西吾妻山 グランデコからピストン


- GPS
- 05:59
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
歩行時間 3時間26分、行動時間 4時間51分
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●第4クワッドリフトトップ〜西大巓 標高1800m辺りまでは深いトレースあり。その先はトレースはないと思った方がいいでしょう。朝はつぼ足でも行けそうに感じましたが、14時以降はスノーシューでもそれなりに埋まる箇所がありました。因みに第4クワッドリフトは下りでの利用はできません。 ●西大巓〜西吾妻山 曇っていて殆ど先が見通せず西大巓からの下りのルートファインディングに苦労しました。雪は硬くなっており、スノーシューは正直不要な気もしました。雨が降って雪が融けて再度固まったようですね。 |
写真
感想
西吾妻山。この日は元々は安達太良山を狙っていたが、直前まで様子を見ていたらスキー場のツアーバスがいっぱいとなってしまったので、グランデコスノーリゾートから西吾妻山に登ることとした。
この日は東北は天気がよさそうだったのですが、決行日が近づくにつれ予報も段々悪くなっていき、最終的にはほぼ一日中曇りとの予報になってしまいました。まぁでもツアーバスは予約してしまったので、若干でも晴れることに期待して西吾妻山に登ることにしました。
磐梯方面行のツアーバスは消灯後も若者の団体が大きな声で話しており、中々よくは眠れませんでした。帰りのバスで聞きましたがこれには運転手さんも困っておられるようでした。
このバスでグランデコスノーリゾートで降りたのは僕たちだけでした。他は全員磐梯山で降りる若者のボーダーだったので、僕たちは格好的にも中々異様な目で見られていたと思います。グランデコでは休憩室で仮眠を取ってから、インフォメーションセンターに登山届を提出して午前9時半頃にゴンドラに乗って出発。ゴンドラの頂上から第4クワッドリフトまで若干下って、第4クワッドリフトに乗って第4クワッドリフトの頂上から自分の足で歩き始めました。
開始からしばらくは深いトレースがあってスノーシューが逆に邪魔でした。しかし標高1800m付近で突然トレースが消え、ここからは先行者の微かなスノーシューの跡を辿って歩いて行くこととしました。夏道を外れて手前の小ピークは右側から巻き、軽く斜面をトラバースして西大巓の山頂に至りました。山頂にはボーダーが一人おられました。しかし、どうやらあのスノーシューの跡をつけてくれた先行者ではないようです。
西大巓からの下りは周囲が全く見えないので大変でした。ここからはこまめに方角をチェックしつつ、先行者のスノーシューの跡も無視して概ね稜線沿いに歩いて行きました。鞍部まで来ると一安心。ここからの登りで間違うことはないでしょう。
西吾妻小屋まで来ると突然晴れて西吾妻山が姿を現しました。西吾妻小屋で下山してきた先行者とすれ違い、心の中で西大巓までのトレースに感謝しつつ挨拶しました。この方は西吾妻小屋で休憩を取ろうとしているようでしたが、西吾妻小屋は中にまで雪が入ってしまっており、2階の扉が開かず中には入れなくなっていました。誰が扉を開けっ放しにしたのでしょうか・・。
さて、周囲も見通せるようになったのでここから西吾妻山はサクサクと登っていけます。西吾妻山山頂ではちょうど天元台から登ってきた登山者の夫婦に会いました。この方たちは暇があればここに登られているらしく、つい先日の日曜日にもここを登られたとのことでした。日曜日の展望は非常に素晴らしかったようで、その話ぶりからも感動が伝わってきました。また日曜にはまだ樹氷があったようです。それと雪質もこんなに硬くはなかったらしいです。どちらも雨のせいで、樹氷も雪も雨で融けて最氷結したようです。
結局この日は吾妻連峰以外の山は全く見えませんでしたが、それでも十分に満足はできました。ただ吾妻連峰は大きな山塊で、目立つピークもない山塊なので、最高峰の西吾妻山を登って終わりという気分にもなりません。いつかは縦走してみたいものです。
帰り途中第4クワッドリフト頂上からゴンドラ頂上に至る過程で、漸く本日初の磐梯山が見えました。写真では山頂はまだ見えていませんがゴンドラの途中から山頂が一瞬晴れているのを確認することができました。磐梯山もこの3月中に登る予定でいますが、果たしてどうなるものやら?
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