開聞岳
- GPS
- 03:30
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 784m
- 下り
- 784m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日にホテルに宿泊し、朝は7時半にチェックアウト。今回の鹿児島旅行の1番の目的である開聞岳へ登山に向かった。山に近づくにつれ、円錐型の美しい山容が見えてきて、「今から登れるんだ!」という気持ちが高まってきた。登山口のふれあい公園には8時20分に到着。ダウンや雨具のズボンを脱いで軽装にしてから出発。山頂までの道のりは3.5km。標高差は850mだ。明らかに南国の山らしい山道をえっちらおっちらと登っていった。土が黒く、植物も緑の生い茂った常緑樹やシダ系が多かった。本州の山なら、この時期の木々の葉は落ちてさびしいものだが、ここは違うのだ。春の野草であるスミレも咲いていた。朝なのに気温は10度を軽く越えていて、登り始めるとすぐに暑さを感じたほど。春の登山のようだ。3合目で上着を脱ぎ、長袖2枚になった。登りの傾斜はそれほどきつくはなかったが、朝のバイキングで食べ過ぎたせいか、体が重かった。40分ほどで5合目に到着。薩摩半島の南側が見渡せる展望台があって、その美しさに思わず「おおぅ!」と声を上げてしまった。もう半分かと思ったが、実際はここから1時間近くもかかった。6合目付近からは巨岩が連なり、そこにコケが生えているので滑らないように慎重に歩いた。仙人洞を過ぎて、8合目からは森林を抜けて風が吹き荒れるようになった。すぐに寒くなり、上着を着直した。9合目からは急坂の岩場の連続。でも北側の薩摩半島が見渡せるようになった。池田湖付近にある菜の花畑も少し見えた。ここには下山後訪れる予定だ。10時5分に山頂到着。先に登っていた人がいて、その方に写真を撮ってもらった。山頂からも北側の景色がひらけていて、薩摩半島の海岸線がきれいにのぞめた。遠くには桜島や霧島連山もかすかに見えた。南側はやや平らな山頂のひらけた場所となっていて、視界はあまりのぞめなかった。風を遮るものがないのでとても寒く、5分だけの滞在で下山開始。岩場が濡れているので慎重に、「ゆっくり、小股、足元、頭上注意!」と唱えながら降りて行った。足を少し滑らせたことはあったが、尻餅をつくようなことはなかった。下りてくるとポカポカ陽気となり、登って来る人の中には半袖の人もいた。1時間半後、登山口到着。往復3時間半かかったが、春と冬を同時に感じさせる楽しい山旅だった。この後は開聞岳が海や花とセットで見られる観光名所を訪れた。(瀬平公園、番所鼻公園、池田湖、たまて箱温泉)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する