八幡平の樹氷_2012/3/3
- GPS
- 07:29
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 971m
- 下り
- 968m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最終除雪地点の御在所にはさわやかトイレがあります。 20台ほど駐車可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は茶臼山荘直登ルートを選びましたが、旧八幡平スキー場からのルートも選べます。 常に雪崩には注意を払ってください。 |
写真
感想
素晴らしい樹氷に会えて最高の山行となりました。
これは毎年欠かせない山行になりそうです。
2月12日に猛吹雪のため敗退した八幡平にリベンジのため出かけてきました。
今回は3人でリベンジです。
前回同様、7時に道の駅にしねに集合して、御在所を目指します。
アスピーテラインは片側の除雪が終わっていたので快適に上っていきましたが、除雪が終わっていたのは学習院の入り口まででした。
その先はまだ車が通った跡がなく、新雪の上を通過し、この日御在所の一番乗りとなりました。
前回使用中止になっていたさわやかトイレは使用可能になっていました。
暖かいトイレの中で支度を整えます。
7時53分、出発です。
上空は雲が多いのですが、風もなく視界も利いており、なんとなく良い天気に向かいそうな感じです。
道路脇にある電光板の気温は-6度でした。
7センチほど積もった新雪が気持ちいいのですが、その下には春の重い雪を感じます。
まずはアスピーテラインを道なりに進み、恵比須沢にかかる橋を渡ったところで恵比須沢沿いに進みます。
8時25分、地形図の標高1070m付近で左の小沢に入り、右の稜線に取り付きます。
歩き始め、新雪の下には重い雪だったのですが、ここにくるとカリカリの雪になりました。
新雪が降らなければ、取り付きで苦労したと思います。
稜線に取り付き、景色を楽しみながら高度を上げていきます。
8時54分、いつしか広がった青空の下、太陽の光を浴びて輝く茶臼岳が見えてきました。
視界が利くとルート取りも楽なので、今回は茶臼岳の腹をトラバースして、そのまま茶臼山荘を目指すルートを取ります。
9時46分、茶臼山荘に到着です。
ここでは小屋に入らず、外で小休止をして、黒谷地を目指します。
スキー滑走を楽しむ方はここでシールをはずすのですが、自分たちはシールのまま黒谷地まで下りました。
10時11分、前回撤退した黒谷地に到着です。
そのまま源太森を目指して登りに入ります。
昨日のものなのか、新雪の下にトレースの跡がはっきりわかります。
高度を上げるにつれ、やっと樹氷らしい樹氷が姿を現れます。
ただ、最近の陽気で氷が薄いところは
少し解けたようです。
10時54分、出発から3時間で源太森に到着です。
360度の大展望を楽しみますが、残念ながら岩手山は雲の中でした。
上空も雲が多くなってきました。
展望を楽しんだところで、左右に広がる樹氷群を楽しみながら稜雲荘を目指します。
上空は茶臼岳を登っていたような青空はなくなり、太陽の日差しが気まぐれに差し込む感じです。
日差しが差し込んだときがシャッターチャンスと、写真を撮りまくります。
11時18分、稜雲荘に到着です。
天気がいまいちになってきたので、そのまま八幡平の頂上を目指します。
途中、秋田側から降りてきた方と挨拶を交わし、その方のトレースをお借りして頂上に向かいます。
11時32分、八幡平の頂上に到着です。
頂上にはひとりの方が休憩中でした。
挨拶を交わし、それぞれ写真を撮っていたら、その方から今日のメンバーのやまめさんが声をかけられました。
一緒に山に登ったことがあるという話から、いつもブログを拝見していますという話題になり、こちらがタラさんですと振られ、そしたらタラさんに会ったことがあるとのこと。
話を聞いたら、晴れあめさんの写真展でお会いした方でした。
世の中、狭いですね。
その方は稜雲荘には下りないとのことだったので、お別れをして稜雲荘に戻ります。
11時58分、稜雲荘に到着です。
中に入って、大休止です。
今回はみんなでカップ麺をいただきました。
休憩中、誰もこなかったので、思いがけず貸し切りの稜雲荘になりました。
12時30分、大休止後、いよいよ下山です。
休憩前よりも雲が多くなっていましたが、冬山としてはまだ十分良い天気の範囲です。
トレースどおり源太森まで戻ると、黒谷地までは下りなのであっという間です。
13時15分、黒谷地に到着し、すぐに茶臼山荘を目指して登ります。
茶臼山荘手前で、二人組みのパーティと会いました。
話を伺うと、安比スキー場から縦走してきたとのこと、ご苦労さまです。
13時50分、茶臼山荘に入って、下りのルートの確認です。
茶臼岳に登ってから尾根伝いに滑り、登った稜線を滑ることにしました。
そうと決まれば、出発です。
14時00時、茶臼山荘を出発し、14時15分に茶臼岳に到着です。
しばし展望を楽しみ、いよいよシールを外してスキー滑走です。
まあ、スキー滑走といえる滑りをするのはやまめさんだけなんですが・・・。
残る二人は基本ボーゲンで滑っていきます。
余裕がなくなると写真撮影もしなくなるので、恵比須沢を抜けるまでの写真はありません。
結局、15時に無事下山となりました。
御在所には自分以外の車が2台止まっているだけでした。
もう少し賑わうかと思っていたのですが、日曜日のほうが天気がいいようなので、みんなそっちを狙っているのかな。
コメント
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ですね
XNRさん
羨ましいです!
こんなお天気なら、茶臼岳くらいまでワカンで行けそうな感じです(笑)
山スキー欲しくなりますね。
こんな景色を見せられると。
今週、雨降りの予報が出ているので、樹氷が見られるのは今日明日までですね。
リベンジ!大成功でした!
美しかったですよ、八幡平のモンスター達・・・
いま思い出しても日に焼けた顔がニヤケテきます。(笑!
mitugasiwaさんなら八幡平山頂までワカンで行けちゃいそうですね。←本気にしないでね。(笑!
あっ!でもこの日秋田県側からスノーシューで登って来た男性がいましたよ。
btgrt180さん、今回は大成功ですね!
と言っても、btgrt180さんは、何度も冬の八幡平に行かれているそうで、自分のお庭にみたいなものですね(笑)!
樹氷いっぱいの冬の八幡平は、いろんな面で厳しい山域だと思いますが、岩手県民なら、岩手県側から、一度は行ってみたい立派なお山ですね!
はい、無事登頂できました♪
冬の八幡平、結構出かけているほうだと思いますが、まだお庭と呼べるほどではないですよ。笑
秋田県側からだと距離が短いのでお手軽なのですが、変化に富んだ景色を楽しむなら岩手県側です。
その分大変になりますが、達成感と満足感は大きいですね。
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