竜ケ岳で初富士と好展望を満喫
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 603m
- 下り
- 591m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 4:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急な斜面や大きな段差もなく初心者でも歩きやすいですが、積雪が一部あり解けた後の土が泥状になり滑りやすいので慎重に。 |
写真
感想
今年の登り初めはやはりめでたい所が良いと日本一の富士山で・・・というのは命を落としかねないので、富士山の展望が良好な本栖湖近くの竜ケ岳に登ることにしました。
折角なら朝の富士山が見たいと夜に出発しましたが、久しぶりの車中泊ではあまり寝られずあくびを連発しながら本栖湖畔で日の出を待ちました。
天気は快晴で、気温は−3℃とこの時期にしては寒さは厳しくはないですが、流石に30分以上もじっとしていると体の末端から冷えてきます。
無事に日の出を拝み、湖畔の駐車場に止めて20分ほどはキャンプ場の中を歩きます。
最初に間違えて変な方向に進みましたが、所々に登山口への矢印看板もあり、登山口からはジグザグに登ってどんどん高度を稼いでいきます。
この山は斜面の角度は場所によってそこそこありますが、富士山のように折り返して登る箇所が多く緩やかなので初心者や年配者の方でも登りやすい山だと思いました。
日陰の部分は雪がありますがサクサクして滑ることはなく、用意してきたチェーンスパイクは出番なく終わりました。
石仏から先はひたすらジグザグの道を進みますが、常に富士山がドーンと見えるのでほとんど景色は変わってないのに何度も見返しその都度立ち止まってしまいます。
目の前の景色が開けてきてそろそろ山頂かなと思ったらもう一登りありますが、広々した景色が広がる中を登るのは気持ちがいいものです。
出発が遅れた分だけ到着が遅れましたが気にすることなく、山頂で富士山を見ながら至福のコーヒーを頂きます。
そのまま昼食にしても良かったのですが、ジビエ料理が食べたかったので下山後にしようと一通り展望を楽しんで元の道を下っていきます。
すると朝は凍っていた南西側に面した部分が溶けていてドロドロになっていて、いきなり最初の部分で油断してズルッといってしまい思わず手をつきます。
体はセーフだったのですが、グローブとカメラとザックに泥が付いてしまい落とすのに余計な時間を使ってしまって、結局登りと下りの時間はほとんど変わりませんでした。
しばらく下っていて靴の中に違和感を感じたので脱いでみると、中に泥が侵入していてゲイターを付けなかったことを今になって後悔しました。
ミドルカットの靴なので多少は大丈夫と思っていたのですが、まさかの新品の靴が一瞬で中まで泥だらけになってしまったのでした。反省です。
下山後靴の泥を落とし食事にしようと思ったら、予定していたお店はやっていなくてまたもやガッカリ。
仕方なく別の店で鹿肉を食べてしっかりと栄養補給して、本日泊まる下部温泉へと向かいました。
下部温泉は千年以上の歴史がある古くからの温泉街で、昭和31年に国民保養温泉地になって賑わっていましたが、今は昭和の雰囲気が残る古びた温泉街というちょっと寂しい状況でした。
しかし、宿によっては宿泊客は思ったよりもいる感じで、私が今回泊った宿もサービスが良くコスパは良かったです。30℃前後の冷泉は足元湧出で入る時は冷たく感じますが、入ってしまえば次第に慣れて加温浴槽と交互に浸かっていると体がじんわりと温まってきます。
露天風呂はかなりぬるく夏向けの温泉ではありますが、乾燥した冬でも肌がすべすべになる良質な温泉でした。
2日目は身延山や好展望で有名なみたまの湯に行きましたがさすがに休日とあって大賑わいでした。
帰りがけにもう一度富士五湖に戻り精進湖で夕暮れを迎えて帰路に着きました。
ちょっとしたトラブルもありながら楽しめた2日間でした。
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