浜石岳・薩埵峠〜田子の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける〜
- GPS
- 07:01
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 948m
- 下り
- 940m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 6:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自家用車は興津駅前の有料駐車場に停めました。800円。 興津〜由比のJR運賃190円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
浜石岳への登山は浜石岳ハイキングコースを使用。ミカン畑やキャンプ場などもあることから途中まで舗装された道でしたが、その後は倒木等があり注意は必要です。浜石岳からの下山は薩埵峠まで稜線を歩くルートですが、かなりの倒木に苦労しました。登山口にもそのことは表示されています。 |
その他周辺情報 | 浜石岳山頂はかなり広い広場になっており、ベンチ等も装備されていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
毛帽子
靴
ザック
昼ご飯(ラーメン)
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 思った以上に天気が良く、インナーの重装備はあとでかなり邪魔になってしまいました。 |
感想
朝、外に出ると予想外の雪。本当は奥三河の宇連山へ行く予定でしたが、第2プランの浜石岳へ岡崎IC手前で変更しました。
これが大正解。静岡県は雲一つない快晴。菊川付近から富士山がどーん。
往路では、気さくなおばちゃんにみかんまでいただき、元気が出ました。
山頂は芝生広場になっていて広いのでのんびりできます。富士山と面と向かってラーメンを食べるのも貴重な経験でした。
さった峠へのルートは結構距離もあり、ハードそうでした。浜石岳に登った後下山に使う方が賢明かと思います。
さった峠は安藤広重の浮世絵と同じ構図の場所があり感激。ただそこから興津駅までの道のりは長かったのですが。
「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける」は万葉集に収められている奈良時代の歌人で三十六歌仙の一人である山部赤人の歌です。田子の浦を通って開けた場所に出て見ると、真っ白に富士山の上のほうに雪が降り積もっているという意味で、 薩埵峠から見た風景だと言われていますが、今回まさにこの真っ白な富士の高嶺に積もる雪の美しさを、浜石岳の登山途中、そして山頂から、さらには薩埵峠から眺めることのできた最高の登山でした。
浜石岳は、静岡市シティプロモーションにより、「オクシズ100選」の一つに選定されています。
登山路は舗装路と登山路ですが途中いくつも休憩箇所とビュースポットもあり、近所の農家の方が浜石岳に登る方限定でと幾種類もの蜜柑をわけてくださるなど、ほっこりする場面もありました。
山頂は開けていて静岡県中心部が一望できます。南は伊豆半島、東は富士市や富士山、西は静岡市、北には南アルプスがはっきりと見えます。
下山路としては薩埵峠に向かう道を使いました。急な道もいくつかありますが稜線沿いに歩く道で、距離も比較的長いです。下りに使って正解でした。
薩埵峠からは由比駅に行くべきか興津駅に行くべきか迷いましたが、薩埵峠ならではの風景が眺められた興津方面を選んで正解でした。
歳末にこれだけ長い間美しい富士山とともに過ごし、眺められたことは思い出で、来る年がとても良いことが起きそうな予感がしました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する