蒲原山の稜線1411mピークまで
- GPS
- 07:22
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,084m
コースタイム
- 山行
- 6:52
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:22
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の駅裏から取りつくが民家等もあるので迷惑にならないように 取付からしばらく作業道伝いに進む。鞍部から尾根に取りついてしまったが、よく見ると作業道がある。500mのコルに金属の蓋があり、取っ手がついている。下山時には露出していたので引っかからないように注意。(当日は後続の方がいたので、念のため木の枝で通れないように注意喚起した。) 林道に合流し、カットできるところはカットしながら標高を上げる。 紙すき山牧場付近では微妙にアップダウンがあるので上手くルート工作が必要。 |
その他周辺情報 | 道の駅小谷 深山の湯(660円 隣接のレストランで食事をし、レシートを提示すると入湯料が半額(逆順も可、食事代金から330円が引かれる)) |
写真
感想
蒲原山より南南西約3kmの位置にある風吹岳を第1候補として誘われ、参加したが第2候補の蒲原山を目指すことになった。当初風吹岳を追求しようと、取り付きになる北野集落へ向かうが、途中の道路が除雪中で北野にたどり着けるのにまだまだ時間がかかると判断して、道の駅小谷に戻ったのだった。この間除雪終了を期待して待っていたりしたので、蒲原山に向けての出発は7時を過ぎた。
道の駅から蒲原山までの標高差は1200m。我々の実力だと、ラッセルが酷くなければ1時間で250m位登れ、登頂は可能と思った。しかし朝方まで降り積もった雪がこの時はやけに重く、時間当たり200mのペースとなり、手前の1411mピークで13時となったところで戻ることにした。
滑降する分には超軽パウダーではないが十分楽しめる雪質で、良い斜面も多数残り、僕としては今シーズン初めてのまともな山スキー滑降を堪能することができた。しかし蒲原山に風吹岳と一度に2つ宿題ができたな。
標高1000m辺りから僕らに追いついて来た後続の人達の中で5,6人のスプリットボーダーのパーティーがあったが、僕らが下山した約1時間半後、僕らが入浴と食事を終えたところで出会ったので、蒲原山に登れたのかと聞いたら行きつけなかったという答えだった。僕らが終点とした1411mよりさらに上に登って行ったので、時間的に大丈夫かなとも心配していたのだが、適正な判断をして下りて来たのだろう。
当初の行き先はビッグルートを考えていたが、寒波襲来のために中止。そして行き先は小谷の風吹岳になった。小谷村に到着後も登山口の除雪の問題で、行ったり来たり、はたまた協議したり、除雪を待ったりして、時間が過ぎていった。最終的に行き先は小谷道の駅からスタートする蒲原山になったが、なんとスタートは7時をまわってしまった。
最初は多少のロングコースでも四人でラッセルをまわせばなんとかなるだろうと思っていた。しかし、ヤマに入るとすぐにそれは甘い目論見であることがわかった。想像以上に重くて深いラッセルだった。それでも誰も弱音を吐かずに、淡々と標高をあげていった。私はポン159で来たが、この重いラッセルにはBDカーボンメガワットで来た方が良かったかなと少し後悔した。
なかなか標高を稼げないので、途中でタイムリミットを13時に設定して、目標を稜線の1411Pに変更した。それでもたどり着けるか不安であったが、みんなのパワフルラッセルでなんとか到着。休憩して、すぐに滑走に入る。
前回の山行でゲタになったことに懲りて、今回はホットワックスをかけてやってきたので、滑りは気持ちよく滑ることができた。そのかわり、ちょっとしたシールオフの歩行はなかなか前進してくれなかったが。
いずれにしても今回は久々に四人集まって、話をしながらの楽しい山行となった。山頂に行けなかったが、個人的には大満足。みなさん、ありがとうございました。また行きましょう。
先日は木地屋から箙岳までソロで行った。踝からブーツラッセルだったが、ピークにはたどり着けた。
林道があることや標高差などから考えるとスタートは遅いものの4人でラッセルを回せば蒲原山ピークは5時間ほどで到着だろうと高を括っていた。
意外と晴れ間も見えて風もそよ風だったし。
近隣の除雪の状況を見れば3-40cmの新雪が前日に降っただろう。下部はやや沈降して重くなっていてもよいが、表層もこれほどまで重いとは…
ラッセルは頻回に交代しそれぞれ全力で挑むものの遅々として進まず。
蓋を開けてみれば1411mピークまでがやっと。強烈に雪が重かった。箙岳に行ったときの雪なんて吹けば飛ぶような軽ラッセルだった。
雪のコンディションでここまで変わるとは…
天候とは裏腹に気持ちも重苦しい。
多分半分も行かないうちにみんなが今日はピークに届かないことは分かっていたはずだ。それでも自分の番では全力でラッセル。
それでもそのうちどこかでend pointは決めないといけない訳で、自分はそれが稜線に出るまでだったらいいなと思っていた。
せめて後立山の一部でも眺めないと!
13時と決めて何とか稜線まで詰めた。1411mピークに一応立って、今日の健闘を慰めあった。
後続はその後も蒲原山に向けてラッセルを続けていったが、結局ピークには届かなかったようだ。
滑走では少し苦労が癒やされた。重くてスキーの操作は難しいものの程よく浮遊感を味わった。
途中で引き返したスキーヤー(二人?)は牧場のオープンバーンは残してくれていた。ありがたい。それぞれのシュプールを残した。
牧場を過ぎれば以後はモナカ雪。安全に滑降。
皮肉なことに集落から見える取り付きの斜面が最も雪が軽くて帰りにも生きていた。分からないものだ。
この4人が揃うのは久しぶり。それぞれ個性が異なっているのでいいハーモニーになっていると思う。ワイワイガヤガヤ、アホな話をしながら歩くのも楽しい。
ありがとうございました。
当初、風吹岳を目指し北野集落に向かっていたが、降雪直後で除雪作業の最中だったので第二案の、道の駅小谷から紙すき山牧場経由で蒲原山に変更となった。道の駅小谷から取りつけるので除雪の心配はいらないが、出発時間が遅いことと、天気が回復し雪が重くなってきたことで予想以上にラッセルに時間がかかり、蒲原山ピークはあやしくなってきた。皆さんで話し合った結果、13時リミットで稜線上にある1411ピークを目指すこととなった。
久しぶりIMPの4人が集まったのは昨年の立山アルペンルート滑降以来となる。道中皆さんでいろいろ会話しながら現地に向かい、前述のとおり道の駅に戻り、支度をする。出発時は小雪が舞い寒かったが大平に着くころには青空が広がり、アウターを着ていると暑いくらいだった。湿気を含み雪は重くラッセルは大変で、特にショートカットの急斜面では10分交代では思ったほど距離が伸ばせない。しかし皆さんと会話し、思いのほかいい天気のなか行動出来るだけでも楽しい。
1000m付近で後続の方が追いついてこられ、ラッセルを交代していただく。牧場付近のルート取りが僕たちの行きたいルートではなかったので、ここでまた自分たちのルートを切り開くと激ラッセル。1411ピークまでの斜面は雪も少し軽くなってきたが相変わらず重い。予定通り13時に1411ピークに到着し、しばらく休憩したのち滑走準備。後続の方は蒲原方面へと進まれた。ここまでラッセルを頑張ってきた分、ファーストトラックのご褒美は頂かせてください。少し重い雪ではあるけど終始気持ちのいい滑りであっという間に帰還。最後のほうはモナカになってきたので今回の行動判断は正しかったと思いたい。
温泉につかり疲れを癒し、さっぱりしたら食事をして帰路に着いた。皆さんありがとうございます。またリベンジしましょう!
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