羅臼岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
帰りは女満別空港まで約70km |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。時々ヒグマが出没するそうです。 |
その他周辺情報 | 小清水温泉ふれあいセンター |
写真
感想
ウトロの民宿に泊まり朝早く出て登山口の岩尾別温泉に到着。雨が降ることはなさそうだが曇り空。木下小屋の脇から早速登り始める。勾配はそれほどきつくないので淡々と進む。オホーツク展望台(名前の割に大して見えない)を過ぎると熊注意の看板あり。ここから熊避けのラジオを点ける。1時間過ぎてから休憩場所を探しながら進むと弥三吉水に到着。朝食に菓子パン1個を頬張る。水が冷たくておいしい。ここまで来て誰にも追いつかなかったのでどうやら先頭にいるようである。ここから少し登ると暫く平坦となり極楽平の標識あり。また暫く進むと登りとなり銀冷水を過ぎて大沢雪渓に到着。まだ休みを入れるには早いのでそのまま登り始めるが結構足を取られる。10分ほど登って敢え無く6本爪アイゼンを装着。勾配が徐々に急になったところで後を振り返ると2人組のパーティーが登って来るのが見える。5〜10分差位の距離だろうか。こちらはそんなにゆっくり来たわけではないのに意外である。そのうち勾配は緩くなり雪渓は終わり。アイゼンを外して灌木の中を過ぎると羅臼平に到着。休まず右に折れて頂上を目指す。ここで昨夜幕営した単独の登山者とすれ違う。「随分早いですね。」、「ええ、幕営ですか。」の挨拶の後、三ッ岳の向こうで熊出現の情報ありとのこと。そちらには行かないが、随分と高い所にも熊が出るものだなと思いつつ先へ進む。この辺りは道幅が狭く朝露でズボンはびしょびしょになるが、寒気はないので気にせず進む。岩から水が滴る岩清水でコップを1杯。すごく冷たい。この後は溶岩ドームの名残り(最後の噴火は500年前)であろうか急勾配となる。途中50Mほどの雪渓があり踏み跡がないので滑りまくる。その後は大きな岩がごろごろした斜面を登り頂上へ到着。昨日の疲れもあってか想定より時間が掛ってしまった。頂上は岩だらけで狭く、いわゆる社もない。金属板を埋め込んだ2等三角点と小さな焼き物の仏像が一体あり。残念ながら昨日の斜里岳同様景色はないので後続が来る前に下り始め、50mほど下の風の弱い所で休憩しおにぎりを頂く。下りの雪渓も滑りまくり、岩清水でまた水分を補給。羅臼平に到着するちょっと前から雲間が切れ、頂上が見え始めたので何枚か写真に収める。下りの大沢雪渓はガスの中。アイゼンを付けず、走るように下りる。銀冷水辺りまでで20人ほどとすれ違った。天候はもうひとつだが、そこそこの登山客である。皆一様に熊避けの鈴を鳴らしている。往路と同様に弥三吉水で水分をしっかり補給し登山口に帰着。下りはいつも通り早かった。温泉脇の清流で汚れたスパッツ、アイゼンを洗って帰路に就く。
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