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Yamareco

記録ID: 169127
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

積丹岳[コンタ尾根〜北尾根 知床縦走準備山行]

2011年02月05日(土) ~ 2011年02月07日(月)
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samoa gmn-nosaka その他2人
GPS
56:00
距離
14.9km
登り
1,189m
下り
1,268m

コースタイム

5日:共同牧場-(3)-843下-(1+)-ピラミッド上-(1-)-843下C1
6日:C1-(1+)-ピラミッド上-(1-)-C1=C2
7日:C2-(1+)-ピラミッド上-(1)-Peak-(+)-岩峰上-(+)-Peak-(3+)-北尾根台地下-   (1.5)-共同牧場
天候 5日:寒冷前線の通過→高気圧の張り出し
6日:高気圧圏内→気圧の谷の前面
7日:寒冷前線の通過→冬型強まる
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
積丹共同牧場まで車で送ってもらう
帰りはヒッチハイク
コース状況/
危険箇所等
樹林外は雪が硬いのシーアイゼンがお勧め。無理せずEPにしてしまうのもよい。

ピラミッドの急斜は雪崩は怖くないが、雪が硬かったりハイマツが多いと大変。

ピーク直下の急斜は真っ白だったら弱層テストをするかもしれない。

やはり、積丹の天気は読みづらい

牧場から入山
2011年02月05日 07:43撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/5 7:43
牧場から入山
海のほうは青空
2011年02月05日 08:47撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/5 8:47
海のほうは青空
樹林内をホゲホゲ行く
2011年02月05日 10:40撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/5 10:40
樹林内をホゲホゲ行く
樹林外へ 奥に見えるのがピラミッド
2011年02月05日 11:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/5 11:39
樹林外へ 奥に見えるのがピラミッド
近づくとこんな感じ
2011年02月05日 11:57撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/5 11:57
近づくとこんな感じ
ハイマツのバリズボがだるい
2011年02月05日 13:23撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/5 13:23
ハイマツのバリズボがだるい
時間で引き返し
2011年02月05日 14:03撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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時間で引き返し
振り返ると美しい積丹
2011年02月05日 14:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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振り返ると美しい積丹
風に備えてブロックを積む
2011年02月06日 12:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/6 12:49
風に備えてブロックを積む
のっこし日 天気が悪い ピーク手前の斜面
2011年02月07日 08:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/7 8:42
のっこし日 天気が悪い ピーク手前の斜面
ピークで一瞬視界が出るも、その後なくなる
2011年02月07日 09:06撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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ピークで一瞬視界が出るも、その後なくなる
あっという間に牧場に下山
2011年02月07日 14:29撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2/7 14:29
あっという間に牧場に下山

感想

5日
札幌を3時出発。積丹を目指す。
ドライバーからビールの差し入れ戴いていざデッパ。重量化した荷物がずしりと肩にくる。

最初の渡渉は堰堤よりもだいぶ手前の末端に近い部分で渡渉。しっかりとしたSBで対処はなし。
尾根の取り付きは、末端のほうが登る距離が短くて楽。スキーでも行けたがめんどうなので上部でツボ。
そのあとは樹林の様子見ながら尾根を行く。Topは重量化しているはずなのにペースが速い。なんなんだ。

天気はなぜかよく、積丹ブルーがよく見えてきれい。843のテンバの手前に固いところあったが、短かったので一瞬ツボ。
そのあとテンバでシーアイゼンつけてく。

843ポコってまかないやつっているんだろうか。雪庇は全く出ていない。雪も去年より全然少ない。
870の手前でEPにして、西斜面でEP練。そのまま西を巻く。

ここからピラミッド下までBushだるい。
ピラミッドは、真尾根から二つ右の微尾根(地図でも微妙に分かる)の左側が登りやすい。上まで登ったところで引き返し。
下りは微尾根の右側をBSして下る。こちらの方が急だがBSでまっすぐ下りるなら楽か。

帰りの870は雪庇も出ていないので上を行った。サクッとテンバまで。sLはスキー適地を求めてどこかに行ってしまった。

この日の晩飯はブンの圧力鍋を駆使した鶏肉の入ったなにか。野菜も肉も分解しているが美味しい。
酒もそこそこに沈。

6日
さてこの日はH圏内から前面ということでのっこしチャンス。
空も晴れわたり積丹も余別も見えている。余別は白いですね。870手前でEPにして上を行く。
ん〜おかしいな〜。何故か昨日より風が強い。もう影響でてるのか。よくわからんので前面にしていく。

ピラミッドも昨日と同じ所登って尾根上に出てちょっといくと突然の強風。
おーこんなの久しぶり。メンツは尾根にへばりついている。あらら。

というわけで一段おろして時間待ち。ここも風が吹いてて寒い。
1時間半くらいまって、L-sLで局地風ではないかと偵察に行くも、さっきより強く空身でも大変なくらい。
ハハハ。引き返し決定。空はこんなに晴れ渡っているのにFuck’in積丹。

ピラミッドは登りと一緒のところ。後ろ向き2回くらい。
この日もsLはブンを引き連れてスキーにいそしんでいた。

明日の天気はなかなか悪そう。明日は悪天、のっこしは明後日と見込み、今日はステイ食。
あ〜なんか久々にこんな感じですね。

7日
朝からがっつり豚丼で気合いが入る。外に出てみると案外天気はいい。もしかしたら行けるのか?。

ピラミッド上も昨日が嘘のように穏やか。視界はそこそこだが波がある。

ピラミッド上からも雪庇はほとんどなく左が少し白いくらい。
Peak直下の斜面は、ゆるいところはBushないが、急なる所からBush出てくる。

それでも疎らなので、最後のコロニーから岩まではパーティーを離して通過。
直下の岩は間を行く、下るなら一瞬バックステップか。

さてここまできても天気は悪くならず。そんなこんなでPeakまできてしまった。
Peakのボッコは30cmくらいしか出ていなかった。埋まるというの本当にあるんですね。

さて視界に波もあるし岩峰にいくのは大いに迷うところ。少しでも悪化したら引き返すことを確認しアタックに向かう。

南側の雪庇に注意して岩峰まで。
バックステップポイントは、岩峰の登りに差しかかったら北斜面に入っていくと見つけやすいでしょう。
っとここで視界が落ちてくる。まったくもぅ。急いで戻って北尾根に入っていく。

Bushでたまにはまるだるい下りを続けていると、視界は結構落ちる。ついに悪天が始まるかと思いきや風は強くならない。

ここまでノンストップだったので1121ポコでちょっと休憩。寒いっす。
そこからの下りで少し右にずれて尾根外すがすぐに修正。

その下のタラ地に下ろすと視界も回復してしまった。What’s happen?
悪天の成果も得られずただつらいだけの行動になってしまった。

小岩峰はさくっと西巻き。台地の緩くなったところでスキーにかえる。

台地先600からの尾根上は白いので左から捲く。ここは急なので1年目ツボ。
台地下で進退について話し合う。明日は今日ほど悪くならなそう。
メンツの学業の都合もありいろいろ悩んだが、Pre2頑張るってことで下山することにする。

そうと決まればあとは、北尾根の快適スキーを楽しむのみ。3回目だが毎度楽しい。そんなこんなで共同牧場に下山。

ここの牧場下山も3回目だが真っ白な雪原を歩いていくのは気持ちいい。
牧場だといわなければ日本じゃないみたいだ。
遠くに見える積丹台地の斜面では全層雪崩が起きていた。春は近いのかな。

帰りのヒッチも30分くらいで札幌いきをゲットし帰札。

夜は反省会と食べ損ねたブンの食計を食べる。肉じゃがと鶏チリ丼。どちらも美味。そんななこんなで終了。

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