天狗原山(小谷)2197m:ここだけは別世界?藪漕ぎなしの快適パウダーでした
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- GPS
- 09:04
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,682m
- 下り
- 1,706m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小谷温泉〜笹ヶ峰への林道は法面からの雪崩が起きやすく、各自間隔を開けるなどの注意が必要。また、山田旅館裏のショートカットルート、天狗原山への稜線乗り上げや、稜線の巻きなど経験が必要です。また山頂から尾根往復ルートの場合は滑走時の登り返しを考えたルート取りが必要です。これらは経験者の動向が望ましいです。今回の浅海川滑走の場合も、登り返し地点や、下山尾根の選択など、こちらも熟練が必要です。地形図以上に複雑な小尾根やアップダウンがありますので、慎重な判断が必要です。名人の熟練の技で下山尾根もかなり急ですが安心して降りれました。谷に誘導されないように注意が必要です。 前日の登りのトレースは、完璧なライン取りでこのエリアを知り尽くしたME-JINも感心していました。トレース主のytomoda先生、この場をお借りし感謝をいたします。 |
その他周辺情報 | 道の駅小谷、白馬周辺に温泉多数。道の駅としては食事も充実。温泉は夜9時頃前営業。同日なら温泉に複数回入浴可能とのこと。我々は帰宅時間の兼ね合いで、今回は温泉は割愛。 |
写真
装備
個人装備 |
山スキー装備一般。GPS必携。この日は風は無かったですが防寒にも十分注意されたい。カイロなどを持つと便利。2回のシールの張り替えも必要なルートですのでシール凍結防止に注意が必要です。
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感想
連休最終日は、天狗原山に向かった。
前日の風吹岳が終わって、道の駅小谷の温泉で疲れを取り、食事をしているところでJUNDrさんが合流。
しょーもない話しで盛り上がり、日本酒飲み比べをいただいたら、あっという間に就寝してしまった。
夜中に目が覚め、準備を整えて道の駅を出発しようとしたら、N田さんが前日の膝がダメとのことでお帰りになられた。
従って4人での山行となりました。残念ですがまた一緒に滑りましょうね。
スタートし、栃の木亭まで進むと、天狗原山へのトレースがあるじゃないですか。しかも上手なトレース。後日のレコからytomodaさんと思われました。この場をお借りしてお礼を申しあげます。
ここでも他愛のない話しをしながら、たまに後立山連峰の絶景に励まされてあっという間に山頂へとたどり着いた。
ホワイトアウトに近かったが、前日トレースもあったので、ME-JINさんの記憶を元に浅海川のV字谷へドロップ。
雪崩のリスクも高そうな谷で雪酔いもあったものの皆慎重に滑り、パウダーを満喫しました。
登り返し後は尾根滑走。難しい地形でしたが、ME-JINさんのルート取りとやや重滑走で林道の橋まで下りました。後は栃の木亭まで登り返し、ショートカットできるところはショートカットし、山田旅館まで戻った。
まずまずのコンディションで楽しいスキーができました。
3連ちゃんの滑走は初めてで体力は持つか?と思っていましたが、それなりに歩くことができました。
あらためて皆様ありがとうございました。またよろしくです。
藪に悩ませられている今シーズンここなら雪は十分だろうとME-JINのすすめで”天国軍団は”小谷に集結。道の駅小谷で温泉と食事をとり馬鹿話で盛り上がる。我ら”天国軍団”はフライングは絶対しないよ!とか・・・スタートは3時に。長丁場ルートで11時間かかる場合もあり・・とか打ち合わせしながら各自車に戻り車中泊。残念ながら前日の山行で膝を痛めたN田さんは当日朝、痛みが悪化し同行中止になった。(残念です。またの機会に!)
さて当日・・朝3時にはきっちりスタート。熟練のME-JIN先頭に今回は山田旅館裏ショートカットは通らず林道を進む。ここら辺の判断は積雪状態その他いろいろ難しい。林道の法面雪崩に注意しながら進む。尾根への乗り上げも前日のトレース主の完璧なライン取りがあり、極めて参考になりました(かなり慣れている方のようで、この場をお借りし感謝をいたします)トレースと浅いパウダーのおかげもあり予想以上に進行は早い。1800m付近尾根上からは白馬方面のマンダムな光景に感動しながら、山頂着は9時ちょっと過ぎ・・でした!昨年来た風雪地獄ときより平穏な山頂で気温は-10度ですが風は無く極めて平和的。手袋は2枚重ね程度で、地獄装備は必要なくサングラスのまま滑走とした。
滑走は・・・視界は今ひとつだが雪も安定しており、気温上昇もなく予定通り、浅海川エントリーラインとした。ここは流石の積雪で藪はほぼ無い。ただし、視界不良・雪酔い、まれに穴が開いた場所のもあり、スピードは出せない。各自一定間隔を保ち慎重な滑りで、全員を監視しながら天国軍団は進む。極上のパウダーで沢筋滑走を味わいながら登り返し地点へ。70mくらい登り上げ、ここからが下山尾根の選択に一工夫。地形図以上に複雑な起伏と尾根が派生しオンサイトだとかなり難しい。随所でGPSでの確認を要した。単独だとかなり不安になる場所でした。雪質が良いためトラバース・狭い尾根・藪斜面も比較的容易に滑走でき、皆さん無傷で林道に合流し後は2回目のシール歩行で、栃の木亭まで戻り後は林道を快適に滑走し山行を終了した。
後は連休の渋滞にはまらないように温泉なしで一気に帰宅。途中何度も眠気でSA・PAに止まりながら、パイロットアシストに助けられながら、夕方6時には家族と団らんを囲むことが出来、大満足の連休山行だった。
ME-JIN、K谷さん、M谷さんありがとうございました。皆さん黙々と強い人たちばかり。N田さんまたご一緒しましょう。
とにかくだらだら長〜〜〜い・・無編集動画はこちら。
コメント
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JUNDrさん、ktn92さん、ME-JINさん、こんにちは。
以前Dr.早川とF沢名人で天狗原山から浅海川&中海川を滑る記録を見て、自分も挑戦してなかなかいいルートだと思いました。浅海川からほんの僅かの登り返しで中海川を滑走して雨飾荘下の橋に戻れるので、素晴らしいルートでした。今回も素晴らしいメンバーで天狗原山BCができて良かったです。
自分も久々に天狗原山に行ってみたくなりました。どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
hareharawai様、コメありがとうございます。この山域・・百戦錬磨の名人についてゆけばスリルあるコースも入って行ける安心感があります。雪質もよく狭い尾根も苦にならずに滑走できました。モナカだったら・・・震えますね(笑)東海地方だと頚城までが日帰りのギリギリ北限ですので、またチャンスがあれば来てみたいですね。
ところで2月は初めに横浜で学会(金・土)があり、山スキーもからめようかと思っています。以前も同じように行って、谷川岳風雪で敗退していますが、日曜午前でささっと帰れるエリアはどこが良いでしょうかね・・・午後からは自宅までの帰りを考えると上越エリアで比較的優しい山かな、と思っていますが。この際ゴンドラありでも・・笑
JUNDrさんへ。
上信越では谷川連峰の西端の平標山だったら午前中に終了できます。平標沢を土樽方面に下ると電車とバスで車を回収することになってしまい時間がかかります。ヤカイ沢、センノ沢辺りでしたら午前中で十分楽しめるかと思います。平標山は苗場スキー場の近くに位置していますが、ゴンドラもリフトもありません。自分の1/4や1/14の平標山BCレコを参考にしてください。
hareharawaiより
hareharawai様、いつもコメントありがとうございます。
浅海川、最高ですね。日本とは思えない景色の中で滑走。
ME-JIN様様です。
コンディションが調わなければ難しいルートです。是非!
平標山は有名ですね❗御指南ありがとうございます。参考にさせていただきます❗
お世話になりました、ありがとうございました。
天狗原山は一度も行ったことなく、行きたいと思ってました。
それに浅海川を滑れるなんて思ってもいなかった。ほんと感謝感激で、余韻に浸っています。
私、ついて行けるか?そんな不安も、出発時にはすっとんでました。
F名人の先導、最強メンバー、天気も雪質も安定している・・・こんなベスト条件が揃うのは、次いつ来るか?もう、わくわくしながら登りました。
こんなに暗いうちから登るのが楽しかったのは初めてです。
今回参加できなかった方々とも、また登って滑りたいと思いました。
また、よろしくお願いいたします。
雪豹様、昨日はお疲れ様でした。また、帰路の案内ありがとうございました。
(安曇野のコンビニでそのまま素通りしてしまいごめんなさい)
浅海川、最高でしたね。経験がないと入れない絶景のルートでした。
これも全てME-JINさんのおかげでした。これからも一緒に仲良く天国軍団で活躍しましょうね。
雪豹さん、楽しい山行でしたね!静寂と冒険心とスリルが混在してなんともわくわくする滑走でした。僕らをひっぱてくれた名人様々ですね!また、maoさんも誘って来たいですね!とりあえず週末はまた何処か出動しようかと思っています。
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