奥日光ブルーに映える『 庵滝・無名滝 』
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 460m
- 下り
- 455m
コースタイム
天候 | 晴れ(奥日光ブルー) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
緑沢に入ってから無名滝(「外山沢滝」という方も)までは,積雪は1m以上,踏み抜いたら股下で水が流れており,かなり傾斜があることから,知識・経験が必要。 トレース(2名の先行者)があったので,未経験でも行くことを決め,無事に到達できた(ワカン装着)。 |
写真
感想
庵滝の訪問記録が多く出ているので,「無名滝」のオプション計画を立て再訪問した。天気は,雲一つない「奥日光ブルー」だ。アイゼンやワカンを持ってきたが,戦場ヶ原の入口付近を見るとよく踏まれているので,「登山靴で行けるところまで」と考えて出発した。笹が見えていること,ポールの刺さり具合から,前回(2017.2)より積雪が少なく,歩くスピードは自然に上がった。途中,茨城県土浦市在住の男性の方(餃子は「正嗣派」,古賀志山に詳しい)と一緒になって,庵滝まで様々な話をしながら歩いたことも,テンポ良い山行につながった。
庵滝は,やっぱり美しかった。昨年「雲竜瀑」に行ったが,「コンパクト&滝の裏側に行ける」ことは「庵滝」の魅力である。到着した時に数名だった訪問者も,大勢の人となり,すっかり名所になった。緑沢との分岐に状況を見に行ったところ,新しいトレースがあったので,無名滝を見に行くことを決め,庵滝に戻って「ワカン」を装着し出発した。
トレースを見ると,踏み抜きが多かったこと,新雪でその深さが1m以上あったことから,ハードなルートであることが予測された。ワカンもかなり沈んだが,先行者のトレースが大きな助けとなった。それでも踏み抜いた時は股下までハマり,ワカンが引っかかって足を抜き辛かったうえ,ワカンの下が空洞でその下に水が流れており,脱出はかなり手間取った。沢を上がると,積雪はさらに増えて急登になったが,苦労の甲斐あって素晴らしい滝を見ることができた。カーテン状であること,太陽がよく当たることもあって白く輝く滝だ。厳しいルートであるため,このまま「秘境」として残るかもしれないが,このように記録に残すことも,もしかすると良くないことかもしれない。このような考えを巡らしながら,奥日光ブルーと美しい氷瀑を楽しんだ山行となった。
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