雨中の高尾山周遊(登山復帰への足慣らし)
- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 439m
- 下り
- 421m
コースタイム
↓(1号路経由)
リフト山上駅 0905〜0915
↓(1号路)
高尾山頂 1001〜1010
↓(6号路経由)
ケーブルカー清滝駅前 1115〜1250(昼食)
↓
高尾山口駅前 1255(下山)
天候 | 雨のち曇。山頂付近は霧深し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
↓(バス) 志木駅 ↓(東武東上線) 朝霞台駅/北朝霞駅 ↓(武蔵野線) 西国分寺駅 ↓(中央線) 高尾駅 ↓(京王線) 高尾山口駅 毎度のことだが、高尾駅での中央線→京王線への接続は悪い。 東武東上線(志木〜朝霞台):140円 JR(北朝霞〜高尾):620円 京王(高尾〜高尾山口):120円 ※最安ルートは下記だが、乗り換えの関係で、5〜10分ほど余分に時間がかかる。 武蔵野線→府中本町→(南武線)→分倍河原→(京王線)→高尾山口 車の場合は、駅近隣に駐車場が大量にあり。 詳細は以下のURLにて。 http://www.takaotozan.co.jp/trafic/index.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
本日の雨で、雪はほぼ溶けており、ルート上に雪はほぼない。 よって、高尾山に関しては、滑り止めは不要。 3号路は昨夏の台風災害のため、現在通行止。 1号路以外は、地滑り、ハチの巣駆除、倒木等、 いろいろな理由で通行止めになることがある。 なお、高尾山頂から小仏城山までのルートは、 3月中旬まで各所で補修工事により、一部通行止め、迂回ルートがある。 詳細は、写真の1枚目と2枚目を参照(特大サイズにしてあります)。 1.高尾山口駅前〜リフト山上駅(1号路) 1号路は舗装路なので、雨で濡れていても、滑る心配はほとんどなし。 ただし、傾斜はかなり急。途中で関係車両が頻繁に通る。 (関係車両以外は車両通行止め) 2.リフト山上駅〜薬王院(1号路) 傾斜が緩むので、かなり楽になる。 ただし、薬王院の手前は階段なので、急。舗装路。 3.薬王院〜高尾山頂(1号路) 薬王院から長い階段が2つ続く。その後は舗装されておらず、 水たまりとぬかるみがひどい。 4.高尾山頂〜ケーブルカー清滝駅前(6号路) 水はけがよいのか、あまりぬかるんでいないが、 露岩しているところや、木の根があるところは滑りやすい。 ごく一部、雪が張り付いているところがあり、若干凍っているが、 平らなので慎重に通過すればまず問題はない。 沢(浅川の源流)の流れが出るあたりからは傾斜が緩む。 琵琶滝を過ぎると、舗装路に出る。 ※なお、高尾山口駅改札口の前には、駅員さんたちのご厚意で、 泥落とし用の水を張ったバケツとたわしがあるので、 マナーを守り、ありがたく活用しましょう。 【風呂】 高尾駅の近く(と言っても、徒歩15分以上)にある健康ランド「ふろッぴィ」が、 12時10分〜16時10分まで、毎時10分に無料送迎バスを出している。 大人2時間800円。 それ以上の利用は、平日大人1,200円、土日祝日は1,800円。 http://furoppy.co.jp/ 【食事】 昼食は、高尾山では有名な人気店、高橋家で摂った。 (http://www.takahasiya.com/) 普段は混んでいて、待つことも頻々だそうだが、 少し早い時間だったのと、天候不順だったせいか、かなり空いていた。 おすすめはとろろそばと天ぷら盛り合わせ。 蕎麦はコシがあっておいしい。つゆはやや濃い目。 生ビールは珍しくヱビス(とドライ)がある。 酒類のメニューは結構豊富なので、車で来るよりも、電車で来たほうが楽しめるかも。 焼酎の蕎麦湯割りなるものがあり、物珍しさに頼んでみたが、 蕎麦の香りがほのかに鼻をつき、結構おいしかった。 ただし、観光地価格なので、どれもちょっと高い。 |
写真
感想
さて、半年に渡って休んでいた山行を、ついに解禁しました。
休む原因となっていた両膝の故障も、手術、リハビリ等を経てだいぶ好転し、
これまでのウォーキングやランニングでも大きな問題は出なかったし、
(先々週のロングランニング後、多少炎症を起こしましたが、事なきを得ました)
理学療法士からも、少しずつ様子を見ながら登っても構わない、という許可を得ました。
本当は今日、これまで続けてきた入間川遡上を
最上流の名郷(飯能市。旧入間郡名栗村)からスタートして、
入間川の源流を踏んだのちに、
奥武蔵山域の大持山と武甲山を縦走しようと思っていたのですが、
天候が悪いため、身近な高尾山で足慣らしをすることに。
割合近所に住んでいる、mixiで知り合った方と共にしました。
ぼくは幼少時代から高校生まで、八王子市に住んでいたので、
高尾山は非常に馴染みの深い山であり、
悪天候で偶然登ることになったとはいえ、
山行解禁には最も相応しい山だったのかもしれません。
高尾山口駅を8時25分にスタートし、1号路をえっちらおっちら、
膝の感触を確かめながら登ります。
雨は結構ひどく、かいた汗が襟口から蒸気となって出るので、
メガネが曇って視界も悪く、昨年の北鎌縦走を思い出しました。
(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-127769.html)
しかし、土曜日の朝だというのに、信じられないほどにひとが少なく、
まるで高尾山とはかけ離れた、静かな1号路を、
ぼつぼつとふたりで会話しながら、のんびり歩きます。
途中、薬王院に立ち寄りました。
何の神様を祀っているのだろうと昔から思っていたのですが、
腰痛とか、交通安全とか、家内安全とか、いろんな神様がいるようです。
薬王院の中をぐるぐる回るだけで、いろんな神様にいっぺんにご挨拶できるということで、
省エネ参りをするにはうってつけ(笑)
薬王院からは、裏の4号路を上がります。
ぬかるみがひどく、ひとかげはさらに減ります。
とはいえ、傾斜がきついのは薬王院までで、
そこから先は階段以外は緩い傾斜ですので、どうってことはありません。
そして高尾山口駅からのんびりと歩き、1時間半ほどで登頂しましたが、誰もいません。
こんなに静かな高尾山頂は、初めて見ました。
帰りは、6号路、沢沿いを下っていきます。
滑り止めが必要、と標識にはありましたが、
実際にはほぼ雪がなく(雨で溶けたものと考えられます)、
何の支障もなく歩くことができました。
そして下山後は、同行してくださった方と、焼酎とビールを片手に、
名物のとろろそばと天ぷらを食べてから帰路へ。
膝は、最後まで特に問題もなく頑張ってくれました。
3時間余りの、ゆったりのんびりとした山歩き、
あいにくの雨でしたが、むしろ雨ならではの静けさを堪能し、
復帰への第一歩を刻むことができました。
雨よ、膝よ、ありがとう!
そして、復帰への足慣らしに付き合って同行してくださった方に、
この場を借りて深謝いたします。
明日は天候回復の予報、当初の予定である奥武蔵縦走をするつもりです。
(レコ:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-171435.html)
雨の中の高尾山周遊、お疲れ様でした。
膝の具合もよいようで、ホッとされているのでは?
某有名ガイドブックに掲載されてから、高尾山は渋谷のスクランブル交差点並の
人ごみと聞き及んでいますので、静かな高尾山を満喫できたmotchさんは、
かなりのラッキーボーイですよ
本格復帰されたら、「ゆったりのんびり」とはいかないでしょうから、
そんな山での時間の流れに身をまかせてみれば、「山」に対して
新鮮な発見があるかもしれませんね
それもまた、「山の神様」からのプレゼント
ricalonさん、こんばんは。
今や、一大観光地のようになってしまった高尾山ですから、
土日に行くのは結構勇気がいるものですが、
雨、冬、朝早め、と条件の悪さ?が揃いに揃ってたんですね。
おかげで、むしろ新鮮でした。
しかしながら、本格復帰後も、折に触れて
こうした「ゆったりのんびり」登山はしたいなあと思っています。
かつては、割合ガツガツとピークハントばかりを考えていましたが、
昨今はハイキングとか、ひとと登る山とかにも
楽しみを見出してきているからです。
(来週は5人でハイキングです)
もちろん、ガッツリ山も続けてやりますけどね
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