向河原BS〜不老山〜湯船山〜三国山〜明神山〜三国山ハイキングコース入口〜山中湖平野BS
- GPS
- 05:50
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,767m
- 下り
- 981m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田急線 新宿駅05:45>新松田駅07:04 富士急湘南バス 新松田駅07:25>向河原08:05 <復路> 山中湖平野バス停15:25>バスタ新宿18:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
不老山までの急登は、踏み跡不明瞭でピンクテープ少ないため、ルートロスに注意が必要。初心者の単独行には不向き。 |
その他周辺情報 | 石割の湯は、定期水質検査で、男子大浴場1ヶ所からレジオネラ菌が検出されたため、2019年1月26日(土)から臨時休館(2019/01/28、同館HPより抜粋) |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド6
紅茶入りサーモス
カップ麺
菓子パン3個
ヒートテックタンクトップ
ヒートテック長T
ウールセーター
MHWストレッチオゾニックジャケット
MHWマイクログリッドジャケット
MHWチョックストン24/7パンツ
MHWグローブ
ヘッ電
予備バッテリー
カメラ
iPhone6S
Garmin GPSMAP 62s
アディダス テレックス スコープ GTX
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感想
2019年1月27日(日)、新宿駅05:45発の小田急小田原線急行に乗って、新松田駅に到着したのは、07:04頃になった。
新松田駅からは、07:25発の西丹沢自然教室行きの富士急湘南バスに乗り、向河原BSに到着したのは、08:00頃になった。
天気は、どピーカンで雲ひとつなく、風もなし。最高の登山日和となった。
今日のコースは、向河原BSからスタートして、不老山、湯船山、三国山、鉄砲木ノ頭(明神山)を経由して、山中湖平野BSまで歩くロングコース。
CT通りだと9時間55分かかる。CT8割でも約8時間30分かかるため、ヘッ電を一応装備した。
MHWフリューイッド6Lに暖かい紅茶500ml、プラティパス1L、菓子パン3個、着替えと風呂セット、予備バッテリー、カメラ、iPhone6S、Garmin GPSMAP 62sを装備した。
分かってはいたけど、基本ずーっと登りのロングコースなので、ペースを上げて進む。
相模、甲斐、駿河の三国境を歩きつつ、富士山に向かって進軍したら面白いかなと思い、このコースを歩くことにした。
向河原BSから吊り橋までが少しだけトリッキーで、バスの進行方向と逆に車道を5分程歩くと吊り橋を目視できた。
吊り橋を渡ると梅園が出てくる。白梅は、一分咲きだけど春の訪れを感じる。
農道を5分も歩くと登山道が始まる。
不老山までのこの区間は、まさに急登で踏み跡は落ち葉に埋もれてやや不明瞭で、ピンクテープも少ない。
GPSを頼りに進むが、時々ルートロスする始末。倒木も多いので、荒れた感もあり、初心者た向けのコースではない感じ。
最初の急登を登り切って樹林帯を抜けると、木々の間から相模湾を一望できるスポットに到着する。
海面に反射する太陽が眩しい相模湾と遠くの三浦半島までがよーく見える。
不老山に到着するも、眺望はなく一本入れてすぐに出発する。
不老山から少し西へ進むと、金時公園方面との分岐に到着する。
金太郎の小さな像が載っている道標の分岐点から見える雪景色した富士山は、迫力満点。ゴールの三国山まで晴天が続くことを祈りつつ、歩みを進める。
分岐点から200m程下ると世附峠に到着する。
誰が設置したのか分からないけど、お手製の解説付きの案内板が楽しい。
悪沢峠は、「この辺のヒノキ林、切り払われて眺望が良くなりました。しかし、また、ヒノキが植えられてしまいました。」と珍妙な解説が添えられている。
案内板おススメの「樹下の二人」スポットには、「あれが金時山、明神ヶ岳。あの光るのが相模湾。ここはあなたの憩いの広場」と二人で愛を語ると思いきや、肩透かしの憩いの広場で締めくくるしw
「樹下の二人」スポットあたりから、樹林帯は消えて、白くらの頭まで眺望の開けた広い尾根歩きが続く。
白い富士山は、三国山の陰に隠れたり、出てきたり。晴天の下、絶景が続く。
湯船山までの途中、北側には御正体山とその手前には甲相国境尾根が木々の間から良く見える。
いつもの事だけど、歩いてきた山を目視するのは楽しい。
明神峠は、人工物が多く、車道も近く、やや興ざめな感じ。
尾根道を歩き、車道を渡ると、いよいよ本日の核心の三国山への長い登りが始まる。
この長い登りは、コース後半ということもあって、地味にキツイものの、積雪も出てきたりで、飽きることはない。
この頃になると冷たい風が吹き始めて、手がかじかんでくる。
三国山頂は、林の中なので眺望はなく、一本入れてすぐに出発する。
三国峠までの下りは、北斜面ゆえに積雪が多く、かなりスリッピーでデンジャラス。今日イチで一番神経を使う下りとなった。
明神峠に到着したのは、正午少し前でCTを4時間30分程下回っていた。
丹沢のCTは、やはり甘めの設定のような気がする。
体力も時間も十分余裕があるので、予定通り、明神山へ向かって高度を上げる。
明神山は、茅の生い茂る黄色い小高い丘と言った感じで、15分程歩くと明神山頂に到着する。
明神山頂は、ラジコン飛行機を飛ばす愛好家達の集会所となっていて、登山客は見当たらず。
登頂直前に墜落したラジコン飛行機を拾ったのでオーナーに返却したが、茅だらけの山腹にラジコン飛行機を軟着陸させようとしたところ、失敗したとの返事だった。
明神山頂からの富士山は、見ての通り、ハンパなくデカい。
少しだけ靄が出始めてはいるが、雲ひとつない真っ青の空と雪の積もった白い山肌のコントラストが素晴らしい。
冬の乾いた空気に感謝だ。
山頂は、風が強く、寒い。写真を撮ってすぐに下山を開始する。
茅の間に出来た踏み跡を辿って行くと、マイカーと観光客だらけのパノラマ台に到着する。
ここからの富士山も見事。
雑木林を抜けて、高度を下げて行くとハイキングコース入り口に到着して、山中湖平野BSまで車道脇の歩道を歩く。
バス停前のセブンで缶ビールを買って、無事の下山を乾杯!
寒いけど、冷たいビールは最高に美味い。
あいにく、徒歩15分にある山中湖平野温泉「石割の湯」は、レジオネラ菌が検出されたらしく、2019年1月26日(土)から臨時休館しており、入浴はできない。
バスの予約を変更しようとしていたが、大菩薩嶺帰りのM店主と新宿駅で反省会を行うことが決まったので、予定通りのバスで帰京する事にして、セブンでビールを追加して、バス停のベンチでまったりと時間を過ごす。
山中湖平野BS15:25発の京王高速バスに乗って、バスタ新宿駅に到着したのは、18時頃になった。
M店主との反省会には、ぶらブラピ氏も少しだけ登場し、お土産を頂く(ぶらブラピ氏、お土産ありがとう!)。
尽きない山談義を終えて帰路についたのは、20時半頃になった。
本日の総平行移動距離は19.74km、累積上昇距離は1895mになった。
分かってはいたけど、GPSログを見ると、逆コースだともう少しラクだったかもと思いつつ、富士山へ向かって歩ける楽しさが一番のご褒美なのがこのルートの良いところ。
標高は高くないので、夏は暑さが厳しいだろうし、行くなら冬か春先が良いとも思った。
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