐々に東の空が明るくなってきた。間違って晴れないかなーと呟きながら弥陀ヶ原へ。
かなりの強風を覚悟していたが穏やかだった。視界も良好。
チビモンスターが育っていて癒される。
室堂の小屋で耐風装備にしっかり身を包んだらピークへ。さすがに直下は風が強い。
奥社でお詣りを済ませたらシールを剥がし、ハイマツと岩の海へテイクオフ。
これ初冬の羊蹄頂上直下でやったやつだー!!という具合でヒラヒラ高度を落とす
滑り初めてすぐに先生PTとスライドした。
ピークで会ったら面白いなと思っていたが本当にピーク付近で会うとは凄い偶然だ。
強風地帯を抜けると一気に視界がひらけて青空も出てきてテンションup.
こんなに雪が少なくてひどい天気にも関わらず、
脚繁く山へ通う僕らを神は決してお見捨てにならない。
その後は地雷に気をつけながら登山道を慎重に滑り降りた。石畳前で板担ぐ。
林道をせっせと漕いで自転車を回収してあとはスパーッと…いくはずだったが、
自転車を置いた場所を忘れて下りすぎてしまった。
おバカさん。1時間弱のアルバイトだった。
見つけた自転車は雪だらけで真っ白になっていて背景と同化していた。
こりゃ見逃すわけだ。寒い思いをさせてすまんかった。
積もった雪の上を転ばないように慎重に下ってゴール。
山頂の気温は-16度で風も出ていてまあまあ寒かったが、
それよりも下りの自転車を漕いでいるときに顔に当たるみぞれの方が
冷たくてしんどかった。
降雪中のダウンヒルはバラクラバ&ゴーグル必須だ。
いや、そもそも冬の自転車アプローチはマジで勘弁してほしい。
ドカンと降ってはじめからラッセルさせてください。
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