手稲山 平和の滝から

2010年01月04日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.7km
• 登り: 767m
• 下り: 769m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:37
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:45

10:15 平和の滝
12:17 12:17 夏道合流
13:18 13:18 手稲山ケルン
13:32 13:40 手稲山
15:00 ゴール地点

登 り 時 間　　3時間15分（休憩込）
下 り 時 間　　1時間30分（休憩込）
水平移動距離　　登り：4．7Km　下り：4．5Km（GPSトラックより）
標 　高 　差　 787m（GPSトラックより）

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西区の平和の滝まで除雪されていました

写真

手稲山は札幌市民なら知らない人はいないのではないかというくらい有名な山です。下の写真は市街地から見た手稲山です

この山には大きなスキー場があります
今回はスキー場の反対側の西区平和から登りました。青いのが夏道です

かなり寝過ごして9時半に出発、でも近いから大丈夫、10時前には登山口に到着。家から登山口までの道の95％が市街地というお気軽な山に思えますが内容は結構ハードでした。人気の山なので登山口には先着が2台もいました

10時15分出発。初めの50分はほぼ平坦で気持ちの良い雪道です。遠くに見えるのは犬の散歩中の方です

通称「送電線広場」と呼ばれる場所、山中では送電線が有効な目印になります。送電線は地図にも載ってますし

そしていよいよここからが本番、道のない山に入っていきます。去年までの私なら絶対に入ることはなかったでしょう

道がないので尾根づたいに直登するわけですが．．．滅茶苦茶な急斜面。45度近くあります

急な尾根を登りきると山頂が見えました、まだかなりあります。既に1時間30分経過、とてもあと50分で着くとは思えません

細い尾根を登り、平坦地と呼ばれる林を抜けたところにこんな看板が．．．夏道に合流したことがわかります

平坦地の次は最大の難所の崖錐斜面、広い急斜面が400m程続いています。しかも一気に200mも登るのでかなりきつい。平均斜度は30度以上あります、スキー場なら上級者コースです。最後は100歩毎に休んでました。この斜面を登るのに1時間近くかかりました。傾斜が急で足元が崩れて登れない。悪戦苦闘の末ケルンのあるところまできました。山頂はすぐそこです

ケルンのすぐ横はスキー場のリフト下り場で「スキーを上げてください...」のアナウンスが流れていてちょっと興醒めですが、とにかく山頂に行かねば！約10分で山頂に到着。夏なら標識があるのでしょうが雪に埋もれかけた変な鳥居だけがありました。初め見たときは何かわからなくて危うくこの上に座ろうとしました

山頂からの展望、どこからでも見えるこの山はさすがに素晴らしい展望でした。北側、石狩湾

東方向、札幌市街

南西には去年、と言っても先週登った迷沢山

百松沢山と烏帽子岳が凄い迫力で迫ります、両方共夏でも登るのが難しい山です

そしてこの絶壁の山は定天（定山渓天狗岳）でしょうか

遥か彼方の支笏湖を取巻く山々も見えます、すばらしい

なんとも興醒めですがテレビ局のアンテナ群

GPSトラック（線でつながった黒い点）とあらかじめ入力しておいた予定コース（薄い点）

感想

いたぞう

　今回は本格的な雪歩きが経験できました。近くでこんな素晴らしい登山ができる札幌がますます好きになりました。今回はあらかじめ地図で地形のイメージを作ってから登りましたが実際の地形と近かったので自信になりました。雪山の上りは夏山の3倍の体力が必要だそうですがそれを実感しました。1時間近くかかった最大の難所の崖錐斜面は12分で降りました。新雪の下り斜面は本当に楽しいということがわかりました、病みつきになりそうです