はじめての避難小屋泊 雲取山(三峯ピストン)
コースタイム
16日 : 8:30雲取山避難小屋〜9:00雲取山荘〜10:30白岩山〜12:35霧藻ケ峰休憩所(レリーフ横)13:05〜14:25三峯神社駐車場
天候 | 15日 : くもり 時々 晴れ 16日 : 雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは登山道入り口にあり。 ・トイレは三峯神社駐車場、霧藻ヶ峰休憩所、雲取山荘、雲取山避難小屋。 ・登山道入口より積雪あり。最初から6本爪アイゼンを装着。山頂まで外すことはありませんでした。 踏み跡は常にあるので、新雪のあとでも登山道を見失うことはありません。 ・この日は前日に新雪が降ったためか特に危険個所はありませんでした。 ただ駐車場の管理人さんの話によると、1週間前、白岩山付近ではアイゼンも歯が立たないほどのアイスバーン箇所もあったとのことです。都度状況確認ください。 ・白岩山〜大ダワ 「アイゼンの技術に自信のない人は引き返してください・・・」という意味の注意喚起の立て札もありますが、その間のトラバースは要注意。 ここのトラバースがアイスバーン状態になると、かなり恐いと思います。 ちなみに私達、アイゼンの技術自信ありません・・・ ・15日 : 駐車場ー2℃、白岩小屋0℃、雲取山山頂ー3℃ 16日 : 雲取山山頂ー6℃、白岩小屋0℃、駐車場0℃ |
写真
感想
前日夜に雪が降った。
雲取山、三峰から入るのははじめて。
そしてわくわく、ドキドキの初避難小屋泊。
いろいろなルートを考えたけれど、今年は雪も多そうだし、パートナー20キロ、yoshikoron11・5キロ、
はじめてのヘビーな荷物のことも考えて、三峰ピストンでGO!。
長い雪道歩きと荷物重量を加味し、夏のコースタイムの1.5倍の時間がかかると想定のうえ計画しました。
駐車場で出発準備をしていると、駐車場の管理人のおじさんが「雲取ですか〜?」と話しかけてきてくれた。
「一週間くらい前だけど、埼玉県警の人が登った際、アイゼンの歯が立たないくらいアイスバーンの箇所があるという話だったんで、どうかくれぐれも気をつけて」
な、な、なんですとぉ〜〜(*_*) どぉする〜? 鴨沢からにする??
でも、ここから鴨沢まで移動に2時間はかかるだろうとのこと。時間ロスが大きい。
昨夜雪が降ったので、雪がのって少しは歩きやすいと思われる。
おそらく凍結しているのは白岩山付近、私達の手に負えないような状況であれば引き返そう!
たぶん雲取までは行けないだろうな・・・そのつもりで歩きはじめました。
霧藻ケ峰までは緩やかな登り。積雪も多くもなく少なすぎず歩きやすい雪道。
霧藻ケ峰を過ぎると怒とうのアップダウンが始まります。
まず、白岩の肩、次に前白岩山、そして白岩山。
思いのほか雪道の状況は悪くありません。しかし、繰り返すアップダウンがとてつもなくキツイ。
白岩山を過ぎると大ダワまで一気に下るかんじ。(せっかく登ったのに〜〜ToT)
ここのトラバースが細くていやらしい。個人的にはきらいな道。
足に疲れがたまってきているところに、この下りのトラバースはちょっと辛かったです。
例の注意喚起の立て札がある箇所です。
この道が凍結していなかったことで、雲取まで登ることができました。
雲取山荘からの最後の登りはゼイゼイ喘ぎながら登りました ^^;
荷物が重いよぉ〜ToT もう早く下ろしたいよぉ〜〜〜
でもパートナーは私の倍の重さの荷物、あとちょっと、あとちょっと〜〜
そして目の前がひらけた瞬間、あぁ〜 着いたぁ〜〜〜 荷物下ろせる〜〜 ばんじゃ〜い ToT
がんばりました 自分達。
冬になると三峰から雲取に入る方が極端に減る訳、よぉぉ〜〜く分かりました。(><)
私達が避難小屋に荷物を置いた直後、鴨沢から来られたという単独のお兄さんがやってきました。
この日の避難小屋泊は、お兄さんと私達夫婦の3人。
3人であ〜でもない、こ〜でもないと山話は尽きることなく楽しい夜でした♪
小屋の室内温度は0度。これより下がることはなく初避難小屋泊は朝まで快適に眠ることができました。
夜明けはガスで真っ白。一面霧氷の白。
残念ながら朝日を見ることはかないませんでしたが、とても幻想的な朝でした。
お兄さんは朝まで鴨沢か三峰か下りのコースを悩んでいたようですが、やはり往路とは違う道を歩きたいとのことで、三峰を選択。
バスに間に合わなかったら、車で駅まで送るからねと約束し、それぞれのペースで歩き始めましたが、霧藻ケ峰までほぼ同じペースのようでした。
私達は霧藻ケ峰の休憩所でランチ。
お兄さんはバスの時間まであと1時間。たぶんここからペースあげたかな ^^;
お兄さんが待っているものと駐車場までおりると、姿はありませんでした。
楽しかったね♪ またどこかの山で会いましょう〜〜 \(^o^)/
山頂からずっと雪が降り続いていましたが、風はなく快適な雪道歩き。
下りになると荷物はウソのように軽くなり(軽くなった分は体の中に入ったということですな)
夜のうちにさらに積雪があったことで、道の状態も前日よりもさらに歩きやすい雪質となり、復路は不安なく下山完了。
あいにく天気には恵まれませんでしたが、初避難小屋泊、怪我もなく、思い出深い山行として私達の記憶に刻まれたのでした♪
【この日のBLOG】http://yoshikoronron.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22
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